地域の概況
普通会計の構造(2014年度)
総額49.7億円
総額49.7億円
総額52.2億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額49.7億円
総額49.7億円
総額52.2億円
財政力指数は類似団体及び県平均を下回り、低い水準で横ばい状態である。人口減少と高齢化の影響及び町税収入の核となる産業に乏しく、歳入の36.7%を地方交付税に依存しており、県内市町と比べて財政基盤が脆弱である。職員定数管理や、行政評価の導入による事務事業の見直しを行い歳出の削減を図っている。特に投資的事業の見直しにより各年度の町債新規発行額を償還元金の8割未満とし、後年度負担の軽減を図っている。また、町税徴収率は平成25年度と比較し0.2ポイント上昇し、93.9%となっているが、さらに徴収率向上対策を実施する。使用料・手数料についても定期的に見直し適正な受益者負担のもとに歳入確保に努めることとする。
町自律計画・集中改革プランに基づき財政健全化を図るため予算規模を大幅に縮小し、経常的な人件費や繰出金等を削減してきたが、平成23年度以降、徐々に下降している。平成26年度は、類似団体及び県平均よりは良い水準にあるが、物件費・繰出金の増加により80%を超えた。今後の見込みとしては、増加要因は、少子高齢化による扶助費及び水道事業会計を始めとする繰出金であり、減少要因は、人件費及び町債発行額の抑制による公債費などである。経常収支比率の抑制策として、給食調理業務民間委託及び保育園民営化を実施して、人件費の削減に努めている。
これまで同様平成26年度も人件費の削減等により類似団体平均は下回ったが、平成25年度より1万円程度増加し、県平均より3万円程度上回っている状況にある。人件費は平成25年度比で2.6%減だが、物件費は20.0%増となっている。人件費については、平成22年度に町振興計画改定に併せて新たな行財政改革の指針である「第2次塩谷町自律計画」を策定し、目標年度である平成27年度を前に既に職員数の削減目標は達成しているが、今後も適正管理を行っていく。物件費については、給食調理業務の民間委託・保育園の民営化により委託料が増加する可能性があるが、それ以上の人件費の削減を見込む。
職員の給与水準は、類似団体と比較すれば0.2ポイント高いものの、県内市町平均(99.1%)及び県内町平均(97.5%)を下回り県内最低の水準にある。このことは行政改革大綱や自律計画等に基づき給与制度の改革を進め、管理職手当支給率の削減(40~50%減)、時間外勤務の縮減等、人件費の抑制に努めてきた結果である。職員の給与制度については、住民の理解と指示が得られる給与制度・運用・水準等の適正化が求められていることから、職務や能力、実績が反映できる人事評価制度を平成28年度から全職員対象に導入する。
本町の職員数は、類似団体平均(10.18人)は下回ったが、全国市町村(6.96人)及び栃木県市町平均(6.77人)を上回っている。定員適正化計画に基づき組織機構の見直しや新規採用を抑制し職員数適正化に努めてきたものの、権限移譲等による事務量の増加等により、人口減少が進行している状況にありながら、各平均水準まで職員数を削減することが困難な状況にある。今後も組織機構改革、事務事業の見直し、業務の外部委託及び民営化等を推進し、職員定員管理の適正化に努める。
元利償還金等の減と臨時財政対策債の占める割合の増により、比率は年々下がってきており、平成26年度は類似団体平均より1.1ポイント低い状況である。今後も投資的事業の適正な取捨選択を継続し町債新規発行の抑制に努め、町債残高・償還額の減少を図っていくこととする。
町債残高の減と充当可能基金の増により年々改善し、平成25年度から将来負担は発生していない。これは、元金償還のピークが過ぎ、町債残高がピーク時の平成16年度の76億8千万円から約46億円に減少したことに起因している。依然として公営企業等債繰入見込額が高額であるものの、充当可能特定財源である積立金現在高も平成26年度では約35億円確保している。今後も投資的事業の見直しにより各年度の町債新規発行額を償還元金の8割未満とし、後年度負担の軽減を図っていくこととする。
