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佐賀県多久市:公共下水道の経営状況(2014年度)

🏠多久市

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経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

・収益的収支比率は概ね50%で推移しており、単年度収支は赤字となっている。また、経費回収率は概ね30%で推移しており、類似団体より低くなっている。これは、平成17年度に一部地域の供用開始を行い、平成26年度までは、整備促進と水洗化率の向上を目的に、使用料単価の抑制をしてきたためである。平成26年度には、一定の目標を達成したため、平成27年度から段階的に使用料単価を上げ、経営の健全性を図ることとしている。・当市は、地域的に中山間地域であること、河川が多いことなどから、整備費用が他団体と比べて高くなる。また、各家庭における節水の意識と節水機器の普及により有収水量が減少していることから、平成27年度に供用開始区域、整備区域計画の見直しを実施し、事業の効率性を図っている。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

・平成17年度に一部地域の供用開始を行っており、耐用年数を経過していない状況のため管渠改善率は類似団体と比べて低くなっている。・管路点検は平成30年度頃から実施予定である。・処理場等の機械器具は、定期的に機器点検を実施している。・今後は、長寿命化計画を策定し、計画的に維持補修や更新を図っていく。

全体総括

・地方債の元利償還金や、収益的収支比率を注視しながら、3年~5年を目途に使用料単価の見直しを行い、健全な経営を図りたい。また、今後増加が予想される老朽化対策は、長寿命化計画を策定し、計画的に実施していく。

出典: 経営比較分析表,

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