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地方財政ダッシュボード

島根県江津市の財政状況(2022年度)

島根県江津市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

江津市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水下水道事業小規模集合排水処理排水処理事業個別排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

人口減少が進み、高齢化率も高い(R2国調39.2%、H27比2.6ポイント増)本市においては、社会福祉費や高齢者保健福祉費等の需要が逓増する一方で、地場基幹産業の回復も厳しい状況にある。指数はほぼ横ばいの状態が続いており、島根県平均を上回るものの、全国平均、類似団体と比較すると大きく下回っている。総合振興計画、総合戦略を基に、産業の振興、定住促進、人口減少対策等を進めることにより、財政基盤の強化を図るとともに、自主財源の確保の取り組み等健全な財政運営に努めていく。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度比3.0ポイント悪化した。分子の経常一般財源支出は、情報システム関係経費や各施設光熱水費といった物件費の増(+65百万円)や一部事務組合への繰出金の減(-31百万円)などにより0.2ポイント減少した一方、分母の経常一般財源収入は、普通交付税や臨時財政対策債の減(計-314百万円)等により、3.3ポイント減少した。分母の減少幅が大きく、全体として比率は悪化した。今後も主な収入源となっている普通交付税や税収入等の動向を注視しながら、増加傾向にある歳出経費について見直し、抑制を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

新型コロナウイルス対策として、ワクチン接種費用や感染防止対策に係る経費の増などにより、物件費は増加傾向にあるが、人件費・物件費とも前年度比はほぼ横ばいであった。新型コロナウイルスは落ち着いてきたものの、物価高騰による光熱水費の増や、自治体DXに伴うシステム導入・維持経費など、今後も増加傾向にある。業務を効率化しながら人件費を抑制していくほか、施設の老朽化により増加が見込まれる物件費や維持補修費も、事業の精査、施設の統合廃止により抑制を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

平成22年度に、平成15年度から21年度までの7年間にわたる給与カットを終了したことにより、平均より高い水準となっていたが、平成25年度からの新たな給与カットの実施により、平均に対して大きく下回っていた。平成27年度からカット率を引き下げたことにより、数値は大きく上昇した。給与カットは平成29年度で終了したが、それ以降、類似団体平均よりも高い数値となっている。年功的な要素が強い昇給、昇格制度の在り方や手当の見直しなど適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数については、昭和50年台半ば~後半において、行政需要に対応するため大量採用をしたことにより、類似団体平均よりも若干多くなったが、平成26年度にはほぼ同水準に近づいた。平成27年度以降も、同様の状態が続いている。平成16年度の市町村合併時に策定した定員管理計画の目標職員数は21年度に達成し、22年度からの第2次定員管理計画においても、さらに30人の削減を達成した。現在、28年度からの第3次定員管理計画の実施中で、5年間で10人削減を掲げている。今後、職員の大量退職を踏まえ、職員の採用数については、定年延長や再任用制度など総合的な観点から、適正な人事管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

分母は普通交付税額の減等により減少したが、一部事務組合への負担金の減に伴う分子の減が大きく、比率は大きく改善した。しかし、依然として類似団体平均を大きく上回っており、引き続き新規普通建設事業、公営企業の事業計画の見直し・精査・事業繰り延べのほか、地方債の繰上償還の検討等により、実質公債費の抑制を引き続き図っていく。

将来負担比率の分析欄

平成20年度以降は大規模な建設事業の実施に伴い発行額が償還額を上回る状況が続いていたものの、平成26年度以降、算入公債費等の増により良化傾向にある。令和4年度では、地方債の新規発行額が償還額を下回ったことなどにより、将来負担額は大きく減少した。これまで充当可能基金を維持しつつ、令和元年度、3年度と地方債の繰上償還を実施したことによる影響が出ている。しかし、類似団体平均と比較すると依然高い水準にあるため、今後も新規事業は必要最小限にとどめる等、健全な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

平成25年度から平成29年度にかけて給与カットを実施し、比率は減少している。平成30年度以降はほぼ横ばいの状態である。令和4年度においては、歳出額(分子)が前年比で27百万円減となったが、経常収入額(分母)が316百万円の減となり、比率は0.4ポイント悪化した。類似団体平均よりも高い水準が続いており、引き続き年功的な要素が強い昇給、昇格制度の在り方や手当の見直しなど適正化を進める必要がある。

