剣淵町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

本町簡易水道事業については、表①でわかるように単年度収支は赤字となっている。企業債償還が平成29年度にピークを向かえたが、平成27年度から令和元年度まで施設改修や老朽管路更新事業を実施していることなどを考慮すると、より一層経営改善に向けた取組を進める必要がある。また、表⑤の料金回収率については、決して高い水準にあるとは言えず、適切な料金収入確保の観点から令和5年度より5%程度の料金値上げを行う。今後も健全経営を続けていくための改善点を分析する必要がある。表⑧の有収率については、毎年度漏水調査を行い、漏水箇所があれば順次修繕し、有収率が下がらないようにしている。今後は、収益に結びついていない原因を特定し、その対策を講じることなど将来の給水人口の減少等を踏まえ、周辺団体との広域化・共同化も含め、健全な経営を目指し、検討を行うことが必要である。

老朽化の状況について

管路更新については、布設時期などから老朽の度合いを考慮し、適宜更新をしていく必要があると考える。平成27年度から令和元年度までの5ヵ年計画で、布設から40年以上経過した配水管について更新(布設替)をしている。布設替えに使用する管種については、漏水のおそれが少なく、耐震性を有する配水用ポリエチレン管を採用している。管路布設からの経年数を基準としつつも、福祉施設や学校等の重要施設の管路等も今後耐用年数に達し、同時期に更新時期を迎える管路が増加することが考えられるため、事業費の平準化を図り、計画的かつ効率的な更新が必要と考えられる。

全体総括

今後の料金回収率や住民サービスの更なる向上のために維持管理費の減少といった経営改善の検討を行うことが必要である。毎年度漏水調査を実施することにより、漏水箇所を早急に修繕し、有収水量や経常費用の変化等を踏まえながら、今後も漏水調査等を毎年実施し、有収率向上を図っていく必要がある。施設老朽化対策については、平成27年度から令和元年度までの5ヵ年計画で、布設から40年以上経過した配水管について更新(布設替)をしているが、管路経年化率や管路更新率の状況を踏まえ、福祉施設や学校等の重要施設の管路等も考慮しながら更新していく必要があると考える。また、経営の健全性・効率性や老朽化の状況を分析し、近隣市町村との情報共有・連携強化、広域化等を含めた改善に向け取り組む必要があると考えられる。

類似団体【D3】

上ノ国町 厚沢部町 乙部町 今金町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 京極町 共和町 古平町 仁木町 妹背牛町 比布町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 苫前町 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻富士町 清里町 置戸町 佐呂間町 興部町 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 新冠町 えりも町 新ひだか町 上士幌町 鹿追町 中札内村 幕別町 豊頃町 浦幌町 釧路町 鶴居村 中標津町 標津町 今別町 蓬田村 五戸町 田野畑村 普代村 野田村 上小阿仁村 大潟村 東成瀬村 大蔵村 鮭川村 戸沢村 郡山市 下郷町 只見町 北塩原村 磐梯町 柳津町 中島村 平田村 古殿町 長野原町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 東秩父村 新島村 三宅村 小笠原村 清川村 出雲崎町 舟橋村 入善町 池田町 美浜町 上野原市 西桂町 鳴沢村 川上村 南牧村 阿南町 下條村 大桑村 麻績村 筑北村 小川村 山県市 垂井町 七宗町 東白川村 設楽町 東栄町 井手町 和束町 南山城村 山添村 紀美野町 九度山町 広川町 若桜町 日野町 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 久米南町 安芸太田町 神石高原町 上関町 阿武町 勝浦町 佐那河内村 神山町 松野町 東洋町 奈半利町 田野町 安田町 芸西村 本山町 土佐町 仁淀川町 梼原町 日高村 津野町 大月町 赤村 上毛町 太良町 小値賀町 美里町 玉東町 南小国町 西原村 津奈木町 相良村 山江村 九重町 木城町 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 国頭村 大宜味村 竹富町