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地方財政ダッシュボード

北海道斜里町の財政状況(2018年度)

北海道斜里町の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

斜里町水道事業末端給水事業病院事業斜里町国民健康保険病院下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

本町の経済は、恵まれた自然環境の下で進展する農業・漁業の基幹産業と、さらには世界自然遺産を背景に発展する観光産業によって支えられています。特に漁業は、主要魚種の「さけ・ます」の水揚げが日本一となっています。また、こうした一次産業を基盤とした農水産加工や、世界自然遺産「知床」を背景とした観光に付随した多様性のある産業形態となっていることから、財政力指数は類似団体平均より上回っています。

経常収支比率の分析欄

平成30年度については、人件費や後期高齢者医療負担金、起債元利償還金などが減少したことなどもあり、経常収支比率が減少しています。今後も財政環境が厳しくなっていくことが予想されますが、この間実施してきている行政改革等により数値の大幅な上昇は避けられてきており、引き続き、義務的経費の削減に努めているところです。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体を上回っているのは、公共施設も多く、自然環境保全部局など、他の自治体には例を見ない行政部門があることや、施設の維持管理について、指定管理者制度等の導入により委託化を推進していることなどによるものです。今後も引き続き民間活力の導入を推進していくことや、人件費・物件費・維持補修費について「第6次行政改革」への取り組みを通じて、義務的経費の削減に努めているところです。

ラスパイレス指数の分析欄

国家公務員の給与との比較の指数であるラスパイレス指数は95.7となっており、類似団体とほぼ同水準となっています。引き続き、「第6次行政改革」を実施する中で、職員定数や給与の適正化に努めます。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

公共施設も多く、自然環境保全部局など他の自治体には例を見ない行政部門があることや、給食・調理、施設管理部門などにおいて直営によって職員配置しているため、類似団体平均を上回っています。今後も引き続き、「第6次行政改革」による適正な人員配置、可能な限り施設の指定管理者制度の導入や事業のアウトソーシングを進め定員抑制に努めます。

実質公債費比率の分析欄

交付税算入措置のある地方債発行が比較的多いため、類似団体平均とほぼ同程度の数値となっていましたが、平成23年度以降は大型事業の償還等や公営企業の元利償還に対する繰出金の減少等により、実質公債費比率は減少しており、今後においても、計画的な公債費負担の平準化を図ります。

将来負担比率の分析欄

計画的な建設事業の実施や補正予算債等の交付税算入のある地方債の発行、公的補償金免除繰上償還の実施などにより、町債残高や償還利子の圧縮を図るとともに、財政調整基金など充当可能基金現在高の維持に努めているものの、中心市街地活性化推進事業や町営住宅再生整備事業等の大型事業や公共施設長寿命化事業などの実施による公債費の残高、一部事務組合(斜里郡3町終末処理事業組合及び斜里地区消防組合)の施設改修や改築等に伴う負担金の増額等により、類似団体平均を上回っています。なお、平成30年度の増加は、基金現在高(-2.4億円)の減少等によるものです。引き続き、中長期的な財政収支の試算を基に計画的に事業を行い、公債費負担の平準化をはかり、義務的経費の削減を中心とする「第6次行政改革」の取り組みを進め、財政の健全化に努めていきます。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、公共施設も多く、自然環境保全部局などの行政部門があることなどにより、類似団体の平均値を若干上回る状況となっていたものの、近年は定年退職等による職員の入れ替わりから年齢構成の若年化が進んだことにより減少傾向となっていますが、今後も「第6次行政改革」に基づいた定数配置や業務の民間委託を推進し、人件費の適正化に努めます。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、物件費に係る経常収支比率は高くなっており、要因としては、業務の民間委託化等により、職員人件費等から委託料(物件費)へのシフトが起きていることによるものとなっています。特に、平成24年度以降は一般廃棄物の収集・処理業務の民間委託、平成27年度は総合行政システムのクラウド化に伴う利用料やスクールバス運行業務委託料の増、平成29年度は学校給食の公会計化に伴い賄材料費が計上されたことなどにより比率が上昇しています。今後においても、「第6次行政改革」に基づいた業務の民間委託の推進、個別事務・事業の精査を進め、経費の抑制に努めていきます。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体と比較すると低くなっていますが、年々増加傾向にあります。主な増加の要因としては、認定こども園教育・保育施設型給付費などの増となっており、今後においても、上昇傾向に歯止めをかけるよう努めるとともに、制度の適正化を図ります。

