栃木県塩谷町の財政状況(2016年度)
栃木県塩谷町の財政状況について、2016年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2016年度)
財政比較分析表(2016年度)
財政力指数の分析欄
財政力指数は類似団体及び県平均を下回り、低い水準で横ばい状態である。人口減少と高齢化の影響及び町税収入の核となる産業に乏しく、歳入の35.3%を地方交付税に依存しており、県内市町と比べて財政基盤が脆弱である。職員定数管理や、行政評価の導入による事務事業の見直しを行い歳出の削減を図っている。特に投資的事業の見直しにより各年度の町債新規発行額を償還元金の8割未満とし、後年度負担の軽減を図っている。また、町税徴収率は平成27年度と比較し0.2ポイント上昇し、94.6%となっているが、さらに徴収率向上対策を実施する。使用料・手数料についても定期的に見直し適正な受益者負担のもとに歳入確保に努めることとする。
経常収支比率の分析欄
各種計画に基づき財政健全化を図るため予算規模を大幅に縮小し、経常的な人件費や繰出金等を削減してきたが、平成23年度以降、徐々に下降している。平成27年度は経常一般財源の増加により数値が70%台に改善したが、地方交付税の減少などにより平成28年度は80%台に上昇した。今後の見込みとしては、経常経費の増加要因は少子高齢化による扶助費及び水道事業会計を始めとする繰出金であり、減少要因は人件費及び町債発行額の抑制による公債費などである。一方の経常一般財源は減少していくことが予想される。経常収支比率の抑制策として、各種業務民営化による人件費の削減や起債制限による公債費の削減に努めている。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
これまで同様平成27年度も人件費の削減等により類似団体平均は下回ったが、平成27年度より増加し、県平均より4万円程度上回っている状況にある。人件費は平成27年度比で0.4%増、物件費も6.2%増となっている。人件費については、町振興計画で定めた目標数に向けて今後も適正管理を行っていく。物件費については、各種業務委託及び民営化により委託料が増加する可能性があるが、それ以上の人件費の削減を見込む。
ラスパイレス指数の分析欄
職員の給与水準は、類似団体とほぼ同等であり、県内では、市町平均(99.7%)及び町平均(97.8%)を下回り最低の水準にある。このことは行政改革大綱や自律計画等に基づき給与制度の改革を進め、管理職手当支給率の削減(40~50%減)、時間外勤務の縮減等、人件費の抑制に努めてきた結果である。職員の給与制度については、住民の理解と指示が得られる給与制度・運用・水準等の適正化が求められていることから、職務や能力、実績が反映できる人事評価制度を平成28年度から全職員対象に導入し、執り行っていく。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
本町の職員数は、類似団体平均は下回ったが、全国市町村及び栃木県市町平均を上回っている。定員適正化計画に基づき組織機構の見直しや新規採用を抑制し職員数適正化に努めてきたものの、権限移譲等により事務量が増加し、また、人口減少の進行が顕著であるため、各平均水準まで職員数を削減することが困難な状況にある。今後も組織機構改革、事務事業の見直し、業務の外部委託及び民営化等を推進し、職員定員管理の適正化に努める。
実質公債費比率の分析欄
元利償還金等の減と臨時財政対策債の占める割合の増により、比率は年々下がってきており、平成28年度は類似団体平均より3.6ポイント低く、県平均を0.2ポイント下回った。ここ数年のうちに新庁舎の建設が予定されていること、過疎対策事業債を積極的に活用していく考えであることから、公債費自体の減少幅は小さくなる可能性があるが、今後も投資的事業の適正な取捨選択を継続し町債新規発行の抑制に努め、町債残高・償還額の減少を図っていくこととする。
将来負担比率の分析欄
町債残高の減と充当可能基金の増により年々改善し、平成25年度から将来負担は発生していない。これは、元金償還のピークが過ぎ、町債残高がピーク時の平成16年度の76億8千万円から約41億円に減少したことに起因している。依然として公営企業等債繰入見込額が高額であるものの、充当可能特定財源である積立金現在高も平成28年度では約40億円確保している。今後も投資的事業の見直しにより各年度の町債新規発行額を償還元金の8割未満とし、後年度負担の軽減を図っていくこととする。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)
人件費の分析欄
人件費の経常収支比率は、類似団体平均を1.2ポイント上回っているものの、数値は減少傾向にあり、県平均を下回っている。人件費の抑制については、第2次自律計画に基づき改善を図ってきた。具体的には、管理職手当削減及び休日勤務代休制度の継続や、新規採用抑制による職員数の減を実施してきており、今後も引き続き人件費の削減に努める。
物件費の分析欄
物件費の経常収支比率は、アルバイト雇用抑制、備品購入の抑制等により類似団体及び県内平均を下回っているが、物件費自体が増加傾向にあり、平成28年度については経常収支比率が過去5年間で最も高くなった。物件費増加の要因は情報機器のリース等や業務の民間委託であるが、人件費の減少によりそれを上回る財政効果をあげたい。
扶助費の分析欄
扶助費の経常収支比率は、類似団体平均を1.4ポイント上回ったが、県平均は大きく下回っている。扶助費については、全国的に増加傾向にあり、本町においても平成27年度から増加しており、今後も同様の傾向が予想されている。
その他の分析欄
その他の経常収支比率は、類似団体平均を4.3ポイント、県平均を3.5ポイント下回っている。今後は水道施設の老朽化により水道事業会計への繰出が増加する可能性があるうえ、維持補修費についても庁舎等老朽施設の維持補修が増加する見込みであるため、公共施設等総合管理計画や水道事業の経営戦略等により、施設の計画的な維持管理・更新が必要である。
補助費等の分析欄
