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地方財政ダッシュボード

島根県江津市の財政状況(2023年度)

島根県江津市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

江津市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水下水道事業小規模集合排水処理排水処理事業個別排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

人口減少が進み、高齢化率も高い(R2国調39.2%、H27比2.6ポイント増)本市においては、社会福祉費や高齢者保健福祉費等の需要が逓増する一方で、地場基幹産業の景況も安定しない状況にある。指数はほぼ横ばいの状態が続いており、島根県平均を上回るものの、全国平均、類似団体と比較すると大きく下回っている。総合振興計画、総合戦略を基に、産業の振興、定住促進、人口減少対策等を進めることにより、財政基盤の強化を図るとともに、自主財源の確保の取り組み等健全な財政運営に努めていく。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度比3.5ポイント悪化した。繰出金以外の人件費、物件費、扶助費、補助費、公債費、維持補修費の全てにおいて増となったことから、分子の経常経費充当一般財源は、全体として前年度比248百万円の増となった。一方、分母の経常一般財源収入は、普通交付税や臨時財政対策債の減(計-109百万円)等により、前年度比84百万円の減となった。分子の増に対し、分母の減となったことで、母子間差が縮小し上昇(硬直化)した。今後も主な収入源となっている普通交付税や税収入等の動向を注視しながら、増加傾向にある歳出経費について見直し、抑制を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和5年度では物件費が減(-53百万円)となったが、人件費、物件費等合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主に人件費が要因となっている。職員数は、定員管理計画に基づき減少しているものの、人口に占める職員数の割合は、類似団体内の中でも平均を上回る位置に給与水準を含め(ラスパイレス指数)あることに起因する。また、物件費の中でも自治体DXに伴うシステム導入・維持経費などについては、地域内のIT専門人材の不足から県外ベンダーに依存する状況から経費が増加傾向にある。適正な人員管理と業務を効率化図るとともに、施設の老朽化により増加が見込まれる物件費や維持補修費も、事業の精査、施設の統合・集約化を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

平成25年度から平成29年度の5年間においては、給与カットの実施により、類似団体平均を下回っていた。令和5年度においては、前年度比で0.4ポイント減少の98.4となったが、給与カットの終了以降は、類似団体平均よりも高い数値で推移しており、年功的な要素が強い昇給、昇格制度の在り方や手当の見直しなど適正化に努める

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数については、平成16年度の市町村合併時に策定した定員管理計画の着実な実施によって、削減目標を達成をしている。現在、令和3年度からの第4次定員管理計画において、令和8年4月1日までの5年間で10人の削減目標を掲げているが、本市の人口減少が職員の削減スピードを超える速さで進んでいるため、人口当たりの職員数は微増し、また類似団体比においても、若干乖離が生じた。行政職員に求められるサービスの質が量とともに高まる中、職員の採用人数については、行政サービスの効率化や見直しを踏まえた適正な人事管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

令和5年度(単年度)では、前年度比0.05ポイント減の10.4%とほぼ横ばいであった。3か年平均では、11%台で推移した令和2年度(単年度)における一部事務組合への負担金が、令和5年度では大幅に減となったことで、0.2ポイント減の10.8となっている。しかし、依然として類似団体平均を大きく上回っており、引き続き新規普通建設事業、公営企業の事業計画の見直し・精査・事業繰り延べのほか、地方債の繰上償還の検討等により、実質公債費の抑制を引き続き図っていく。

将来負担比率の分析欄

平成20年度以降は大規模な建設事業の実施に伴い発行額が償還額を上回る状況が続いていたものの、平成26年度以降、算入公債費等の増により良化傾向にある。令和5年度では、令和元年度、3年度に続きの約720百万円の繰上償還を実施したことにより、将来負担比率は14.4ポイント減少した。しかし、類似団体平均と比較すると依然高い水準にあるため、今後も新規事業は必要最小限にとどめる等、健全な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

ここに入力

物件費の分析欄

令和2年度において、会計年度任用職員制度の導入に伴う人件費への移行等により、前年度比で0.4ポイント減少した。令和5年度における臨時分を含む物件費総額は、前年度比-53百万円となったが、物価高騰によって、公共施設の光熱水費、自治体DXを推進するためのシステム関連経費といった経常経費は増加傾向にある。今後も物価の高止まりによる経費増が見込まれ、管理・運営費用の節減に努めなければならない。