物件費の分析欄

令和2年度は会計年度任用職員制度の導入に伴う人件費への移行等により、前年度比で0.4ポイント減少した。令和4年度では、公共施設の光熱水費増に加え、自治体DXを推進するためのシステム導入費、維持経費が増となる等の要因により、比率は前年度比で1.0ポイント悪化した。今後もDXの推進によるシステム関連経費や物価高騰による経費増が見込まれ、管理・運営費用の節減に努めなければならない。

扶助費の分析欄

令和4年度では私立保育所等の委託費や児童手当の減、となった一方、障がい福祉サービス費(介護給付・訓練等給付・児童支援)、乳幼児医療費助成事業等が増加し、比率は前年度比同数値となった。令和元年度をピークにこれまで減少傾向にあったが、令和5年4月から乳幼児医療費助成対象を拡大したこと等により、今後増が見込まれる。引き続き単独の助成事業等について検証、見直しを行っていく必要がある。

その他の分析欄

類似団体平均は減少傾向にあるが、令和4年度の本市においては、一部事務組合への繰出金の減等により総額は減となったものの、分母数値の減が大きいため数値は悪化し、類似団体との開きは縮まっていない。その主な要因は、道路維持補修費の増である。今後も施設の老朽化による補修工事が増えていくことが見込まれ、収支の見直しをしながら計画的に実施していく必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等の比率は、類似団体と同程度で推移していたが、令和2年度以降は消防事務組合・一部事務組合への負担金や水道会計補助金などにより減となっている。令和4年度は、一部事務組合への負担金減等、総額は減少したものの、分母の減が大きく前年度比0.1ポイント増加となった。類似団体平均より低くなっており、今後も交付先の決算状況等に応じた補助額の設定等、適正化を図っていく。

公債費の分析欄

平成20年度以降、大型事業の実施や過疎指定を受けたことに伴う過疎債事業の実施、平成25年度の災害復旧に伴う市債の償還も影響し、高い比率で推移している。令和3年度には償還額の更なる増加を見越して繰上償還を実施している(1,071百万円)。令和4年度は前年度比同水準であったが、経常収入額(分母)の減により、比率は1.0ポイント悪化した。引き続き新規発行額が償還額以内となるよう市債残高の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

近年、公債費以外の比率は類似団体平均を下回って推移している。令和4年度は、人件費、物件費、維持補修費の増により、全体の経常支出額(分子)は44百万円の増となった。一方、経常収入額(分母)は316百万円減となり、比率は増加した。物件費は自治体DXや物価高騰により今後大幅な増が見込まれるが、業務効率化の実現が人件費の抑制にもつながるため、引き続き事業の精査を行い、経費の抑制に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

平成20年度以降、適切な財源確保と歳出の精査により財政調整基金の取り崩しをせず、実質収支も黒字の財政運営を継続している。令和4年度は、実質収支が前年度比216百万円増となったため、標準財政規模比も2.61ポイントと大幅に上昇した。実質単年度収支は、令和3年度に1071百万円の繰上償還を行ったことが影響し、その反動で、令和4年度は標準財政規模比で9.69ポイント減少した。人口減少による市税等収入や普通交付税の減額により財政運営が厳しくなる状況を踏まえ、歳入の確保と経費削減に努め、実質収支の黒字の維持、単年度収支の黒字決算となるよう財政体質を構築していく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

令和4年度決算において、特別会計では一般会計や基金からの繰り入れをしているため、赤字額は発生していない。一般会計においては、形式収支(+180百万円)、実質収支(+216百万円)いずれも前年度と比較し増加した。公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計は、令和5年度から公営企業会計に移行したため、令和4年度においては、3月31日で会計を閉鎖しており、例年の出納閉鎖内の支出が次年度支出となったため、令和4年度黒字額が増加している。各特別会計とも黒字決算を維持しているが、一般会計は特別会計への繰り出しによる負担が恒常的に大きく、特に下水道事業については、財政運営健全化の観点から、事業規模、今後の事業計画の適正化を図る必要がある。また、国民健康保険事業会計や後期高齢者医療事業会計についても、保険料収入、医療費給付等の状況を注視していく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

実質公債費比率は、平成20年度以降は改善傾向にあり、令和4年度は単年でも、3ヵ年平均でも比率は改善した。元利償還金は前年比で17百万円増加したものの、一部事務組合が発行した地方債償還の終了により、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等が69百万円減少したこと等により元利償還金等は78百万円減少した。算入公債費等は36百万円増加した。分子全体としては114百万円減少となり、令和3年度に実施した繰上償還による元利償還金の減少が数値改善に影響している。引き続き起債対象事業の精査・調整を行うほか、地方債の繰上償還も検討し、実質公債費比率の更なる抑制を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

