経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は前年からその他費用雑入の減、また、維持管理費用の職員給与費の増により比率減少の結果となっている。数値については平均的な値であり、経年でやや幅を持って推移していることから今後も持続的な経営改善に努めていく必要があります。料金回収率についても平均的な値で、経年でやや増加傾向にあるので同じく持続的な取り組みが必要です。また、施設利用率は平均的ではありますが、やや減少の傾向がみえます。有収率についても同傾向にありますので、施設更新等について中期的に具体的な計画検討が必要になります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率、管路経年化率ともに該当数値がないため、施設全体を把握するため固定資産の台帳整備等を実施し更新投資並びに維持管理に向けた検討が必要である。引き続き継続的な維持管理に努める必要があります。
全体総括
有形固定資産減価償却率の該当数値がない、また、収益的収支比率の指標が100%で、必要な更新投資があり、老朽化対策等、投資のあり方について検討する必要がある。また、財源確保についても検討必要があります。