扶助費の分析欄

令和5年度は、子ども医療費助成の拡充や障がい者介護給付に係る経費が増加となったが、全体ではほぼ横ばいであった。一方、分母となる経常一般財源が84百万円の減となったことで、前年度比0.2ポイント増加の11.0となった。令和元年度をピークにこれまで減少傾向にあったが、令和5年4月から子ども医療費助成対象を拡大したこと等により、今後は増が見込まれる。引き続き単独の助成事業等について検証、見直しを行っていく必要がある。

その他の分析欄

道路維持補修費の増の要因によって、類似団体平均に比して高い数値で推移していたが、令和5年度では、下水道事業の法的化に伴い繰出金が減少(※補助費の増)したことから類似団体平均値13.2%まで減少した。今後も施設の老朽化による補修工事が増えていくことが見込まれ、収支の見直しをしながら計画的に実施していく必要がある

補助費等の分析欄

補助費等の比率は、令和4年度まで消防事務組合・一部事務組合への負担金や水道会計補助金等の減により、類似団体平均に比して低い水準で推移している。令和5年度において、下水道事業の法的化に伴い補助費が増加し、類似団体平均値14.8%まで大幅な増に転じた。今後も交付先の決算状況等に応じた補助額の設定等、適正化を図っていく。

公債費の分析欄

平成20年度以降、大型事業の実施や過疎指定を受けたことに伴う過疎債事業の実施、平成25年度の災害復旧に伴う市債の償還も影響し、類似団体平均より高い比率で推移している。令和5年度においては、令和3年度に続き、償還額の更なる増加を見越して繰上償還(720百万円)を実施した。引き続き新規発行額が償還額以内となるよう市債残高の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外の比率は類似団体平均を下回って推移している。令和5年度は、繰出金を除く人件費、物件費、扶助費、補助費、維持補修費において増となったことから、分子の経常経費充当一般財源は、前年度比227百万円の増となった。一方、分母の経常一般財源収入は、普通交付税や臨時財政対策債の減(計-109百万円)となったことで比率は増加した。物価高騰による経費増は適切に見込みつつ、事業の精査、業務の効率化をより一層進め、経費の抑制に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

平成20年度以降、適切な財源確保と歳出の精査により財政調整基金の取り崩しをせず、実質収支も黒字の財政運営を継続している。令和5年度は、実質収支が前年度比269百万円の減となったが、標準財政規模に対する実質収支割合は6.74%ポイントと令和3年度と同水準を維持している。また、実質単年度収支についても、令和5年度に720百万円の繰上償還を行ったうえで、前年度を2.59ポイント上回る5.38%となっている。人口減少による市税等収入や普通交付税の減額により財政運営が厳しくなる状況を踏まえ、税源涵養に資する事業の精査によって歳入確保に努め、実質収支の黒字の維持、単年度収支の黒字決算となるよう財政体質を構築していく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和5年度決算において、特別会計では一般会計や基金からの繰り入れをしているため、赤字額は発生していない。一般会計においては、実質収支は前年度比で減少したものの、黒字決算である。公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計は、令和5年度から法適用に移行したため、下水道事業会計での新規計上となっている。各特別会計、公営企業会計とも黒字決算を維持しているが、一般会計からの繰出金(補助金)による負担が恒常的に大きい。特に下水道事業については、財政運営健全化の観点から、事業規模、今後の事業計画の適正化を図る必要があり、水道事業においても給水人口の減少により、給水収益の増加が見込めない中、光熱費や物価の高騰により費用の増加が懸念され、経営環境は厳しい状況である。また、国民健康保険事業会計や後期高齢者医療事業会計についても、保険料収入、医療費給付等の状況を注視していく必要がある

