地方財政ダッシュボード

茨城県つくばみらい市の財政状況(2021年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出

総額252億円

性質別歳出

総額252億円

歳入の内訳

総額261億円

財政比較分析表(2021年度)

財政力

昨年度より0.4ポイント減少の0.77となっている。これはコロナ禍において、法人税が大幅に減少すると見込んだ見込んだためである。法人税については、見込みよりも減少が少なかったことから、来年度以降は徐々に回復する見込みである。

財政力指数

財政構造の弾力性

昨年度より7.1ポイント減の83.2%と大幅に減少しているが、これは、約12億円の臨時財政対策債の発行と約4億円の普通交付税の追加交付があったためである。今後は、工業団地の整備やスマートインターチェンジの整備を進め、さらに自主財源の確保に努めるとともに、より効果的・効率的な行財政運営に努め、経常経費の抑制に一層努めていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

昨年度より22,752円高くなっているが、これは多数のコロナウイルス感染症対策事業を実施したため、物件費が大幅に増加したためである。職員数のスリム化は数年来進めてきており、これ以上のスリム化は事業に影響を及ぼしかねないため難しいが、事務経費の削減など、物件費の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

前年度と同数値で、類似団体平均とほぼ同レベルであるが、今後も給与の適正化を図るために手当の見直し等を検討していく。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

昨年度とほぼ横ばいで、類似団体平均と比較すると2.11人下回っており、全国・県平均よりも低い値となっている。今後も必要な人員を確保しつつ、行政サービスの低下を招かないことに留意して、職員定数の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

昨年度より0.3ポイント減少しており、類似団体平均値よりは,1.4ポイント低く良い値であるが、全国・県平均と比べると、まだ高い値である。今後も中学校建設などの大規模事業が控えており、地方債現在高及び基金現在高の推移を見極めて事業を実施していく必要がある。

実質公債費比率

将来負担の状況

平成29年度から毎年減少しており、令和3年度は普通交付税や臨時財政対策債の大幅な増加により充当可能基金が大幅に増加になったことや特別会計等の地方債現在高の減少などにより25.8ポイント減少し、大幅に改善されている。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費

昨年度より1.4ポイント減少しており、類似団体・全国・県平均値よりも良い値である。今後も、必要な人員を確保しつつ、行政サービスの低下を招かないことに留意しながら、新規採用の抑制や会計年度任用職員の削減など、人件費の削減に努めていく。

経常収支比率(人件費)

物件費

令和3年度は新型コロナウイルスの影響により事業等が中止・縮小になったことにより、昨年度より0.7ポイント減少しているが、類似団体・全国平均よりも高い値となっている。今後も、事務経費の削減を図り、類似団体平均値に近づけるよう努めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

ふるさとづくり基金7,000万円を財源としたことなどにより、昨年度より4.1ポイント減少しており、類似団体・全国・県平均値よりも良い値である。扶助費については、今後は人口増に伴い、児童数や高齢者数が増加することが考えられ、増加が予測される。扶助費が増加し、財政圧迫の要因とならないよう、抑制に努めていく。

経常収支比率(扶助費)

その他

令和3年度は、農業集落排水事業会計が企業会計に移行したことに伴い、繰出金から補助費等になったことや特別会計等の地方債現在高が減少したことなどにより、繰出金が減額となったことから昨年度より3.9ポイント減少しており、類似団体・全国・県平均値よりも良い値である。今後も、繰出金等の精査を図り、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

農業集落排水事業会計が企業会計に移行したことに伴い、繰出金から補助費等になったことや一部事務組合に対する負担金が増加したことなど、昨年度より、4.5ポイント増加と大幅に増加しており、類似団体平均と比較すると8.5ポイント高く、全国・県平均値と比較してもかなり高い値となっている。今後は、補助金の見直しや、一部事務組合の予算自体の見直しも必要である。

経常収支比率(補助費等)

公債費

令和3年度は減債基金を2.5億円繰り入れたことなどにより、昨年度より1.5ポイント減少している。現在は、類似団体・全国平均よりも良い値であるが、今後は、中学校建設や道路整備、公共施設の修繕などにより、多額の借入れを予定しているため、数値の悪化が見込まれる。地方債の新規発行額を抑制し、数値の悪化を抑えるよう努めていく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

