地方財政ダッシュボード

東京都大田区の財政状況(2017年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2017年度)

目的別歳出

総額2,450億円

性質別歳出

総額2,450億円

歳入の内訳

総額2,552億円

財政比較分析表(2017年度)

財政力

ここ数年、類似団体平均と近い指数で推移しており、類似団体内の順位は前年度と同様12位となっている。

財政力指数

財政構造の弾力性

平成29年度は、分母である歳入計上一般財源等が特別区交付金の減などにより、前年度に対して0.7ポイントの減となった一方、分子である経常的経費充当一般財源等は扶助費、物件費の増などにより、前年度に対して1.7ポイントの増となった結果、経常収支比率は2.0ポイント上昇し、類似団体内での順位は16位となっている。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

類似団体内の順位は7位であり、前年度より1つ順位を下げたものの、ここ数年平均を下回って推移している。人件費が減となった一方、物件費及び維持補修費が増となったことにより、前年度より2,315円の増となった。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

平成29年度のラスパイレス指数は100.9であり、前年度と同値である。類似団体内の順位については、前年度より変動がないものの、ここ数年類似団体平均と比較して、高い水準にある。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

前年度に比べ、0.05人減少している。適正な職員定数の配置により、ここ数年減少傾向を続けている。類似団体と比較しても少ない数値を保ち推移している。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

元利償還金等の減により、-3.5%となり、前年度に比べ1.0ポイント改善した。類似団体内での順位は前年度から2つ順位が上がり、11位となっている。今後も財政基盤の健全性が維持されるよう、長期的視点に立った財政運営を行っていく。

実質公債費比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費

「大田区職員定数基本計画(平成29~33年度)」に基づき、職員定数を管理しているところ、平成29年度人件費は、退職手当や給料の減などにより、前年度と比較して減少し、人件費に係る経常収支比率は0.5ポイントの減となった。

経常収支比率(人件費)

物件費

平成29年度は児童福祉施設に係る委託料の増などにより決算額が増加したため、前年度に対して1.0ポイントの増となり、類似団体内順位は4つ順位が下がった。

経常収支比率(物件費)

扶助費

近年、児童福祉費が増加傾向を示しており、平成29年度は待機児童解消に向けた取り組みの結果などにより、前年度に対して1.1ポイントの増となった。類似団体内順位は2つ下がり、今後も扶助費の伸びが想定される。

経常収支比率(扶助費)

その他

平成29年度は繰出金及び維持補修費について、それぞれ経常収支比率が増加した結果、前年度に対して0.5ポイントの増となった。近年、類似団体内の平均を上回って推移している。

経常収支比率(その他)

補助費等

平成29年度は児童福祉に係る補助費等などの増により、前年度に対して0.2ポイントの増となったが、類似団体内平均値を下回っている状況である。

経常収支比率(補助費等)

公債費

近年の起債抑制によって残高が順調に減少している。平成29年度は、償還額が減少したことなどにより、0.3ポイントの減となった。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費を除いた比率は、前年度に対して2.3ポイントの増となった。最も増加幅の大きいのは扶助費であり、1.1ポイントの増となっている。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

目的別歳出の分析欄

民生費に係る住民一人当たりのコストは近年増加傾向を示していたところ、平成29年度は前年度に対して444円の減となった。これは民生費の増加率を人口の増加率が上回ったためであり、今後も待機児童解消に向けた取り組みなどにより、民生費総額は伸びが想定される。全体を通して、住民一人当たりのコストは類似団体平均より低くなっているが、商工費は類似団体平均より高くなっている。

議会費

類似団体内順位19位/ 23団体

労働費

類似団体内順位23位/ 23団体

消防費

類似団体内順位18位/ 23団体

諸支出金

類似団体内順位2位/ 23団体

総務費

類似団体内順位21位/ 23団体

農林水産業費

類似団体内順位10位/ 23団体

教育費

類似団体内順位22位/ 23団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 23団体

民生費

類似団体内順位15位/ 23団体

商工費

類似団体内順位11位/ 23団体

災害復旧費

類似団体内順位2位/ 23団体

衛生費

類似団体内順位20位/ 23団体

土木費

類似団体内順位10位/ 23団体

公債費

類似団体内順位15位/ 23団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり338,767円となっている。主な構成項目の一つである扶助費については、近年増加傾向にあり、平成29年度住民一人当たりのコストは前年度に対して1,453円の増となっている。今後も待機児童解消に向けた取り組みなどにより、伸びが想定される。普通建設事業費についても、近年増加傾向を示していたところ、平成29年度住民一人当たりのコストは前年度に対して15%の減となっているものの、今後も公共施設の維持・更新に係る整備費用により、伸びが想定される。繰出金は国民健康保険法の改正等に伴う制度改革などにより、平成29年度住民一人当たりのコストが前年度に対して16%の減となっている。

