公共下水道 特定環境保全公共下水道 漁業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 南三陸病院
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類似団体平均と比べ0.01ポイント高い水準となってはいるが、人口の減少や全国平均を上回る高齢化率に加え、町内に大きな企業が少ないこと等により財政基盤としてはいまだ弱い状況にある。今後も必要な事業を峻別し、投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直しを継続し、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
歳入では、地方税が前年度と比較し90百万増加し、地方消費税交付金については75百万減少している。前年度と比べると0.8%増加しており、類似団体平均と比べると3.0%低い水準となっている。震災前と同程度の水準となっているが、今後も事務事業の見直しに努め、経常経費の削減を図る。
前年度から14,979円減少している。人件費は、復興復旧事業に従事する職員に対するものが減少し、物件費については震災等緊急雇用対応事業の事業縮小によって減少したことが大きな要因となっている。来年度以降も東日本大震災による影響で類似団体と比較すると大きくなることが予想される。
東日本大震災の影響による人口減少と復興事業への職員採用が大きな要因である。類似団体平均を4.2ポイント程度上回る数値となっているが、今後も復興事業が続くため、事業計画に見合った職員数を確保・調整し、住民サービスを低下させないよう努める。
昨年度に比べ0.5%減少している。元利償還金が減少したこと及び標準税収入額等が増加したことが主な要因である。今後、東日本大震災の影響により借り入れた公営住宅事業債の償還開始によって、比率が大きくなることが予想される。
平成24年度から将来負担比率が発生しない状況となっている。主な要因としては、地方債の償還額等に充当可能な基金が増加したことによるものである。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。
市町村合併により2つの一部事務組合も新町の職員となったことなどから、人件費に係る経常収支比率が類似団体と比較して高くなっている。民間でも実施可能な部分は指定管理者制度を導入することを検討し、また、今後も定員適正化計画によって適正な職員数にすることに努め、低水準化を目指す。
前年度と比べて0.1%高くなってはいるが、同水準であり、類似団体平均と比較すると2.1%高くなっている。各種計画策定業務等の委託等により、震災後高い水準となっている。また、業務の民間委託化を推進している影響もあるため、人件費から物件費へのシフトが起きている状況である。
類似団体平均も高くなっていることと、前年比から0.5%減少していることもあり、類似団体平均とは2.8%の差がある。今後、新規事業の実施により数値が変動する可能性が見込まれる。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を3.4%下回っている。震災前と同程度の水準となっているが、公営企業会計への繰出金等が依然として多いことから、今後も注視していく必要がある。各事業とも経費を削減するとともに独立採算の原則に基づいた事業運営に努める。
一部事務組合及び病院事業会計等に対する補助金等が大きく、歳出抑制の効果を表すのは困難であるが、類似団体平均が高くなったことから平均より0.3%低くなっている。
借換債の関係により、昨年度に比べ0.5%増加し、類似団体平均と比べて0.9%低くなっている。庁舎災害復旧事業や生涯学習センター災害復旧事業等にまだ起債を充てることとしており、今後数値が高くなる可能性もあるが、他の事業においては起債依存型の事業実施とならないよう財政運営に努める。
前年度と比較すると0.3%増加し、類似団体平均と比較すると2.1%下回っている。公債費・公債費以外ともに類似団体平均よりも若干低い水準となっている。人件費、補助費等、その他(繰出金)をそれぞれ改善に努め、全体としても類似団体平均よりも低水準を維持する。
実質公債費比率については過去5年間、平成12%程度で減少傾向となっており、将来負担比率については平成24年度から0となっている。実質公債費比率においては、地方債の償還完了や標準税収入額等の増により減少傾向となっているが、東日本大震災の影響による災害公営住宅建設事業が平成28年度をもって完了し、今後元金の償還が発生することから、今後は比率が上昇することが考えられる。そのため、地方債の新規発行の抑制と計画的な財政運営に努める。将来負担比率においては、0となっている要因には一般会計等に係る地方債現在高や退職手当負担見込額が減少していることも影響しているが、財政調整基金等の充当可能基金が増加したことが大きな要因である。充当可能基金の増加は、東日本大震災の影響による一時的なものであり、今後は比率が上昇することが考えられるため、計画的な財政運営に努める。
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