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

実質公債費比率は、平成20年度以降は改善傾向にあり、令和5年度は単年でも、3ヵ年平均でも比率は改善した。元利償還金は前年比で14百万円増加したものの、公営企業債に対する繰入金並びに一部事務組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等がいずれも減少したこと等により元利償還金等は昨年度と同水準となった。また、算入公債費等は19百万円減少した。その結果、分子全体としては3百万円増と前年度と同水準となった。引き続き起債対象事業の精査・調整を行うほか、地方債の繰上償還も検討し、実質公債費比率の更なる抑制を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度は、新発債の発行抑制に加え、令和3年度に続き720百万円の繰上償還を実施したことから一般会計等に係る地方債の現在高が1,753百万円の大幅に減少となった。また、将来負担額も前年度と比較し2,107百万円減少した。全体として、将来負担比率の分子は1,000百万円減少した。今後は、防災集団移転促進事業、統合学校建設事業をはじめとする大規模事業に伴う地方債発行増により、将来負担比率が一時的に上昇することが見込まれるため、既存事業の見直しや新規事業の計画的な実施を図り、財政の健全化に努める。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)令和5年度においては、主に公営住宅整備事業に対し公共施設等整備管理基金を137百万円の取り崩しをはじめ、地域振興基金、元気・勇気・感動ごうつふるさと基金、まち・ひと・しごと創生基金など合計266百万円の取り崩しを行った。一方、元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金への198百万円をはじめ、まち・ひと・しごと創生基金(企業版ふるさと寄付)に31百万円等の積み立てを行ったこと等により、基金全体としては33百万円の減となった。(今後の方針)今後の大規模事業による地方債発行の増に備えて減債基金積立を行っている。また、引き続き繰上償還を検討していく。

財政調整基金

(増減理由)令和5年度においては、増減なし。(今後の方針)災害等への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、6億円程度を目途に積み立てることとしている。

減債基金

(増減理由)令和5年度においては、増減なし。(今後の方針)令和5年度において、720百万円の繰上償還を行ったが、収支状況から取り崩しには至らなかった。今後の大規模事業による地方債発行の増に備え、計画的な積立、繰上償還を行っていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:地域の活性化に資するための基金・元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金:地域の伝統芸能文化伝承に関する事業、地域の自然・景観を活かした事業等、まちづくりへの共感を持つ人々が地域づくりへ参加できるよう寄付金を財源として設置した基金・公共施設等整備管理基金:公共施設等の整備、維持管理及び運営のための基金(増減理由)・公共施設等整備管理基金:公営住宅整備事業に対し137百万円を充当・ごうつふるさと基金:基金の目的に沿った事業へ41百万円充当した一方、寄付金を198百万円積み立てたことにより増加(今後の方針)・元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金について、寄付額の増による積立が増加している。今後は、寄付の目的に即し、地域の活性化に資する取組に要する経費に対し、計画的に活用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市では平成29年3月に策定した江津市公共施設等総合管理計画に基づき、複合化や集約化の検討など、これまでの施設整備の在り方を見直しつつ、それを見据えた維持管理や更新をおこなっている。しかし、有形固定資産減価償却率については、図書館をはじめ更新時期を迎えている施設を多く保有していることから、更新スピードが追い付かず令和5年度では66.7%と類似団体の平均よりも2.1ポイント差が広がった。近年は老朽化の著しい施設について除却等も進めており、自治体の規模に見合った施設整備(更新)を行っている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体平均に比して高い水準にあり、大きく下回っている。令和5年度において、地方債の一部繰上償還を行ったことで地方債残高は減少したものの、依然将来負担額は類似団体の平均より大きいことが、高い水準の理由となっている。また令和5年度は、経常一般財源の減少に対し、経常経費充当財源が増となったことから経常収支比率がR4から上昇(悪化)したことが要因と考えられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、新発債の抑制や繰上償還等によって、少しずつではあるが改善している一方で、依然として類似団体内の平均を大幅に上回っている状態である。また、その結果として、減価償却率も投資額の抑制によって、上昇しており、双方のバランスをとりながら適切な老朽化対策をとっていく必要がある。本市については、直近では統合学校の新設、また減価償却率が90%に達する図書館など大規模施設の整備・更新を控えており、一時的に将来負担比率は上昇する見込みである。しかしながら、それらの整備による減価償却率の改善については、本市が保有する施設数や規模から、大きくは減少しない見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率については、中期財政計画に基づき新発債の抑制をしてきたことで、少しずつではあるが改善しているものの、依然として類似団体内の平均より2.6%高い状態である。また、将来負担比率についても、令和5年度で繰上償還をしたことで減少しているが、依然として類似団体の平均よりは高い水準にある。本市については、直近では統合学校の新設、また減価償却率が90%に達する図書館など大規模施設の整備・更新を控えており、工事等が本格化する令和7年度以降は実質公債費比率、将来負担比率は共に一時的には上昇する見込みである。したがって新発債の平準化や、繰上償還の実施など公債費の適正化に努めなければならない。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県江津市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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