その他の分析欄

類似団体平均と比較すると、その他に係る経常収支比率は、若干低くなっています。支出の主な内容は、特別会計への繰出金等となっており、今後も特別会計を含めて、健全な財政運営に努めます。

補助費等の分析欄

類似団体平均と比較すると、医師不足等に対する病院事業会計への補助や水道事業会計における辺地債償還金分の補助等により、補助費等に係る経常収支比率は若干、高くなっていましたが、近年は一部事務組合への負担金の減少等により類似団体平均を下回る状況となっています。今後も「第6次行政改革」に基づき、補助負担金等の適正化に努めます。

公債費の分析欄

以前に建て替えを行った町営住宅や教育文化会館の建設事業債の償還が終了したことや金利見直しによる利子の減少等により、類似団体平均と比較すると、公債費に係る経常収支比率は若干低くなっていますが、中長期的な財政収支試算を基に、引き続き、計画的な事業展開を進め、公債費負担の平準化を図ります。

公債費以外の分析欄

公共施設も多く、自然環境保全部局など他の自治体には例を見ない行政部門があることや、病院事業会計や水道事業会計への補助金等により、類似団体平均を上回っている状況が続いていましたが、近年は若干下回る状況になっています。今後も引き続き、「第6次行政改革」の推進などにより義務的経費の抑制に努めます。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金については、平成20年度以降、平成26年度に1.4億円を取り崩したのみであったため、標準財政規模に占める割合は24~26%で推移していましたが、平成30年度において1.3億円の取り崩しを行ったため比率が下がりました。実質収支額は例年2億円前後の額となっており、実質収支比率は概ね3~4%前後での推移となっています。実質単年度収支については、平成27年度決算では黒字となったものの、平成28年度以降の決算では赤字となっています。今後も、財政調整基金をはじめ各種基金の運用による財政運営が求められるため、実質単年度収支が赤字となる見込みがあり、より一層の効率的な行財政運営が必要です。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

当町における予算は、一般会計及び5特別会計並びに2事業会計の執行で、いずれの会計においても資金不足は発生していないため、黒字での決算状況となっており、連結実質赤字比率は算出されていません。平成30年度の決算状況は、一般会計及び国立公園内森林保全事業特別会計の合計で2億1千8百万円の実質収支の黒字、国民健康保険事業他2事業(介護保険事業、後期高齢者医療)の特別会計における実質収支は合わせて4千4百万円の黒字、公共下水道事業においては、4万5千円の資金剰余額となっています。また、水道事業会計及び病院事業会計の状況は、それぞれ、病院事業会計において1千1百万円、水道事業は2億4千8百万円の資金剰余額となったため、資金不足額は算出されませんでした。全会計を合わせた連結実質収支額は5億1,968万円となり、前年度の額4億6,612万円との比較では5,356万円の増額となっています。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

一般会計における元利償還額は、計画的な事業執行や公的補償金免除繰上償還の実施、金利見直しによる利子の減などにより、単年度での償還額は概ね12億円程度となっています。公営企業債の元利償還に対する繰入金は、病院事業及び水道事業、公共下水道事業に対するもので、例年、約2億8千万円程度となっていましたが、償還終了等により約2億1千万円となっています。組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は、3町終末処理事業組合の施設改修や消防庁舎改築事業に対する公債費の負担で元金償還が始まったことにより増加となりました。債務負担行為に基づく支出額については、斜里漁港荷捌所整備助成事業や庁内LANパソコン更新事業などで約2千万円の増加となっています。算入公債費等については、辺地対策事業債や臨時財政対策債、公共道路整備等の財源対策債などの償還に対する算定となっており、約10億円となっています。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

一般会計等における地方債現在高について、平成23年度以降、新一般廃棄物処理施設の建設事業債や国の景気対策による補正予算債の発行、公共施設の長寿命化事業等により、120億円前後での推移となっています。債務負担行為に基づく支出予定額については、前年度比で約5千4百万円の減少となっています。公営企業債等繰入見込額については、病院・水道・公共下水道事業会計に対するものとなっており、若干の減額となっています。組合等負担等見込額については、消防庁舎改築や3町終末処理事業組合の施設改修に伴う地方債の元金償還開始により減少しています。退職手当負担見込額については、行財政改革に伴う職員数の減少等により、減少傾向となっています。充当可能基金については、取り崩しによる基金の減少により、22億3,597万円となっていますが、約半分が財政調整基金(12億6,088万円)で、残りは国民健康保険基金等の特定目的基金となっており、充当可能財源等については、町営住宅使用料等や都市計画税等となっています。基準財政需要額算入見込額は、元利償還終了等による算入の終了等により約1.6億円の減少となっています。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)ほとんどの基金を定期預金で管理していることから、運用益については少額となっており、基金の増額は難しい状況になっています。一般会計での財源不足額は近年発生していないことや、前年度繰越金などの剰余金を積み立てていることなどから、財政調整基金及び減債基金については現状維持となっていましたが、中期的な財政収支の試算では、平成30年度以降、財政調整基金の繰入が必要な状況となっています。また、老朽化した施設の維持管理対策として行う事業や基金設置の目的にある事業への財源対策として、その他特定目的基金を活用していることなどから、特定目的基金は減少傾向にあります。(今後の方針)運用益が見込めない状況や将来的な財政運営上、最低限、基金残高の現状維持は必要であると考えており、引き続き、歳出の効率的な執行などにより基金の適正な維持管理に努めます。

