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北海道厚沢部町:簡易水道事業の経営状況(2023年度)

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

・収益的収支比率が令和5年度で増加しているが、これは令和6年度から公営企業会計へ移行することに伴う収支の一時的な変動であり、通常時では令和元年より電気計装及び管路の更新事業に係る企業債償還が生じているため、収益的収支比率、料金回収率が若干減少している。企業債残高対給水収益比率は、令和8年度まで更新事業が続くため今後上昇すると考える。施設利用率については、給水量がほぼ同量を使用していること、費用面等を勘案し、ほぼ横ばい状況である。

管路更新率

老朽化の状況について

・平成29年度から令和8年度まで施設整備計画により順次改修。管路は今回の事業で約43%更新予定であり、施設設備全体の更新については、約64%完了している。今後は管の老朽化による漏水は減少していくことが想定される。

全体総括

・現状においては、比較的健全な経営といえるが、平成30年度より施設整備計画に沿って更新しており、施設更新に係る経費を企業債借入により捻出しているため、企業債残高対給水収益比率は令和20年度まで増加していくと思われる。・現段階の料金収入では、収益的収支比率は下がっていく傾向にある。・今後の給水人口の減少、住民の高齢化を鑑み、経営分析等を実施し、収益減収に対する対策及び維持管理等に係る経費を抑制する手段を考えていく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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