経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率比率が低下していることから単年度収支は赤字となっていますが若干回復傾向が見られます。●企業債残高対事業規模比率整備中のため,平均値や類似団体に比べ高い状況が見受けられます。整備コストの削減を図ります。●経費回収率経費回収率は若干の回復傾向がみられるものの,類似団体と比較しても依然として低い状態のため,適正な使用料収入の確保や処理経費の削減を図る必要があります。●汚水処理原価平均値や類似団体と比較しても数値が高いことから,維持管理費の削減といった経営改善を図る必要があります。●施設利用率平均値類似団体と比べ高値を示しています。●水洗化率平均値類似団体と比べ高値を示しています。
老朽化の状況について
平成14年に事業開始し14年の経過で施設そのものには劣化は見受けられませんが,劣化の早期発見に努め,更正工事を随時行っていく必要があります。
全体総括
今後安定的な経営を図っていくためには,より一層の経費削減に努める一方,公営企業化等の抜本的な改善を行う必要があります。