財政調整基金

(増減理由)近年では、平成26年度での取り崩し(一般会計の財源不足額1億4,000万円)のみとなっていましたが、平成30年度は一般会計財源不足額1億3,000万円を取り崩しました。(今後の方針)近年、町の基幹産業である農業や漁業関係所得が堅調ではあるものの、第1次産業の状況により町税収入の変動が起こり得ることや地方交付税の算定状況、老朽化する公共施設の維持管理等、将来的な歳入・歳出の変動に備える上でも、基準財政需要額の3割程度の財政調整基金は必要であると考えており、15億円前後の積立金の維持を基本に基金の管理を進めます。

減債基金

(増減理由)平成30年度においては、起債元利償還金への財源として1億3,000万円の基金取り崩しを行い、前年度繰越金等の剰余金1億円を積み立てたことにより、差額の3,000万円の減少となりました。(今後の方針)一般会計の起債残高は116億円となっており、今後も毎年12億円前後の起債元利償還金が見込まれていることから、起債償還金の補てん財源として減債基金は必要となっています。引き続き、歳出予算の効率的な執行等により減債基金の維持に努めます。

その他特定目的基金

(基金の使途)普通会計で16の特定目的基金、国民健康保険事業会計及び介護保険事業会計における基金を合わせて18の特定目的基金を設置・管理しており、基金の目的に沿った運用を行っています。近年は、公共施設や町営住宅の維持管理に要する経費に対しての取り崩しが増加しています。また、知床国立公園内の森林再生事業への寄附金を基にした森林再生整備事業についても、基金の一部を財源として計画的に事業を進めているところです。(増減理由)平成30年度では、特定目的基金への寄附金や運用利子をはじめとした積立金5,585万円に対し、各種事業の財源として、公共施設整備基金を5,767万円、町営住宅整備基金を975万円取り崩し、各種公共施設や町営住宅等の長寿命化や維持補修事業に充当しました。また、知床国立公園内の森林再生事業に1,639万円の取り崩し、独自の介護サービス事業等への財源として保健福祉サービス基金を2,818万円取り崩すなど、その他特定目的基金を1億5,486万円取り崩したことから、前年度比で9,900万円の減少となりました。(今後の方針)特定目的基金は使途が限定されており、公共施設や町営住宅等の維持管理経費、森林再生や世界自然遺産の保護管理など長期にわたる事業への財源対策として、引き続き基金の維持管理に努めます。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均よりやや高い水準であり、病院・博物館・自然環境保全関連施設等、他の自治体と比較すると公共施設が多く老朽化が進んでいることから、平成28年3月に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、施設の維持管理を適切に進めていきます。

債務償還比率の分析欄

類似団体平均よりやや高い水準ですが、単年度の地方債発行額が償還額を上回らないようにし、地方債現在高の減少に努め、債務償還費率の短縮を図っていきます。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、大型事業や公共施設長寿命化事業等の実施による公債費の残高、一部事務組合の施設改修や改築等に伴う負担金の増額などにより、H29比で2.8%の増となっており、有形固定資産減価償却率についても、公共施設の老朽化によりH29比で3.5%の増となっています。施設の複合化や除却、売却等により公共建築物の総量を削減し、維持管理に要する費用を削減していきます。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は減少傾向にあり、類似団体平均値以下となりましたが、将来負担比率については上昇傾向にあります。上昇要因については、大型事業や公共施設長寿命化事業等の実施による公債費の残高、一部事務組合の施設改修や改築等に伴う負担金の増額等が考えられます。これまで以上に公債費の適正化に取組んでいく必要があります。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

北海道斜里町の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。