令和4年度は、財源基準財政需要額算入見込額の減があったが、充当可能基金の増もあったため、充当可能財源等は前年度とほぼ同額であったが、将来の大型事業を見据えた地方債発行の抑制により一般会計等に係る地方債の現在高が891百万円減少したことが影響し、将来負担額は前年度と比較し1,149百万円減少した。全体として将来負担比率の分子は1,041百万円減少した。今後は、大規模事業に伴う地方債発行増により、将来負担比率が上昇することが見込まれるため、既存事業の見直しや新規事業の計画的な実施を図り、財政の健全化に努める。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)地域振興基金から27百万円、基金の目的に沿った事業へ元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金から46百万円を取り崩した一方、減債基金461百万円、公共施設等整備管理基金218百万円、元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金に160百万円、まち・ひと・しごと創生基金(企業版ふるさと寄付)に31百万円等の積み立てを行ったこと等により、基金全体としては800百万円の増となった。(今後の方針)今後の大規模事業による地方債発行の増に備えて減債基金積立を行っている。また、引き続き繰上償還を検討していく。

財政調整基金

(増減理由)令和4年度においては、増減なし。(今後の方針)災害等への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、6億円程度を目途に積み立てることとしている。

減債基金

(増減理由)決算剰余金を461百万円積み立てたことによる増加。(今後の方針)今後の大規模事業による地方債発行の増に備えて積み立てを行っている。また、引き続き繰上償還を検討していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:地域の活性化に資するための基金・元気!勇気!感動!ごうつふるさと基金:地域の伝統芸能文化伝承に関する事業、地域の自然・景観を活かした事業等、まちづくりへの共感を持つ人々が地域づくりへ参加できるよう寄付金を財源として設置した基金・公共施設等整備管理基金:公共施設等の整備、維持管理及び運営のための基金(増減理由)・地域振興基金:合併特例事業に18百万円等、合計27百万円充当したことにより減少。・ごうつふるさと基金:基金の目的に沿った事業へ46百万円充当した一方、寄付金を160百万円積み立てたことにより増加。・公共施設等整備管理基金:公共住宅建設の財源等のため218百万円積み立てたことにより増加。(今後の方針)・公共施設等整備管理基金:公営住宅建設の財源として、188百万円程度取り崩す予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市では平成29年3月に策定した江津市公共施設等総合管理計画において、今後30年間で32%の公共建築物総量(延床面積)を縮減することとし、施設整備の在り方を含め、複合化や集約化を進めている。本市における有形固定資産減価償却率については、更新時期を迎える施設を多く保有していることからも、令和4年度では65.3%と類似団体の平均よりも若干高い状況である。今後も上昇傾向にあることから、近年は老朽化の著しい施設は、除却等についても進めている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体平均に比して高い水準にあり、大きく下回っている。令和3年度においては、地方債の一部繰上償還を行ったことで、債務償還比率が改善したが、地方債残高等の将来負担額が類似団体の平均より大きいことが、高い水準の理由となっている。また令和4年度において再び債務償還比率が上昇したが、臨時財政対策債を含む普通交付税の減をはじめ経常一般財源の減少によって、経常収支比率がR3から上昇(悪化)したことが要因と考えられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、新発債の抑制や繰上償還等によって、少しずつではあるが改善している一方で、依然として類似団体内の平均を大幅に上回っている状態である。また、その結果として、減価償却率も投資額の抑制によって、上昇しており、双方のバランスをとりながら適切な老朽化対策をとっていく必要がある。本市については、直近では統合学校の整備、また先送りとなっていることから減価償却率が90%に達する図書館整備などを控えており、一時的に将来負担比率は上昇する見込みであるが、それによる減価償却率の改善については、本市が保有する施設数から、大きくは減少しない見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率については、中期財政計画に基づき新発債の抑制をしてきたことで、少しずつではあるが改善しているものの、依然として類似団体内の平均より3%高い状態である。また、将来負担比率についても、令和3年度での繰上償還をしたことで大きく減少しているが、依然として類似団体の平均よりは高い水準にある。本市については、直近では統合学校の整備、また先送りとなっていることから減価償却率が90%に達する図書館整備などを控えており、一時的には実質公債費比率、将来負担比率は共に上昇する見込みであるが、新発債についての平準化を図ることで、公債費の適正化に努めなければならない。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県江津市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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