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財政力指数の分析欄分母である基準財政需要額は増加、分子である基準財政収入額は減少となり、減少幅の方が大きかったため財政力指数は減少となった。また、3か年平均財政力指数においては、平成30年度と令和3年度の単年度財政力指数を比較した際に0.063ポイントの減少があったため、こちらも財政力指数を減少させる要因となった。今後も歳出削減や自主財源の確保を図り、財政基盤の強化に努める。 | |
経常収支比率の分析欄分母である経常一般財源収入については、地方消費税交付金や普通交付税、臨時財政対策債等の増に伴い増加し、分子である経常経費充当一般財源等は、償還元金の増加による公債費の増加や会計年度任用職員報酬の増加による人件費の増加等があり増加となった。結果として、分母の増加幅の方が多大であったため、経常収支比率は対前年度比で7.8ポイント改善した。類似団体等と比較すると、平均的な水準ではあるが、今後も自主財源の確保を図るとともに、事務事業の見直しによる経常経費の削減に努める。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人件費、物件費、維持補修費はすべて増加した。人件費の増加要因としては、会計年度任用職員の昇給等による増額。物件費については、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業等により増額となった。公共施設の維持補修については、引き続きファシリティマネジメントに取組み、総量の縮減や長寿命化を図る。 | |
ラスパイレス指数の分析欄- | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄定員管理計画に基づき計画的に職員数を見直しており、平成17年4月1日からは、5年間で6%の職員を削減する計画(集中改革プラン)を策定し、市町村合併によるスケールメリットを活かしながら、積極的に事務事業を見直すこと等により、合計で203人(-6.6%)の削減を図り、着実に計画を実行してきた。平成22年4月1日からの5年間では、職員数をさらに6%(-149人)削減する(消防職員を除く)計画を策定し、市立大学の公立大学法人化などによって3年経過時点で計画を上回る174人の削減を図ることができた。平成25年度からは行財政改革推進計画に合わせて定員管理計画を改訂し、平成25年4月1日からは6年間で60人の削減計画を定め、民間委託の推進などによって計画を上回る99人の削減を図ることができた。令和元年4月1日からは5年間で15人の削減計画を定め、令和2年度までの累計で9人の削減を図ることができた。 | |
実質公債費比率の分析欄単年度実質公債費比率は、令和3年度は対前年度比0.3減の8.0%となった。令和3年度算定では、平均値の算定基礎が平成30年度の7.8%から令和3年度の8.0%に入れ替わることから、実質公債費比率(3か年平均)は前年度比0.1増の8.0%となった。引き続き、市債発行額の抑制と、利子負担の軽減に努める。 | |
将来負担比率の分析欄分子は、地方債の現在高の増等に伴い将来負担額が増加したものの、控除対象額である充当可能基金が大幅に増加したことにより減少となった。分母は、標準税収入額等の増と、控除対象額である算入公債費等の増加により全体額は増加となった。結果として、将来負担比率は前年度に比べ、10.4ポイント改善した。引き続き、事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。 |
人件費の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子である人件費については会計年度任用職員の昇給による報酬額の増額等により人件費は増額となった。結果として、分母の増額幅の方が多大であったため、人件費に係る経常収支比率は、対前年度比で1.8ポイント改善した。引き続き、人員管理を徹底するとともに、行財政改革の推進等による時間外手当の縮減等に努める。 | |
物件費の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子である物件費については、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業等により増額となった。結果として、分母の増額幅の方が多大であったため、物件費に係る経常収支比率は、対前年度比で1.4ポイント改善した。引き続き、実施事業の必要性や効果を十分に検証し、経常経費の縮減に努める。 | |
扶助費の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子である扶助費については、子育て世帯臨時特別給付金事業等により増加した。結果として、分母の増額幅の方が多大であったため、扶助費に係る経常収支比率は、対前年度比で1.3ポイント改善した。市の独自施策については事業の必要性等を継続して検証し、選択と集中による実施事業の厳選を図る。 | |
