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地方財政ダッシュボード

山梨県道志村の財政状況(2023年度)

山梨県道志村の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

道志村水道事業簡易水道事業水道事業簡易水道事業排水処理事業特定地域排水処理施設排水処理事業個別排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

前年度と比較すると、基準財政需要額、基準財政収入額のどちらも減少しているが、3年間平均の財政力指数は変動がなく、0.15となった。人口減少や全国平均を上回る高齢化率(R6.3末42.2%)に加え、村内に中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均値を下回る状況で推移している。投資的経費の抑制や物件費歳出の徹底的な見直し(3年間で5%の縮減)を実施するとともに、税収の徴収率向上対策(徴収目標:現年度分99%、過年度分30%)を中心とする歳入確保等の取り組みを通じて、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

平成26年度から類似団体平均値を上回る状況で推移しており、令和元年~2年度においては、90%を超える高い水準であった。令和3年度以降は、類似団体平均値と同水準となったと言える。主な要因となっている公債費は、令和2年度をピークに減少に転じている一方で、新庁舎整備事業による起債の借入も始まっているため、財政計画に基づき、年間新規発行上限2億円を目標に起債抑制を図る。また、会計年度任用職員制度による人件費の増、施設管理委託費の増など経常経費の増加要因が多いため、より一層歳出削減に取り組み、財政に弾力性を持たせていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成25年度には、類似団体平均値との差はあまり見られなかったが、26年度以降は類似団体平均値を上回って推移している。人件費については、きめ細やかな教育環境の確保のために村単教員を配置していることや保育料無償化に伴う保育士の確保など、物件費については、スクールバス、公共施設の民間への委託料や庁内システム使用料の増加などが要因である。また、類似団体と比較して保有する施設が多いため、物件費が高止まりしている。公共施設等総合管理計画に基づき適正な施設管理を行うなど、コスト削減を一層進めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数については、平成27年度からは同水準で推移していたが、令和3年度・令和4年度には、階層変動や職種変動により、類似団体平均値を2.5ポイント上回った状態で推移していた。令和5年度には類似団体と同水準になっている。今後も国及び県の動向等を踏まえ、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成28年度に策定した道志村定員管理計画に基づき、平成29年度を初年度とし令和8年度当初までの10年間で1人の削減を目標とするとなっている。類似団体平均値と概ね同水準で推移している。

実質公債費比率の分析欄

平成27年度までは類似団体平均値を下回っていたが、類似団体平均値が減少している中、大規模事業による起債額の増加により、公債費比率がやや上昇している。令和6年度でピークを迎え、令和10年度前後までは減少に転じる見込みだが、令和4年度から令和7年度の平年より増となった起債借入の元利償還開始や、利率の増加に伴い、実質公債費は再度増加していくと考えられる。財政計画に基づき、地方債発行額2億円の上限枠設定などに取り組み、公債費比率の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高や、公営企業債等繰入見込額、退職手当負担見込額の将来負担額はあるものの、充当可能基金の計画的な運用や基準財政需要額に算入される見込額等の充当可能財源等が将来負担額を上回っているため、将来負担比率が-137.8%となっている。前年度から9.4%増となっている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費に係るものについては、山梨県平均より1.8ポイント高く、全国平均と同水準となっている。これは、学習環境の向上を図るためや障害児等への対応として村単教員を配置していること、保育所・給食センター等を直営で行っているため、職員数が類似団体平均に比べ多いことが主な要因である。

物件費の分析欄

スクールバスの民間委託を行っていることにより、類似団体や県・全国平均と比較して、高い値で推移していたが、徐々に差が縮まり、令和5年度にはその差は0.1ポイントとなっている。近年の物価高騰の影響により、物件費は上昇傾向にあると考えられるため、公共施設総合管理計画に基づいて公共施設の集約や廃止を検討し、さらなるコスト削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は類似団体、全国平均、山梨県平均と比べてみてもかなり低い水準で推移していることが分かる。これらは、被扶助者が少ないこと、医療施設や介護サービス施設等が少ないことが要因であるとともに、サービス水準の低さも要因であると考えられる。令和6年度から新規事業として、子育て支援に重点を置いた施策を開始したため、扶助費に係る経費は増加見込みである。

