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前年度と同様の0.43となっているが、人口の減少が続いていることに加え、JRなどの大規模償却資産や中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。税収の確保が本町の大きな課題であり、人口増加のための定住や子育て支援、税収の徴収率向上対策を中心に取り組む。
歳出においては、町民プールの開設に伴う指定管理料の増加や降雪量が例年並みにあったことによる除雪経費の維持補修費の増加により経常一般財源が増加している。歳入においては、普通交付税の減少や地方消費税交付金等の各種交付金の減少の影響により一般財源が減少した。こうした要因から対前年度比で4.5ポイント増となっている。類似団体の中でも、下位の比率となっているため、行政評価により事務事業の点検・見直しを行い、民間委託の推進を図りながら義務的経費の削減に努める。
前年と比較して決算額が大きく増えているのは、主に物件費を要因としており、ふるさと納税した方への返礼費用が伸びたためである。人件費に関しては消防、清掃、し尿、斎場について一部事務組合に加入していることや、新規採用職員の抑制を行っているため、減少している。今後も定員管理の適正化や指定管理者制度の導入などにより、コストの低減を図っていく。
国家公務員の給与削減に伴い、平成23年度から大幅に増加している。また、国家公務員の給与削減が無いとした場合の参考値については平成23年度は95.7、平成24年度は96.4と、それまでとほぼ同水準となっている。今年度は0.5ポイント減となっており、要因としては職員の階層構成の変化によるものである。ラスパイレス指数は類似団体平均を上回っているが、今後も定員管理適正化計画に基づき、より一層の人件費の削減に努める。
集中改革プランに沿った民間委託の推進や、新規採用職員の抑制策に加え、平成18年度に職員の大量退職があったことから、類似団体平均を下回っている。類似団体内でも1位となっており、今後もこれまでの施策を継続するとともに、定員管理適正化計画に基づき、適正な職員数の管理に努める。
新規発行債が元金償還額を超えないよう努めており、比率は0.2ポイント減となっているが、類似団体平均を上回っている。今後とも新規発行債の抑制(元金償還額以内)に取り組むとともに、都市計画税区域を随時拡大して税収の増加を図り改善に取り組む。
類似団体平均を上回っているものの、前年度より改善した。主な要因としては、新規発行債の抑制による地方債残高の減少やふるさと納税を財源とする基金の積立てによる充当可能基金の増加が挙げられる。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、新規事業の実施等について総点検を図り、財政の健全化に努める。
決算額は町立保育所が閉園したことで、保育士への報酬が減少したことにより減額となっているが、経常収支比率は前年度よりも0.3ポイント増となっている。勤勉手当の見直しや給料表の改定により経常的な支出が増加していることが要因である。定員管理適正化計画に基づく適正な職員数の管理や民間委託の推進に努めるとともに、給与等の状況を公表し、改善を図っていく。
抑制に努めているものの、前年度より1.0ポイント増となっている。町民プールの開設に伴う指定管理料の増加により経常的な支出が増加したことが要因である。今後も行政評価により事務事業を点検、見直しを行い、民間委託の推進を図っていく。
標準財政規模に対する決算額の割合が類似団体平均と比較して、児童福祉費が高くなっている。扶助費全体としては類似団体平均を下回っているが、児童福祉費が伸びてきている。また、少子高齢化の影響もあり、今後は高齢者福祉費の更なる増加が懸念されるが、事業の見直しなどにより上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
類似団体中最下位となった要因は、主に公共下水道事業に対する繰出金が影響している。多額の初期投資を行った結果であり、その分普及率も類似団体を上回っている。平成26年度に消費税率改定に係る料金改定を行なっており、今後は建設事業を抑制するとともに、事業の進捗に合わせて都市計画税の課税区域を拡大し、比率の改善に努める。
事務改善委員会により補助交付金の見直しや廃止を行ってきたため、類似団体平均と比較して低い数値となっている。今後も補助交付金の見直し・廃止を進めながら、さらなる削減に努める。
新規発行債の抑制に努めているものの、臨時財政対策債の増加に伴い類似団体平均を上回っている。また、公共下水道事業の公債費繰出も多額となっており、公債費に類似の経費でも類似団体平均を上回る結果となった。今後も地方債現在高が増加しないよう新規発行債を元金償還額以内に抑制していく。
町民プールの開設に伴う指定管理料の増加や児童福祉費の伸びによる扶助費の増加などの要因により、経常的な費用が増加したことから、前年と比較すると3.3ポイントの増となっている。人件費、物件費、繰出金の比率が類似団体と比べると高く、公債費以外の合計については類似団体と比べると6.4ポイント上回っている
将来負担比率、実質公債費比率のどちらも類似団体平均を上回っている。実質公債費比率は、ほぼ横ばいとなっているが、将来負担比率については低下傾向にある。これは、毎年度の起債の借入額を償還額以内に抑えることにより、地方債現在高が減少しているためである。将来負担比率が低下傾向にあるため、実質公債費比率についても、今後は低下してくるものと想定される。
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