経営の健全性・効率性について
平成27年10月に料金改定を実施したことで、料金収入が増し企業債残高対給水収益比率は減少しているが、給水原価は増加傾向にある。料金収入H26459,306千円H27482,991千円比較23,685千円増
老朽化の状況について
これまでの大型投資事業が完了し、今後は施設の更新事業へシフトしていくが、経年資産が多いため、施設修繕が多く管路更新が進んでいない。管路更新について、大型投資事業が終了し、一定の更新は実施しているが、類似団体と比較し低い状況にある。
全体総括
平成27年10月に料金改定を行い、収益の改善を図った。施設については、老朽化が進んでいるため、管路更新事業費の増加が課題となっている。平成29年度からの簡易水道事業の水道事業会計統合に向けて準備を進めており、現在は資産の把握に努めている。今後は、水道事業との会計統合に合わせて、施設の統廃合を含めた経費の見直しを行う。