人件費の経常収支比率は、歳出に占める構成比が大きいこと及び職員の高齢化による職員給の高止まり等により類似団体平均をわずかに上回っているが、ここ2カ年度は数値は下がってきている。平成22年度の町振興計画改定に併せて第2次自律計画策定により改善を図ってきた。具体的には管理職手当削減の継続など給与制度の是正、新規採用抑制による職員数の減及び休日勤務代休制度の継続を実施してきており、今後も引き続き人件費の削減に努める。
物件費の経常収支比率は、アルバイト雇用抑制、備品購入の抑制等により類似団体及び県内平均を下回っているが、近年パソコン等のリース費用の増などにより増加傾向にある。また、民間委託を行うことで物件費が増加する可能性があるが、人件費の減少によりそれを上回る財政効果をあげたい。
扶助費の経常収支比率は0.1ポイント類似団体平均を上回ったが、県平均は大きく下回っている。平成26年度は、わずかに前年度を下回ったが、全国的に扶助費の占める割合が高くなっている状況にあり、本町においても今後高くなることが予想されている。
その他の経常収支比率は、類似団体平均を2.4ポイント、県平均を2.5ポイント下回っている。国民健康保険事業会計や公営企業会計に対する繰出金が少ないことが要因と考える。ただし、平成26年度は繰出金が増加しており、今後は水道施設の老朽化により水道事業会計への繰出が増加することが見込まれるうえ、庁舎等老朽施設の維持補修費も増加する可能性が高いため、公共施設等総合管理計画の策定・実行により、施設の計画的な維持管理・更新が必要である。
補助費等の経常収支比率は、各種団体運営費補助を随時見直してきた効果により3.2ポイント類似団体平均を下回っているが、今後は、広域行政組合、後期高齢者医療広域連合等一部事務組合への負担金の増加が予想される。
公債費の経常収支比率は類似団体平均を2.3ポイント上回っているが、県平均は下回っている。一般会計の元金償還のピークは平成20年度であり、新規発行も抑制していることから、平成26年度は利率見直しに伴う借換のため見かけの公債費は増加したものの、実質的には減少しており、今後も歳出に占める割合は減少していくものと考えている。
平成16年度に統合中学校建設事業を実施し、平成17年度以降は統合中学校建設事業に要した町債の元利償還に備えて各種経費を抑制しており、類似団体平均及び県平均を下回っている。平成25年度に対して平成26年度は、物件費が増加した。今後は公債費は減少していく見込みであるが、引き続き公債費以外の経費についても事業の取捨選択を行い、真に必要な事業を適正な計画に基づき実施していく必要がある。
財政調整基金残高は、ここ数年間で着実に増加させ、将来の財政需要に備え計画的な積立てを実施している。実質収支比率は、ここ数年5%前後を推移している状況にあり、今後ともこの状況を継続していくことが望ましいと判断する。実質単年度収支は、平成23年度は赤字となったが、平成24年度以降は黒字であり、今後数年間は、この傾向が続くことが望ましい。財政的には健全な状況といえる。
全ての会計を合計した場合の赤字を表す指標である連結実質赤字比率は、平成19年度の指標算定開始以降すべて黒字であり、比率算定には至っていない。黒字の比率においても突出したものはなく健全な状況にあると判断できる。
実質公債費率は、数値が改善傾向にある。元利償還金は、着実に減少しているが、公営企業債元利償還金に対する繰入金は高い数値のまま推移し今後数年でピークとなる状況にある。実質公債費率の分子は、算入公債費等の増加により減少しており、今後も新規町債発行を抑制し町債残高の削減に努める。
将来負担額は一般会計等に係る地方債の現在高を筆頭に着実に減少しており、平成25年度以降は将来負担比率の分子がマイナスである。充当可能財源においても、充当可能基金等が増加している。今後も現在の状況を維持し、将来負担比率の軽減に努めることが望ましい。
栃木県塩谷町の2014年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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