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地方財政ダッシュボード

神奈川県箱根町の財政状況(2022年度)

神奈川県箱根町の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

箱根町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

類似団体の中では最も高い水準となっており、全国平均及び県内平均との比較においても継続して高い水準を保っている。しかし、財政力指数は、在住人口をベースとして計算されており、年間を通じて2,000万人にも上る観光客についてはほとんど反映されていない。観光を基幹産業とする当町において、観光関連の事業に要する経費や、観光客も考慮した環境衛生施設の維持管理、消防・救急体制の強化等に多額の経費を要している。そのため、町の規模で必要とされている金額と実際の決算額との間に大きな乖離が生じている。

経常収支比率の分析欄

猶予特例債償還金の皆減により、歳出は減となったが、歳入についても減となったため、経常収支比率は昨年度から0.1ポイントの増となっている。今後も、箱根町行財政改革アクションプランを着実に実行することで、歳入確保、歳出削減を推進し、財政の健全化を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

当町の人口は1.1万人ほどであるが、年間を通じて2,000万人もの観光客が訪れる首都圏でも有数の観光地であり、観光客へ対応するために人口を大きく上回る処理能力を有したごみ処理施設、下水道施設の維持管理や消防・救急体制の強化が必要不可欠である。そのため、県内平均及び全国平均を大きく上回っている。また、人口が年々減少していることもあり、一人当たりの人件費・物件費は増加傾向にある。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度比0.9ポイントの減となり、国基準を下回る結果となった。今後もより一層給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

公務の執行方法の見直しや、効率的な組織の改編などにより、職員の削減を継続的に行ってきたが、年間を通じて2,000万人に上る観光客に対応するため、観光・ごみ処理・下水道及び消防に関連する施設に勤務する職員を数多く必要とすることから、類似団体の平均値を大きく上回る数値となっている。また、山間部に集落が点在する地形のため、出張所や消防分遣所も集落ごとに配備する必要があり、他団体よりも多くの職員を要している。

実質公債費比率の分析欄

公債費については、年間を通じて2,000万人にも上る観光客に対応するため、ごみ処理施設、下水道施設の整備や消防力の強化に係る負担が大きく、劇的な数値の改善は難しい状況にある。令和4年度は令和3年度と同水準で推移しているが、今後、ごみ処理施設の広域化工事や小学校の長寿命化工事など、大規模事業が予定されており、将来的に比率が高まる恐れがあるため、地方債の発行と償還のバランスが適切となるよう努めていく。

将来負担比率の分析欄

令和4年度の地方債借入額が175,900千円と少なかったこと、また平成30年度に借入れた中学校校舎等整備事業や令和元年度に借入れた防災行政無線デジタル化事業といった大型事業の償還が始まったことから、将来負担比率は昨年度と比較し18.9ポイント減少した。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

山岳地域に集落が点在する地形により、保育園・幼稚園、出張所などに勤務する職員を多く必要とするほか、観光地であることから消防職員も多く必要とするため、県内及び全国平均値を大きく上回り、類似団体との比較においては最も低い順位となった。

物件費の分析欄

今年度は、昨年度より1.1ポイントの増となった。物件費の中では委託料がその多くを占めているが、その大半はごみ処理施設の維持管理など、環境衛生に要する経費であり、年間2,000万人もの観光客に対応するために必要不可欠なものである。また、光熱水費や委託に係る人件費などは増加傾向にあり、今後も物件費全体の増が見込まれることから、住民及び観光客に十分なサービスを提供しつつ、事業等の見直しを推進し、経費の削減に努めていく。

扶助費の分析欄

今年度は昨年度より0.1ポイントの増となった。国の法令に基づき実施されているものが多いほか、町が単独で行う各種扶助費にも多額の費用が掛かっており、歳出削減が難しく、財政を圧迫することが懸念される。

その他の分析欄

令和4年度は、他会計への繰出金の増があったものの、維持補修費等の減により対前年度比0.1ポイント減とほぼ横ばいとなった。

補助費等の分析欄

令和4年度は、昨年度より0.4ポイントの増となった。県内及び全国平均を大きく下回り、類似団体内の順位では上位となっている。今後も引き続き、適正な執行に努めていく。

公債費の分析欄

令和3年度は猶予特例債の償還により公債費が増加したこともあり、令和4年度は2.8ポイントの減となっている。今後、老朽化した公共施設に対し、投資が必要となるが、公共施設再編・整備計画に従いながらも、地方債の発行と償還のバランスが適切となるよう努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費及び維持補修費以外の経常経費が増加しており、昨年度と比較して2.9ポイントの増となっている。今後も引き続き、経費の削減に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高は、ふるさと納税寄付金の増により一時的に財政調整基金へ積み立てる金額が増加したため、増となっている。実質収支に関しては、平成30年度からおおむね7%台で推移している中で、令和4年度は、前年度と比較して1.25%の減となったが、実質単年度収支では黒字となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