その他の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子については、特別融資預託金事業の減額等により減少した。結果として、分母のみ増加したことから、その他(貸付金、繰出金、維持補修費等)に係る経常収支比率は、対前年度比で0.8ポイント改善した。公共施設の維持補修については、引き続きファシリティマネジメントに取り組み、総量の縮減や長寿命化を図る。また、各特別会計の健全な財政運用を進め、繰出金の縮減に努める。 | |
補助費等の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子である補助費等については、特別定額給付金事業等の終了により減少した。結果として、分母のみ増加したことから、補助費等に係る経常収支比率は、対前年度比で1.4ポイント改善した。引き続き、補助目的の達成状況や補助団体の財政状況を的確に把握し、積極的な見直しを図る。 | |
公債費の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子である公債費については、市債利子が減少したものの元金償還金の増により増加した。結果として、分母の増額幅の方が多大であったため、公債費に係る経常収支比率は、対前年度比で1.1ポイント改善した。引き続き、市債発行額の抑制と、利子負担の軽減に注力する。 | |
公債費以外の分析欄分母である経常一般財源収入については、普通交付税、地方消費税交付金や臨時財政対策債等の増に伴い増加した。また、分子については、人件費、扶助費、物件費等において全体的に増加となった。結果として、分母の増額幅の方が多大であったため、公債費以外の経常収支比率は、対前年度比で6.7ポイント改善した。引き続き、事業の必要性や効果を十分に検証し、経常経費の縮減に努める。 |
人口は微減しているが横ばい状態である。民生費は子育て世帯臨時特別給付金事業等により24,195円/人、衛生費は新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業等により7,410円/人、それぞれ増加した。総務費は特別定額給付金の事業終了等により82,593円/人、商工費は特別融資預託金の減により18,910円/人、教育費はGIGAスクール構想によるタブレット購入費等の減により2,607円/人、それぞれ減少した。今後も、事業の必要性や効果を十分に検証し、経常経費の縮減に努める。
人口は微減しているが横ばい状態である。補助費等は、特別定額給付金事業やプレミアム付商品券事業の事業完了等により、107,986円/人減少した。扶助費は、子育て世帯臨時特別給付金事業等により、25,137円/人増加した。貸付金は、特別融資預託金の減少により、11,113円/人増減少た。今後、事業の必要性や効果を十分に検証し、経常経費の縮減に努める。
分析欄分母である標準財政規模は、31.8億円の増である。財政調整基金残高については、33.1億円の増となったことから、標準財政規模比は3.87ポイント改善し、実質収支額については、7億円の増となったことから、標準財政規模比は0.69ポイント改善した。一方、実質単年度収支は33.7億円の増となったことから、標準財政規模比は4.13ポイント改善した。今後、更なる歳入確保と、選択と集中による歳出縮減を図り、実質収支比率の改善に継続して取り組む。 |
分析欄全ての会計において、実質収支は黒字となっている。分母である標準財政規模は対前年度比で増であり、分子である実質収支(又は資金不足・余剰金)は、一般会計及び母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計で増となり、標準財政規模比はそれぞれ改善した。一方、水道事業会計、下水道事業会計及び産業立地推進事業特別会計等では実質収支(又は資金不足・余剰金)は減となり、標準財政規模比はそれぞれ悪化した。全会計の合計においては、分子である実質収支(又は資金不足・余剰金)は減となり、標準財政規模比は悪化した。 |
分析欄市債元金償還金の増により、元利償還金等は増加した。また、都市計画税充当額等の控除対象特定財源、事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費の増に伴う基準財政需要額算入額が増加となったことにより、算入公債費等が増加した。元利償還金等の増加と算入公債費等の増加により、実質公債費比率の分子は増加した。今後も新たな市債の発行の抑制を図り、公債費の縮減に努める。分析欄:減債基金利用していない。 |
分析欄地方債残高の増により、将来負担額は増加した。財政調整基金、減債基金等の増により、充当可能財源等は増加した。将来負担額の増加以上に充当可能財源等の大幅に増加したことにより、将来負担比率の分子は減少した。今後も新たな市債発行の抑制を図り、地方債残高の縮減に努め、更なる歳入確保と選択と集中による歳出縮減に取り組む。 |