昨年度より5.6ポイント減少しており、類似団体・全国・県平均値よりも良い値である。今後も、公債費以外の全体的な歳出抑制に努めていく。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

目的別歳出の分析欄

総務費は、住民一人当たりのコストが109,197円で前年度から46,622円の大幅な減となっており、類似団体平均とほぼ同水準となっている。主な要因としては、特別定額給付金事業が終了したためである。民生費は、住民一人当たりのコストが162,172円で前年度から23,220円の大幅な増となっており、類似団体平均より55,152円低い金額となっている。主な要因としては、子育て世帯・ひとり親世帯への給付金など多くのコロナウイルス感染症対策を実施したためである。商工費は、住民一人当たりのコストが1,998円で前年度から2,856円減となっており、類似団体平均より20,066低い金額となっている。主な要因としては、プレミアム付商品券事業が終了したためである。消防費は、住民一人当たりのコストが20,495円で前年度から7,011円減となっており、類似団体平均より2,553円低い金額となっている。主な要因としては、防災行政無線デジタル化事業が終了したためである。

議会費

類似団体内順位50位/ 52団体

労働費

類似団体内順位45位/ 52団体

消防費

類似団体内順位30位/ 52団体

諸支出金

類似団体内順位3位/ 52団体

総務費

類似団体内順位24位/ 52団体

農林水産業費

類似団体内順位45位/ 52団体

教育費

類似団体内順位22位/ 52団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 52団体

民生費

類似団体内順位50位/ 52団体

商工費

類似団体内順位52位/ 52団体

災害復旧費

類似団体内順位38位/ 52団体

衛生費

類似団体内順位50位/ 52団体

土木費

類似団体内順位28位/ 52団体

公債費

類似団体内順位41位/ 52団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり479,863円となっており、昨年度から24,625円減少している。主な要因としては、物件費で21,511円、扶助費で21,901円増加しているが、特別定額給付金事業が終了したことなどにより補助費等が94,055円減少したためである。物件費は、委託料等の増により21,511円増加している。類似団体平均よりも6,458円高くなっているが、主な要因は多数のコロナウイルス感染症対策事業を実施したためである。今後は、事務経費の削減や委託料の見直しに努めていく。扶助費は、昨年度より21,901円増加しているが、類似団体平均よりは33,028円低くなっている。今後も人口増に伴い、児童数や高齢者数が増加することが考えられるため、増加が予測される。扶助費が増加し、財政圧迫の要因とならないよう、抑制に努めていく。

人件費

類似団体内順位49位/ 52団体

補助費等

類似団体内順位35位/ 52団体

災害復旧事業費

類似団体内順位38位/ 52団体

投資及び出資金

類似団体内順位29位/ 52団体

物件費

類似団体内順位18位/ 52団体

普通建設事業費

類似団体内順位50位/ 52団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 52団体

貸付金

類似団体内順位41位/ 52団体

維持補修費

類似団体内順位44位/ 52団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位20位/ 52団体

公債費

類似団体内順位41位/ 52団体

繰出金

類似団体内順位52位/ 52団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位50位/ 52団体

積立金

類似団体内順位19位/ 52団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 52団体

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

臨時財政対策債の大幅な増加や普通交付税の追加交付があったことなどから、財政調整基金に積立をしたことにより、実質単年度収支は黒字となっている。令和4年度以降も基金残高に注視し、事務事業の整理合理化を図るなど歳出の抑制に努めながら適正に管理していく。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

全ての会計で赤字はなく、健全な財政状況である。水道事業会計の黒字額が他会計に比べて多いが、今後、インフラ更新が控えているためであり、計画的に事業を進めていく必要がある。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は、昨年度に比べ、11百万円増加している。これは、元利償還金が増加していることによるものである。今後も、市全体の予算の見直しを行い、経費の削減をしていかなければならない。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

平成30年度までは利用していたが、令和元年度以降は、満期一括償還を利用していないため、該当なし。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債現在高については、近年は借入額より償還額が多いことから今後も減少していく見込みである。臨時財政対策債の大幅な増加や普通交付税の追加交付、ふるさとづくり寄附金の増加により充当可能基金は前年度より2,000百万円増加している。今後も、地方債の償還額と借入のバランスを考慮しながら予算編成に努めていく。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金残高合計