人件費

類似団体内順位20位/ 23団体

補助費等

類似団体内順位16位/ 23団体

災害復旧事業費

類似団体内順位2位/ 23団体

投資及び出資金

類似団体内順位1位/ 23団体

物件費

類似団体内順位17位/ 23団体

普通建設事業費

類似団体内順位19位/ 23団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 23団体

貸付金

類似団体内順位8位/ 23団体

維持補修費

類似団体内順位4位/ 23団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位18位/ 23団体

公債費

類似団体内順位15位/ 23団体

繰出金

類似団体内順位18位/ 23団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位15位/ 23団体

積立金

類似団体内順位22位/ 23団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 23団体

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

実質収支額の標準財政規模比は2.21ポイントの増となっており、適正な範囲となるよう、執行管理の改善に努めていく。財政調整基金残高の標準財政規模比は2.58ポイントの増となっているところ、区の財政は景気変動の影響を非常に受けやすいことから、経済危機や大規模災害等による減収への備えなど、引き続き財政調整基金残高の推移に十分留意する必要がある。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

連結実質赤字比率に係る黒字額の標準財政規模比は、前年度に対し1.34ポイントの増となり、8.33%となっている。全会計において黒字であり、連結実質赤字比率は生じていない。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成29年度は元利償還金の他、全ての項目で金額が減少したことから、実質公債費比率は1.0ポイント改善し、-3.5%となった。今後、公共施設や、道路・橋梁等の都市基盤施設についても、維持・更新に係る経費の増加が見込まれ、地方債による資金調達が増加することも想定されるが、財政基盤の健全性が維持されるよう、長期的視点に立った財政運営を行う。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

土地開発公社からの用地取得費などにより債務負担行為に基づく支出予定額が増加したが、地方債の現在高については近年の起債抑制、地方債の順調な償還等により減少傾向を保持している。また、適正な職員定数の配置等により、退職手当負担見込額も減少を続けているなど、前年度に引き続き将来負担比率は発生していない。算定上控除される基準財政需要額算入見込額については、実質的な区負担となることを踏まえ、引き続き、区の将来負担を把握し、安定した財政基盤の構築に努めていく。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金残高合計

(増減理由)好景気基調により設置目的を踏まえた、増減が生じている。個別の増減については下記のとおり。(今後の方針)基金の設置目的に留意し、適切な残高を踏まえ積立、繰入をする。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)29年度予算の執行の精査により生じた剰余金の処分による増。29年度予算の執行で生じた一般財源の不足に対応するための取崩しによる減。(今後の方針)扶助費等の行政需要の増に対応するため、残高に留意しつつ繰入するとともに、景気の変動等による年度間の財源変動に対応する。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)・償還の財源として取崩したことによる減。(今後の方針)・特別区債を計画的に償還するため、適正な残高確保に努めることとしてきたが、今後は満期一括償還債分のみ積み立てることとした。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)①公共施設整備資金積立基金:公共施設・インフラの更新のための基金②羽田空港対策特別基金:羽田空港周辺の防災施設、公共施設等の整備等のための基金③新空港線整備資金積立基金:新空港線「蒲蒲線」整備の事業化に係る基金④地域力応援基金:区内の区民活動団体が実施する公益的な事業を支援するための基金⑤福祉事業基金:福祉事業ための基金(増減理由)①公共施設・インフラの更新等経費の平準化に備えた積立による増②利子分の増③整備費用の平準化のための積立によるの増④寄附金による増、支援事業に対する補助のための取崩しによる減⑤寄付金による増(今後の方針)①特別区債の発行額とのバランスに留意し、一定額を積み立て、進捗状況に応じて事業に充当する。②その時々の必要性や財政状況を勘案し、積立方法等を検討し、進捗状況に応じて事業に充当する。③その時々の必要性や財政状況を勘案し、積立方法等を検討し、進捗状況に応じて事業に充当する。④区民活動支援に係る寄附金を積み立て、事業に充当する。⑤福祉事業に係る寄附金を積み立て、事業に充当する。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率は70.2%となっており、類似団体内平均値と比較して13.1ポイント高くなっております。今後、公共施設や道路、橋梁等の更新時期が集中し、改築経費が増大することが想定されるため、計画的に機能更新を進めていく必要があります。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位1位/ 20団体

(参考)債務償還比率

(参考)債務償還比率

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は-となっており、健全な状況を維持しているといえます。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は△3.5%となっており、健全な状況を維持しているといえます。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

