経営の健全性・効率性について
●①収益的収支率については、近年横ばい状況にあるが、今後も100%を目指して引き続き経営改善に向けて取り組んで行きたい。●④企業債残高対事業規模比率については、前年度比で約20%の減少となり、類以団体平均値とほぼ同数値の比率を示している。●⑤経費回収率については、使用料収納事務委託が広域水道企業団に変更となり、収納事務手続きから年度内収納が出来なかったための使用料の減収によるものである。今後は、令和2年4月からの使用料改定による経営の健全化を期待する。●⑥汚水処理原価については、汚水処理に係るコストを抑えることが出来、前年度比で減少している。更に、類以団体平均値を下回る事が出来ている。●⑦施設利用率については、汚水処理量の微増により前年度比で微増している。。●⑧水洗化率については、現在も下水道整備区域の拡大を行いながら水洗化の促進を行っており、更なる水洗化率の向上に取り組んでいる。
老朽化の状況について
●平成17年度の供用開始であるため、法定耐用年数を超える管渠は該当無しとなっている。●管路の点検については、必要に応じて実施している。
全体総括
●汚水処理に係る費用を使用料以外の一般会計繰入金等に依存している状況である。●令和2年4月から使用料単価(150円/.→180円/.)の見直しを行い健全な経営を目指している。●今後想定される老朽化対策については、長寿命化計画を策定し計画的に実施していく。