(増減理由)減債基金は250百万円取り崩しているが、臨時財政対策債の大幅な増加や普通交付税の追加交付などにより、財政調整基金は1,589百万円の積立となったことやふるさとづくり寄附金の増加によりふるさとづくり基金が330百万円積立になったことにより、基金全体で大幅な増額となっている。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために,財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金に積み立てていくことを検討している。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)臨時財政対策債の大幅な増加や普通交付税の追加交付などにより、財政調整基金は1,589百万円の増額となっている。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%から20%は維持できるように努めていく。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)公債費の財源として、250百万円取り崩している。(今後の方針)令和4年度以降も公債費が増加するため、減債基金を効果的に活用していく。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさとづくり基金:安心して暮らせるまちづくり事業などの財源として活用していく。地域福祉基金:地域における高齢者保健福祉の推進及び民間福祉活動に対する助成の財源として活用していく。(増減理由)ふるさとづくり基金:該当事業などの財源として取り崩しているが、ふるさとづくり寄附金が増加したため、330百万円増加している。地域福祉基金:該当事業の財源として取り崩したため、36百万円減少している。(今後の方針)ふるさとづくり基金以外については、財政調整基金の使途を明確化するため、他基金に積み立て、現基金を必要な事業に有効に活用をしていく。ふるさとづくり基金は、ふるさとづくり寄附金をさらに増額できるよう市内特産品等をPRし、基金の増加に努め、必要事業に充当する。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均を12.1ポイント下回っており低い水準にある。これは、人口増加に合わせて、社会資本整備を積極的に行った影響であり、この傾向はしばらく続くものと考えられる。しかしながら、公共施設等への新規投資より資産の減価償却が上回った結果、前年度より1.5ポイント増加している。今後、公共施設等の総合管理に関する指針に基づき、計画的に修繕を実施し、公共施設等の管理を適正に行っていく。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位4位/ 49団体

(参考)債務償還比率

債務償還比率は、充当可能財源の増加により、類似団体平均を86.8ポイント下回っている。今後、老朽化に伴う公共施設等の改修、社会保障関係経費の義務的経費等の増加が見込まれることから、将来負担の軽減に留意し、財政運営を行っていく。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位12位/ 52団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、類似団体平均を10.4ポイント下回り、地方債の償還が進んだことや、臨時財政対策債と普通交付税の増加により、前年度より25.8ポイント減少している。また、有形固定資産減価償却率は、類似団体平均を12.1ポイント下回っているが、公共施設等への新規投資より資産の減価償却が上回った結果、前年度より1.5ポイント増加している。今後、公共施設等の総合管理に関する指針に基づき、計画的に修繕を実施し、公共施設等の管理を適正に行っていく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は、類似団体平均を10.4ポイント下回り、地方債の償還が進んだことや、臨時財政対策債と普通交付税の増加により、前年度より25.8ポイント減少している。また、実質公債費比率は、類似団体平均を1.4ポイント下回り、地方債の元利償還金は増加しているが、臨時財政対策債と普通交付税の増加により、前年度より0.3ポイント減少している。今後、公共施設等の総合管理に関する指針に基づき、計画的に修繕を実施し、公共施設等の管理を適正に行っていく。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設情報の分析欄

類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、公民館であり、特に低くなっている施設は、橋りょう・トンネルである。公民館については、築30年以上経過しており、類似団体平均を12.0ポイント上回っている。令和2年度に個別施設計画を策定したところであり、同計画に基づき改修や長寿命化などの老朽化対策に取り組んでいくこととしている。橋りょう・トンネルについては、比較的近年に整備したため、有形固定資産減価償却率が低くなっている。今後は、公共施設等の老朽化や利用状況を踏まえ、必要な機能を見直し、改修や長寿命化のほか、統廃合や複合化を検討していく。