施設情報の分析欄

学校施設の有形固定資産減価償却率は50.9%で、類似団体内平均値と比較して8.8ポイント低くなっています。一方、道路の有形固定資産減価償却率は87.8%となっており、類似団体内平均値と比較して33.2ポイント高くなっています。今後、公共施設や道路、橋梁等の更新時期が集中し、改築経費が増大することが想定されるため、計画的に機能更新を進めていく必要があります。

道路

類似団体内順位4位/ 16団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位20位/ 20団体

公営住宅

類似団体内順位13位/ 20団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位11位/ 20団体

学校施設

類似団体内順位13位/ 20団体

児童館

類似団体内順位10位/ 19団体

公民館

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

施設情報の分析欄

庁舎の有形固定資産減価償却率は41.1%で、類似団体内平均値と比較して7.1ポイント低くなっています。一方、図書館の有形固定資産減価償却率は54.7%となっており、類似団体内平均値と比較して8.6ポイント高くなっています。今後、公共施設や道路、橋梁等の更新時期が集中し、改築経費が増大することが想定されるため、計画的に機能更新を進めていく必要があります。

図書館

類似団体内順位6位/ 20団体

体育館・プール

類似団体内順位17位/ 20団体

福祉施設

類似団体内順位11位/ 20団体

市民会館

類似団体内順位11位/ 19団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位2位/ 20団体

保健センター・保健所
消防施設
庁舎

類似団体内順位16位/ 20団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2017年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2017年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から7,385百万円の増(+8.8%)となった。固定資産と流動資産を合わせた基金が4,546百万円の増(+3.4%)となったことなどによる。特別区の財政構造は、景気変動の影響を受けやすい歳入構造であるため、景気後退による税収等の減にも対応できるよう、積極的に基金に積み立てる必要がある。負債総額は前年度末から5,951百万円の減(△7.8%)となった。固定負債と流動負債を合わせた地方債が3,566百万円の減(△11.8%)となったことなどによる。近年の起債抑制と順調な元金償還によるもので、今後の施設の更新需要等を踏まえ、発行余力を蓄えている。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は238,357百万円となり、前年度比4,596百万円の減(△1.9%)となった。そのうち、最も金額が大きいのは社会保障給付(79,947百万円、前年度比+3,085百万円)、次いで物件費等(76,237百万円、前年度比+3,565百万円)であり、純行政コストの69.6%を占めている。待機児童対策や高齢社会の進展に対応するための社会保障施策に対応する経費は今後も支出が見込まれる。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(231,306百万円)が純行政コスト(224,408百万円)を上回ったことから、本年度差額は6,898百万円となり、純資産残高は13,335百万円の増となった。地方税の徴収業務の強化等により税収等の増加に努めるとともに、引き続き、経常費用の見直し・精査によるコスト節減に取り組む必要がある。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支24,435百万円に対し、投資活動収支△17,476百万円、財務活動収支△3,848百万円となった結果、全体では3,111百万円の黒字となった。投資活動収支で大きく不足が生じているが、今後の公共施設の機能更新等に備え、公共施設整備資金積立基金積立金を41億円計上したこと、また、基金からの取り崩しも最小限に抑えたこと等によるものである。行政活動に必要な資金の一部を基金の取り崩しと地方債の発行収入によって確保している状況であり、引き続き、事務事業の見直しや自主財源の確保などの取り組みを継続的に進める必要がある。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2017年度)

1.資産の状況

有形固定資産減価償却率は、70.2%となり、前年度末と比較して増加しているとともに、類似団体平均値と比較して高くなっている。今後、学校施設や区民施設などの公共施設の維持更新に係る経費の増加が見込まれるため、計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設の適正管理が重要である。なお、OTAシティ・マネジメントレポートにおいて公表している数値と相違している理由は、物品の計上の有無による。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は前年度末から0.8ポイント増加し、91.7%となった。将来世代負担比率は前年度末から0.3ポイント減少し、3.6%となった。将来世代負担比率については、類似団体平均値をやや上回っているものの、減少傾向にある。今後も人口構成の変化を鑑み、世代間のバランスに配慮しながら公共施設を整備していくことが重要である。なお、OTAシティ・マネジメントレポートにおいて公表している数値と相違している理由は、特例地方債残高の控除の有無による。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは類似団体平均値と比べてやや低いものの、待機児童対策や高齢社会に対応するための社会保障施策に対応する経費は今後も支出が見込まれる。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たりの負債額は、前年度末から0.9万円の減となった。類似団体平均値と比較すると下回っているが、引き続き過度の負担を後年度に残さないように健全財政に努めていく必要がある。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均をやや上回っている状況にある。区全体の受益者負担比率とともに、個別事業ごとの受益者負担比率を検証し、適正化に努めることが重要である。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

東京都大田区の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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