令和4年度の一般会計においては、大規模工事が少ないことにより、歳出が減となり、これに伴い、補助金や起債の額も減となったことから歳入についても減となった。昨年度に引き続き、全会計において黒字となったもの。また、標準財政規模が昨年度から増加していることもあり、標準財政規模比は前年度から1.22ポイント減少しているもの。今後も各会計において、歳出の抑制と歳入の確保に努め、黒字額の維持、増加を図っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

公債費については、年間を通じて2,000万人にのぼる観光客に対応するため、ごみ処理施設、下水道施設の整備や消防力の強化に係る負担が大きく、劇的な数値の改善は難しい状況にある。令和4年度は、令和3年度に一括返済した猶予特例債の償還金が減となったことで、元利償還金の額が減少している。これに伴い、実質公債費比率の分子も減少している。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

将来負担額は、地方債現在高の減少(689百万円)等により、730百万円の減となった。これは、令和4年度の地方債借入額が175,900千円と少なかったこと、また平成30年度に借入れた中学校校舎等整備事業や令和元年度に借入れた防災行政無線デジタル化事業といった大型事業の償還が始まったことが主な要因。充当可能財源等も、充当可能基金の増から255百万円の増となっている。将来負担額が減となり、充当可能財源等が増となったことで将来負担比率の分子は減少した。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金、その他特定目的基金ともに基金残高は増加している。財政調整基金については、ふるさと納税増の要因が大きい。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症や自然災害への対応、財源確保のための取り崩しが続いており、緊急時の対応としての残高としては、依然として不足していることから、今後も基金残高の増に向けて努力していく必要がある。そのため、財政調整基金に関しては、平成29年度に町行財政改革アクションプランで定めた、財政調整基金積立金50百万円の当初予算への計上を続けていくこととし、その他特定目的基金に関しては、寄付の受け入れ、事業の執行等において均衡を保ちつつ適切に運用していくもの。

財政調整基金

(増減理由)当町では、留保財源を確保しないため、前年度繰越金がそのまま財政調整基金に積み立てられ、補正予算の財源は財政調整基金の取り崩しで対応している。令和4年度の財政調整基金残高は、昨年度に比べ416百万円の増となっている。この増は、当初予算を超過して集まったふるさと納税寄付金を、一度財政調整基金に積み立てて翌年度以降に活用しており、令和4年度は昨年度に比べ多くの寄付金が集まったことで、一時的に財政調整基金に積み立てられる分が増加したことが主な要因である。補正予算の財源として、取り崩しも行っているが、それ以上に積み立てられたことから、全体として増となっている。(今後の方針)ふるさと納税寄付金の増加により、財政調整基金の残高は増加しているものの、この増加分は翌年度以降、寄付者の指定した使い道に従って使用されるものであるため、緊急時の対応としての残高としては依然として不足している。そのため、今後も引き続き、基金残高の増に向けて努力していく必要があり、平成29年度に町行財政改革アクションプランで定めた、財政調整基金積立金50百万円の当初予算への計上を続けていく。

減債基金

(増減理由)当該基金該当なし(今後の方針)当該基金該当なし

その他特定目的基金

(基金の使途)・災害支援基金:災害時の被災者の生活再建、災害時の見舞金弔慰金の支給を行う災害支援事業の財源とするため設置・育英奨学基金:箱根町育英奨学事業を推進するため設置(増減理由)・育英奨学基金:基金への積立(5百万円)により増になった。(今後の方針)・各基金において、歳入については寄付金の多寡や事業の執行状況により増減が伴うため、今後の方針については寄付金の受け入れ、事業の執行等において均衡を保ちつつ、適切に運用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体に比べ、高い値を示している。この要因は、年間約2,000万人の観光客に対応するため、ごみ処理施設、下水道施設及び消防施設等で多くの施設を保有しており、資産の減価償却が他団体に比べ進んでいることが挙げられる。今後は、公共施設等総合管理計画等に基づき、公共施設の適正配置や長寿命化を進めていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

分母を構成する経常一般財源等(歳入)が減少したことにより、昨年度に比べて債務償還比率は増加している。借入れと償還のバランスを考慮して計画的な借り入れを行ってく他、事業の見直し等を行い、適切な財政運営を実施していく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率共に他の団体と比べ、高い値となっている。この要因は、年間約2,000万人の観光客への対応として、ごみ処理施設、下水道施設及び消防施設等で多くの施設や人員が必要なためである。町単独でみると、有形固定資産減価償却率は同水準で経過し、将来負担についてR4年度は減少しており、概ね減少傾向にある。今後、有形固定資産の更新時期を迎えるにあたり、将来負担比率への影響を考慮した形で更新を行っていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率は他の類似団体と比較して高い水準にある。将来負担比率は、R4年度の地方債借入額が少なかったことや中学校校舎等整備事業及び防災行政無線デジタル化事業の償還開始等により減少した。実質公債費比率については、下水道事業に係る準元利償還金算入額の減の影響により減となっている。今後、公共施設の老朽化に伴う改修工事等により、各値が増加する可能性があるため、借入と償還のバランスを考慮し、財政の健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

神奈川県箱根町の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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