道路

類似団体内順位8位/ 49団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位4位/ 48団体

公営住宅

類似団体内順位18位/ 48団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位23位/ 44団体

学校施設

類似団体内順位7位/ 49団体

児童館

類似団体内順位5位/ 35団体

公民館

類似団体内順位37位/ 45団体

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

施設情報の分析欄

類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、体育館・プールであり、特に低くなっている施設は、一般廃棄物処理施設である。体育館・プールについては、総合運動公園の体育館が築40年以上経過しており、類似団体平均を9.5ポイント上回っている。令和2年度に個別施設計画を策定したところであり、同計画に基づき改修や長寿命化などの老朽化対策に取り組んでいくこととしている。一般廃棄物処理施設については、連結対象団体が所有する施設であり、比較的近年に整備したため、有形固定資産減価償却率が低くなっている。今後は、公共施設等の老朽化や利用状況を踏まえ、必要な機能を見直し、改修や長寿命化のほか、統廃合や複合化を検討していく。

図書館

類似団体内順位17位/ 40団体

体育館・プール

類似団体内順位32位/ 49団体

福祉施設

類似団体内順位8位/ 40団体

市民会館
一般廃棄物処理施設

類似団体内順位3位/ 46団体

保健センター・保健所

類似団体内順位3位/ 40団体

消防施設

類似団体内順位17位/ 44団体

庁舎

類似団体内順位19位/ 49団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2021年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額は前年度末から1,521百万円の増加(+2.6%)となった。金額の変動が最も大きいものは基金である。投資その他の資産の基金では、ふるさとづくり基金の増加(330百万円)により300百万円増加した。流動資産の基金では、財政調整基金が1,589百万円増加した。また、負債総額は、地方債の減少(-243百万円)等により、前年度末から198百万円の減少(-0.8%)となった。全体会計においては、資産総額は3,118百万円増加の104,044百万円となった。主に、下水道事業会計において法適用化に伴う資産の見直しにより、有形固定資産が増加したためである。負債は下水道事業会計の法適用化に伴う長期前受金の計上により、全体として2,819百万円増加の57,378百万円となった。連結会計においては、3,096百万円増加の127,184百万円となった。連結対象団体の有形固定資産は増加したが、減価償却による価値の減少分が上回ったため全体会計と比べて増加幅が縮小した。負債総額は連結対象団体の地方債の減少により、全体会計と比べ増加幅が減少。2,606百万円増加の72,473百万円となった。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、人件費が3,460百万円(16%)、物件費等が7,590百万円(36%)と経常費用の5割以上を占めている。人件費は職員数増加による職員給与費の増加(148百万円)により87百万円増加、物件費等はふるさとづくり寄附事業費の増加(637百万円)等により1,057百万円増加したため、業務費用全体として1,112百万円増加し11,286百万円となった。移転費用は、特別定額給付金給付の減少(-5,192百万円)により5,098百万円減少し、移転費用全体として4,166百万円減少の9,906百万円となった。経常収益は81百万円増加の569百万円となり、純経常行政コストは20,623百万円となった。また、資産の除売却損益などの臨時損益を含めた最終的な純行政コストは3,094百万円減少の20,652百万円となった。全体会計においては、人件費・物件費等の業務費用は14,454百万円と前年度比1,230百万円増加、移転費用は前年度比4,071百万円減少の16,055百万円となった。業務費用は主に下水道事業会計における減価償却費の増加(81百万円)により、一般会計等に比べ増加幅が拡大したが、、移転費用は、一般会計等で計上されていた下水道事業会計負担金の増加分(269百万円)が相殺され減少、同じく一般会計等で計上されていた他会計への繰出金の減少分(-226百万円)が相殺され増加、さらに介護保険特別会計で補助金等が増加(97百万円)したため減少幅は縮小。それに対し経常収益が61百万円増加の2,160百万円となったため、純経常行政コストは28,349百万円となった。臨時損益を含めて純行政コストは2,872百万円減少し28,379百万円となった。連結会計においては、業務費用が1,401百万円増加の17,016百万円、移転費用は4,196百万円減少の18,138百万円となった。業務費用の増加幅が全体会計に比べ拡大しているのは、茨城県後期高齢者医療広域連合における償還金の増加の影響によりその他の業務費用が増加(96百万円)したためである。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(22,295百万円)が純行政コスト(20,652百万円)を上回ったことから、年度差額は1,643百万円となり、寄附調査判明による資産の増減等を含めて、純資産変動額は1,719百万円の増加となった。