基金全体(増減理由)財政調整基金については、前年度の決算剰余金20億円、予算積立13.1億円により33.1億円の増加。減債基金ついては、20.9億円の増加。基金全体としては、58.8億円の増加となった。(今後の方針)特に財政調整基金、減債基金の増加により、基金全体は増加傾向であるが、各基金の使途・目的に従い、適切に積立て及び取崩しを行う。 | |
財政調整基金(増減理由)前年度の決算剰余金20億円、予算積立13.1億円を積み立てたことにより、33.1億円の増加となった。市税の収入が想定より減少しなかったことが主な要因である。(今後の方針)標準財政規模の10%程度を確保していけることが望ましいものと考えている。今後の財政状況を踏まえた場合に、急激な財政状況の変化等への対応も考慮し、適切な基金額を維持することを基本としている。今後も、災害への備え等のため、基金残高の維持とともに、減災・防災への施策に取り組む。 | |
減債基金(増減理由)20.9億円の増加となった。国が臨時財政対策債の今後の償還額を交付したため、その額を減債基金に積み立てたもの。(今後の方針)今回積み立てた基金額については、当初の目的通り活用していく。今後も、新たな市債の発行の抑制を図り、公債費の縮減に努める。 | |
その他特定目的基金(基金の使途)公共施設等整備基金:公共施設等の整備及び公共施設等に付随する物品の購入要する経費に充てるもの企業版ふるさと納税基金:まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に要する経費の財源に充てるもの(増減理由)公共施設等整備基金については、5.8億円の増加。企業版ふるさと納税基金については、3億円増加。(今後の方針)公共施設等整備基金:今後の公共施設の整備のための財源に充てるため、適切に積立を行う。職員退職手当基金:まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に要する財源に充てるため、適切に積立を行う。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄有形固定資産減価償却率は、類似団体平均及び群馬県平均より高い水準にあり、かつ、上昇傾向(前年度比1.1ポイント上昇)にある。公共施設等総合管理計画及び市有施設予防保全計画などに基づき、施設の維持管理を適切に行っているところであるが、今後は施設のあり方の検討に注力し、保有総量の縮減を推進していく必要がある。 | |
債務償還比率の分析欄債務償還比率は、充当可能財源の増等により前年度比283.0ポイントと大きく減少したものの、類似団体平均及び群馬県平均より依然として高い水準にある。当該指標が高い水準にある要因として、地方債の年度末残高等の将来負担額が大きいことや経常収支比率が高いこと等があげられる。市有財産の有効活用等による自主財源の確保に努めるとともに、事業見直しにより経常経費を縮減し、経常収支比率を改善していく必要がある。 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率と有形固定資産減価償却率ともに類似団体と比較すると高い水準にある。充当可能財源の増等により将来負担比率は低下しているものの、有形固定資産減価償却率は上昇しており、公共施設等総合管理計画及び市有施設予防保全計画などに基づき、施設の保有総量の縮減を推進していく必要がある。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率と実質公債費比率は、類似団体と比較すると高い水準にあるものの、充当可能財源の増等により、将来負担比率は減少した。安定した財政運営のための基金残高の確保や、公共施設等総合管理計画及び市有施設予防保全計画などに基づいた適切な施設の維持管理等について一定の効果が表れていると考えられる。 |
有形固定資産減価償却率が類似団体平均より特に高くなっている施設は、幼稚園・保育所であり、特に低くなっている施設は、学校施設と公民館である。幼稚園・保育所については、維持管理費用の増加に留意しながら、適切に更新や長寿命化を進めるとともに、統廃合や民営化による総量縮減も検討していく。学校施設及び公民館については計画的な更新の実績により有形固定資産減価償却率が低くなっていると考えられる。
ほとんどの類型において、有形固定資産減価償却率は、類似団体平均より高くなっているが、消防施設については類似団体平均より特に低くなっている。消防施設については、計画的に更新を行った実績により、類似団体平均より低くなっていると考えられる。その他の施設については、維持管理費用の増加に留意しながら、適切に更新や長寿命化を進めるとともに、統廃合などによる総量縮減も検討していく。
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