その他の分析欄

その他に係る経常比率が低いのは、過去からの特別会計等の経常経費の削減により繰出金の抑制を行ったためである。診療所会計は、医師の診療体制の見直しを行ったことにより、繰出金は前年度から増加している。診療収入の減少が繰出金の増につながる要因のため、運営の適正化を図る必要がある。簡易水道については、老朽化した施設修繕等に今後も多額な費用が見込まれているため、計画的な老朽化対策を行うとともに、料金体系についても見直しを図っていく必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等については、類似団体、山梨県平均、全国平均のいずれも下回っている。これは、各種団体等への補助金において、経費等の見直しを強く求めた効果が表れたものであり、今後も引き続き補助金を交付するに値する事業を行っているかなど、明確な基準を設け、不適切な補助金は見直し・廃止を行う方針である。一方、令和6年度から始まる「子育て世帯完全無償化」に伴い、補助費等に係る費用は増加する見込みである。

公債費の分析欄

平成20年頃の大型整備事業に加え、小中学校整備事業により、地方債現在高が増加した影響で、地方債の元利償還金が膨らんでおり、公営企業債の元利償還金に対する繰出金などの準元利償還金を含めたベースで64.9%上回る結果となっている。公債費は令和2年度をピークに25.0%前後で推移していくと見込んでいるが、今後、庁舎建設や公民館建設等の元利償還を控えているため、引き続き非常に厳しい財政運営となることが予想される。そのため、地方債の新規発行が年間2億円を超えないように、普通建設事業費を抑制することとしている。

公債費以外の分析欄

公債費の経常収支比率の水準が高いため、公債費以外の経常収支比率の水準は類似団体・全国・山梨県平均を下回って推移しているが、全体の経常収支比率は、R1年度、R2年度と90%を超える高い水準であった。令和3年及び4年度は、新型コロナウイルスの影響による経常的な事業の中止・大幅な縮小、臨時交付金を充当した各種事業やワクチン接種など臨時的な事業が中心となり、令和5年度は庁舎の建設が大詰めとなったため、経常収支比率を下げている。基金への積立額が大きいのも要因である。財政に弾力性を持たせるため、全ての事務事業の優先度を厳しく点検し、経常経費の削減を行い、経常収支比率85%以内を目指す。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

財政調整基金に関しては、中期的な見通しの下に、適切な財源の確保と歳出の精査により、取崩を回避しており、決算剰余金を中心に積み立てることに努めている。しかしながら、標準財政規模比で46.95%に達しているため、将来の歳出増加への備えを念頭に置きながらも、基金取崩による積極的な事業執行や目的基金への積替えなどを考えていく必要がある。実質単年度収支は令和4年度から比較して1.62ポイント減となっているが、基金を一部取崩したことにより減少している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

すべての特別会計において、昨年度と同水準で推移している。さらなる経費の削減に努めるとともに、一般会計からの繰入金により赤字が発生しないよう財政運営に努めていく。一般会計については、繰出金が増加傾向にあるため、使用料等の見直しや計画的な設備の更新・維持修繕を行い、歳出を削減していく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

実質公債費比率は、類似団体平均を大きく上回り、3年間平均では昨年度から0.2低下した9.6%となっている。元利償還金に関しては、令和2年度をピークに減少傾向であるが、大規模事業の実施により今後増加見込みとなる。そのため、過疎対策事業債や緊急自然災害防止対策事業債等の交付税措置率が高い地方債の活用による算入公債費の確保や、財政計画に基づく起債発行額の上限枠設定等に取り組むことで、実質公債費比率の抑制を目指していく。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高や、公営企業債等繰入見込額、退職手当負担見込額の将来負担額はあるものの、充当可能基金の計画的な運用や基準財政需要額に算入される見込額等の充当可能財源等が将来負担額を上回っているため、将来負担比率が-137.8%となっている。将来負担額に関しては、昨年度と比較して3.01%の増、充当可能財源等は1.78%の増となっているが、全体的にみると微増の傾向となっている。大規模事業に伴う起債発行額の増加が見込まれるため、事業見直しによる新規地方債発行額の抑制や、計画的な基金積立による充当可能基金の増を目指していく。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)・近年増加している公共施設修繕、公共施設長寿命化へ対応するため、「公共施設整備等基金」へ133,520千円を積み立てたほか、ふるさと納税や消防職員退職金、指定管理者からの使用料、教育寄附金等を特定目的基金へ239,678千円積み立てを行った。また、収入額が歳出額を超えることが見込まれたため、財政調整基金へ50,001千円の積み立てを行った。一方、役場庁舎整備事業が令和5年度に完成したことに伴い、建設工事や各種業務委託、備品購入等多額の事業費に対し「道志村役場庁舎建設基金」83,393千円を全額庁舎整備に係る事業へ充当したため、昨年度から皆減となった。その他、ふるさと納税を各種事業へ充当、観光施設や公共施設の修繕、維持改修、森林整備などに149,085千円取崩した。上記の理由から基金全体としては、36,792千円の増となった。(今後の方針)・基金の使途の明確化を図るために、財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金に積み立てていくことを予定している。・公共施設の長寿命化・集約化にかかる費用が増加傾向にあるため、「公共施設整備等基金」の取崩が大きくなることが想定される。

