阿南町:簡易水道事業(法適用)

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

収益収支比率は平均値を下回っており、単年度収支が平均より赤字であることを示している。経営規模に対し企業債の規模が大きいことが収益圧迫要因となっていることが考えられる。企業債残高対給水収益比率の割合は、わずかに減少傾向ではあるが、今後、老朽化した管路更新工事に着手するため大幅な減少は見込めない。料金回収率は昨年度より減少し56%となったが、これは企業債償還金が増加したためである。償還金については令和5年度がピークとなるためさらに減少する見込みであるが、令和5年度以降は回復していく見通しである。有収率は、漏水調査や修繕工事を行い少しずつ上昇傾向となっているが、依然として7割程度であり引き続き改善が必要である。

老朽化の状況について

施設・管路ともに老朽化が進んでいるが、心臓部である浄水場は補助事業等で、平成28年度から令和元年度にかけて、機械・電気設備更新を行っている。本管は総延長が140km以上あり、その多くが昭和の終わりから平成の始めにかけて整備されたものであり老朽化が懸念される。一挙に更新することは困難であり、管路更新計画を策定したため計画に従って更新を進める。

全体総括

給水に要する費用が高く、使用料以外の収入に依存している状況である。また、漏水が原因で3割程度の水を捨てている状況であるため、さらなる漏水調査及び修繕に取組む必要がある。今後、管路更新を行っていく必要があるとともに、令和5年度頃には浄水場等の設備更新に充てた起債の償還もピークを迎え、経費の増加が懸念される。使用料収入は、人口の減少に伴い減少していく見込みである。適正な料金設定及び経費の抑制を行う必要があり、平成30年には、10%程度値上げする料金改定を実施した。また、令和元年10月からの消費増税に伴い、令和2年度から増税相当分の料金改定を実施した。適正な料金については、審議会等により継続的に検証を行う。

類似団体【D3】

上ノ国町 厚沢部町 乙部町 今金町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 京極町 共和町 古平町 仁木町 妹背牛町 比布町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 苫前町 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻富士町 清里町 置戸町 佐呂間町 興部町 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 新冠町 えりも町 新ひだか町 上士幌町 鹿追町 中札内村 幕別町 豊頃町 浦幌町 釧路町 鶴居村 中標津町 標津町 今別町 蓬田村 五戸町 田野畑村 普代村 野田村 上小阿仁村 大潟村 東成瀬村 大蔵村 鮭川村 戸沢村 郡山市 下郷町 只見町 北塩原村 磐梯町 柳津町 中島村 平田村 古殿町 長野原町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 東秩父村 新島村 三宅村 小笠原村 清川村 出雲崎町 舟橋村 入善町 池田町 美浜町 上野原市 西桂町 鳴沢村 川上村 南牧村 阿南町 下條村 大桑村 麻績村 筑北村 小川村 山県市 垂井町 七宗町 東白川村 設楽町 東栄町 井手町 和束町 南山城村 山添村 紀美野町 九度山町 広川町 若桜町 日野町 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 久米南町 安芸太田町 神石高原町 上関町 阿武町 勝浦町 佐那河内村 神山町 松野町 東洋町 奈半利町 田野町 安田町 芸西村 本山町 土佐町 仁淀川町 梼原町 日高村 津野町 大月町 赤村 上毛町 太良町 小値賀町 美里町 玉東町 南小国町 西原村 津奈木町 相良村 山江村 九重町 木城町 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 国頭村 大宜味村 竹富町