松原市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

徴収事務や集中監視運転業務などの委託、事務の見直しによる人員削減などの経営努力を重ねた結果、流動比率、給水原価は類似団体平均値と比較して良好な数値を保っています。経常収支比率、料金回収率について、令和2年度は類似団体平均値を下回る結果となっておりますが、これは新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、使用者の負担の軽減を図るため、令和2年7月検針分から10か月間の基本料金減免措置を行ったことによる影響であり、一時的なものだと考えます。企業債残高が低いことから、企業債残高対給水収益比率は他の類似団体と比べて非常に低い割合で推移しております。施設利用率については、昨今の水需要の低下に伴い、低い割合となっておりますが、有収率は引き続き高い割合となっており、漏水等が少ない状況を示しています。

老朽化の状況について

他の類似団体平均値と比較して、有形固定資産減価償却率の割合は低くなっており、法定耐用年数に近い資産は少ないことを示しています。管路更新率においては、令和2年度においては類似団体平均値と比べて下回っておりますが、管路経年化率は概ね類似団体平均値となっており、更新は計画的に進めております。

全体総括

令和2年度は一時的に有収水量の増加を見ましたが、近年の節水機器の普及などによる家庭での使用水量の減少や人口減少に伴う水需要の減少傾向は継続するものと予想します。一方、管路や施設の老朽化への対策や、大地震など災害への備えを進めるため、今後も水道施設整備基本計画の更新計画に基づく継続的な配水管の更新、改良、耐震化及び水需要に見合った施設のダウンサイジングなども行っていく必要があります。そのためには効率的で安定した事業経営を行っていかなければならず、経営戦略を策定し、将来にわたって安心・安全な水道水の供給を行うための経営基盤の強化に努めていきます。

類似団体【A3】

小樽市 北見市 江別市 奥州市 大崎市 鶴岡市 会津若松市 土浦市 古河市 足利市 栃木市 佐野市 小山市 那須塩原市 桐生市 加須市 狭山市 鴻巣市 深谷市 戸田市 入間市 朝霞市 富士見市 三郷市 ふじみ野市 桶川北本水道企業団 野田市 習志野市 我孫子市 長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分) 武蔵野市 昭島市 座間市 小松市 上田市 佐久水道企業団 多治見市 各務原市 可児市 三島市 富士宮市 焼津市 掛川市 藤枝市 瀬戸市 半田市 稲沢市 東海市 伊勢市 桑名市 彦根市 草津市 長浜水道企業団 池田市 守口市 富田林市 河内長野市 松原市 大東市 箕面市 羽曳野市 門真市 三田市 淡路広域水道企業団 橿原市 生駒市 出雲市 尾道市 廿日市市 防府市 岩国市 周南市 新居浜市 大牟田市 飯塚市 宗像地区事務組合 唐津市 佐賀東部水道企業団 諫早市 別府市 延岡市 霧島市 宜野湾市 浦添市 沖縄市 うるま市