財政調整基金

(増減理由)・収入額が歳出額を超えることが見込まれたことから、財源の不均衡を調性するため、財政調整基金へ50,001千円積み立てたことによる増加。大規模災害の発生や大幅な税収減がある年度などに取崩を行う。(今後の方針)・財政調整基金の残高は、標準財政規模の30%となるように努めることとする。

減債基金

(増減理由)・増減なし(今後の方針)・地方債の償還計画、公債費比率、償還利率の増加等を踏まえて、繰り上げ償還や償還年数の短縮を行うため現象予定。

その他特定目的基金

(基金の使途)①公共施設整備等事業基金:公共施設の整備その他村民福祉の向上に資する中長期的な計画に基づく事業又はこれに関連する事業の経費②人と自然が輝く水源の郷づくり道志村応援基金:ふるさと納税によって寄付された寄附金を財源として事業を実施し、寄附者の思いを実現する③ふるさと振興基金:ふるさとづくり事業を実施する④地域福祉基金:住民が主体となって行う福祉活動を活発化する⑤植草浩子水源林保全基金:水源林保全及び村内の山林保全のための育苗及び植林を行う。(増減理由)①公共施設整備等事業基金:公共施設修繕、公共施設長寿命化のため積立133,520千円取崩104,523千円②人と自然が輝く水源の郷づくり道志村応援基金:ふるさと納税による基金積立金54,977千円各種事業への充当のため取崩20,117千円③ふるさと振興基金:増減なし④地域福祉基金:増減なし⑤植草浩子水源林保全基金:増減なし。(今後の方針)①公共施設の老朽化対策等による取り崩しが見込まれるため、決算剰余金のうち一定額を積み立てられるようにしていく。②ふるさと納税によって寄付された寄附金を財源として各種事業を実施し、本村を愛する寄附者の思いを実現させる。③活用事業の検討を行っていく。④活用事業の検討を行っていく。⑤活用事業の検討を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当村では、平成28年度に策定した公共施設総合管理計画(令和3年度改訂)において、公共施設等の延床面積を40年間で20%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化や除却を進めているところである。一方で令和2年度から着手している庁舎建設事業に大規模な投資がされていることから、他の施設等の老朽化対策が先送りされていたり、施設を活用しながら財政負担を抑えていることが有形固定資産減価償却率低下を阻害している原因と考えられる。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均値をやや上回っているが、徐々にその差は縮まっており、令和5年度はついに下回った。同じく、全国平均・県平均をも下回っている。これは、交付税措置などで有利な起債の新規発行を行いながら基金への積立、また、新規起債発行額を抑えて、地方債現在高を減らしていることも要因となっている。今後も引き続き、起債の新規発行抑制と有利な起債の選択、計画的な基金への積立を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債現在高に対する充当可能財源が上回っているため、将来負担比率はマイナスとなっている。一方で有形固定資産減価償却率は類似団体平均よりも高く上昇傾向にある。主な要因としては、令和2年度から着手している庁舎建設事業に大規模な投資がされていることから、他の施設等の老朽化対策が先送りされていたり、施設を活用しながら財政負担を抑えていることが有形固定資産減価償却率低下を阻害している原因であると考えられる。道路の有形固定資産減価償却率が82.2%、平成8年に建設した保育所の有形固定資産減価償却率が95.5%なども挙げられる。公共施設等総合管理計画に基づき、更に老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体平均が横ばい傾向にある中で、本村においては上昇傾向であったが、令和5年度は昨年度より0.2%減少している。平成26年度から平成28年度にかけて行った小中学校建築事業に合計で7億5千万円の地方債を発行したため、実質公債費比率は10%前後で推移していくことが想定されている。また、大型事業である新庁舎整備の財源として地方債を発行しているため、庁舎整備事業以外について地方債発行の抑制を行い、公債費の上昇を抑えていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

山梨県道志村の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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