補助費等の経常収支比率は、類似団体平均は0.1ポイント下回っているが、県平均は5.1ポイント上回っている。平成28年度は、鳥獣被害防止施設整備交付金の増加により数値が上昇した。補助費については、各種団体運営費補助金等は随時見直して適正化を図っているが、今後は、広域行政組合、後期高齢者医療広域連合等一部事務組合への負担金の増加が予想される。
公債費の分析欄
公債費の経常収支比率は、類似団体平均を2.8ポイント、県平均も1.8ポイント下回っている。一般会計の元金償還のピークは平成20年度であり、新規起債を制限してきたことから公債費は年々減少している。ただし、新規起債の制限は継続するが、一方で過疎対策債の積極的活用も考えていることから、減少の幅は小さくなる可能性がある。
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率は、類似団体平均及び県平均を下回っているが、平成28年度は、数値が上昇した。経常収支比率の中で最も大きな割合を占める人件費は減少傾向にあるが、扶助費や補助費が増加傾向にある。今後も引き続き公債費以外の経費について、事業の取捨選択を行い、真に必要な事業を適正な計画に基づき実施していく必要がある。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)
目的別歳出の分析欄
人口減少が著しく、住民一人当たりのコストは多くの科目で県平均を上回っているが、一方で類似団体平均は下回っている。平成28年度では、総務費が増加しており、基金積立金の増などが要因となっている。消防費も同様で、こちらは消防施設及び制服整備が要因である。その他の科目は減額となったものが多いが、衛生費は水道事業会計への繰出金、塩谷広域行政組合への負担金で今後増加する見込である。土木費は類似団体平均・県平均とも大きく下回っているが、今後数年は、町営住宅の建替や道路改良工事の増などにより増加することが見込まれている。公債費は今後も減少する見込みであるが、計画的に過疎対策事業債を活用していく予定であることから、減少の幅は小さくなる可能性がある。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)
性質別歳出の分析欄
増加している経費は、物件費、扶助費、補助費である。いずれも類似団体平均は下回っているものの、年々増加しており、事業内容の精査等により、適正に事業を実施したい。一方、減少している経費は、公債費である。公債費は、新規起債の制限により減少しているが、今後は、過疎対策事業債の活用により多少減少の幅が小さくなる可能性がある。また、普通建設事業費は、類似団体平均・県平均を下回っている。現在、特に新規の建設事業は特別大きなものは行っていないが、今後、役場庁舎の建替や、公共施設の更新などで増加する可能性はある。なお、主に他会計への繰出金は、増加傾向にはあるものの類似団体平均・県平均は下回っている。同じく他会計(水道事業会計)への出資金は類似団体平均・県平均を上回っており、水道施設の更新に伴ってさらに増加する可能性がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)
分析欄
財政調整基金残高は、ここ数年間で着実に増加させ、将来の財政需要に備え計画的な積立てを実施している。実質収支比率は、ここ数年は5%前後を推移している状況にあったが、平成27年度・28年度はやや高めであったことから、今後とも適正な歳入・歳出管理により、健全な財政運営に努めたい。実質単年度収支は、平成28年度は平成23年度依頼の赤字となったが、性質上、一定期間をおいて赤字になることが健全であることから、この傾向が続くことが望ましい。財政的には健全な状況といえる。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)
分析欄
全ての会計を合計した場合の赤字を表す指標である連結実質赤字比率は、平成19年度の指標算定開始以降すべて黒字であり、比率算定には至っていない。黒字の比率においても、平成28年度の一般会計の実質収支額は若干高めではあったが、総合的には健全な状況にあると判断できる。
実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)
分析欄
実質公債費率は、数値が改善傾向にある。一般会計の元利償還金は着実に減少しているが、公営企業債元利償還金に対する繰入金は高い数値のまま推移しており、ここ数年間がピークである。実質公債費率の分子は、算入公債費等が増加にあることから減少しており、基本的には今後も新規町債発行を抑制し町債残高の削減に努めるが、過疎対策事業債などの交付税措置率の高い町債は積極的に活用していきたい。
将来負担比率(分子)の構造(2016年度)
分析欄
将来負担額は一般会計等に係る地方債の現在高を筆頭に着実に減少しており、また、充当可能財源においても、充当可能基金等が増加していることから、平成25年度以降は将来負担比率の分子がマイナスである。今後も適正に基金残高を管理することにより現在の状況を維持し、将来負担比率の軽減に努めることが望ましい。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2016年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
債務償還可能年数の分析欄
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率については、地方債残高の減少や充当可能基金の増加により、平成25年度以降は発生していない。また、実質公債費比率についても、起債額をその年度の町債償還額の8割以内に抑えてきたことにより、年々減少している。今後数年については、新庁舎建設に伴う基金の取り崩しや過疎対策事業債の活用により若干増加する可能性はあるが、計画的な運営により健全性を確保していきたい。
施設類型別ストック情報分析表①(2016年度)
施設情報の分析欄
施設類型別ストック情報分析表②(2016年度)
施設情報の分析欄
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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