前年度と比べて純行政コストは3,094百万円減少した。税収等は主に寄附金の増加(1,275百万円)、法人市民税の増加(484百万円)等により2,685百万円増加した一方、国県等補助金は前年度の特別定額給付金事業費補助金の減少(-5,192百万円)により3,555百万円減少した。これにより、財源全体として870百万円の減少となった。全体会計においては、純行政コスト28,379百万円に対し財源が30,875百万円となり、本年度差額として2,496百万円増加した。前年度と比較して財源は491百万円減少したが、下水道事業会計の法適用化の影響による長期前受金戻入の増加(税収等108百万円、国県等補助金93百万円)等により財源の減少幅は一般会計等に比べて縮小している。連結会計においては、純行政コスト32,806百万円に対し財源が35,590百万円となり、比例連結割合変更に伴う差額を含め、純資産変動額は2,842百万円の増加となった。前年度と比較して財源は526百万円の減少となったが、全体会計と比べて財源の減少幅はほぼ横ばいとなっている。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支3,113百万円、投資活動収支2,571百万円、財務活動収支は▲248百万円となり、資金収支は294百万円、本年度末資金残高は916百万円となった。業務活動収支は前年度の特別定額給付金事業の影響により収入支出とも大きく減少しているが、税収等収入の増加(2,718百万円)により2,261百万円の増加となった。投資活動収支は基金積立金支出の増加(1,894百万円)により1,901百万円の減少となった。財務活動収支は地方債償還支出が発行収入を上回り、前年度に引き続きマイナスとなった。全体会計においては、前年度と比べて、業務活動収支が2,265百万円の増加、投資活動収支が1,968百万円の減少、水道事業会計において地方債発行収入が減少したため、財務活動収支が417百万円の減少となった。連結会計においては、前年度と比べて、業務活動収支が2,112百万円の増加、投資活動収支が2,047百万円の減少、財務活動収支が369百万円の減少となった。業務活動収支は茨城県後期高齢者医療広域連合の補助金等支出の増加(142百万円)により全体会計と比べて増加幅が縮小した。財務活動収支は取手地方広域下水道組合において地方債発行収入が増加したため減少幅が縮小した。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2021年度)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額及び歳入額対資産比率は類似団体平均を大きく下回っているが、当団体では、道路、河川等の敷地については、取得価格が不明であり、備忘価格1円で評価しているものが大半を占めているためである。有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っている。これは、特に事業用資産において、人口増加に伴い平成23年度から平成29年度にかけて実施した小学校の新設工事等、比較的近年に大規模事業を実施した影響によるものである。公共施設等総合管理計画に基づき、日常点検・定期点検等により、各公共施設の現状を把握しながら長寿命化などを進め、公共施設等の適正管理に努める。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は類似団体平均を下回っているが、前年度から1.5ポイント増加している。将来世代負担比率は類似団体平均を大きく上回っているものの、前年度から1.4ポイント減少している。これは、地方債の償還が進んだことによるものであるが、類似団体と比較すると、依然として高い水準にある。新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、高利率の地方債の借換えを行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは類似団体平均を下回り、前年度からも6.2万円減少している。これは、前年度の特別定額給付金給付の減少により、補助金等が大きく減少した影響である。ただし、子育て世帯への臨時特別給付金給付など引き続き新型コロナウイルス対策関連の支出が発生しており、令和元年度以前よりは高い水準である。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は類似団体平均を下回っている。人口増加や地方債の償還が進んだ影響も相まって減少となった。基礎的財政収支は類似団体平均を大きく上回り、当年度にてマイナスからプラスに転じた。税収等の増加により業務活動収支の黒字分が基金収支の影響を除いた投資活動収支の赤字分を上回ったことが要因である。今後も事務事業の整理合理化を進め、新規事業については優先度の高いものに限定するなどにより、赤字分の縮小に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。また、前年度に大きな減少要因となっていた特別定額給付金給付の影響がなくなったため経常費用が大きく減少し、経常収益が増加したため比率が増加となった。公共施設等の使用料の見直しなどを行い、受益者負担の適正化を図る。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

茨城県つくばみらい市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。