経営の健全性・効率性について
経営の健全性を高めるため、料金見直しの検討を行わなければならないと考えられる。人口減少及び高齢化に伴い、給水収益を上げていくことが難しい。なお、施設利用率が減少する起因となっている。以上のことから、施設規模の適正化を図り、今後も計画的な施設更新及び効率的な施設運用を心がけたい。
老朽化の状況について
管路更新率は類似団体に比べると比較的高く、計画的な管路更新に取り組んでいることがうかがえる。しかしながら、経年による老朽管が多く存在するため、継続的な管路更新に努めなければならない。健全な事業経営を考慮した設備等の整備を行いたい。
全体総括
経営の健全化にむけ、専門的見解も踏まえた経営戦略の策定に取り組みたい。また、料金体系の見直し、既存施設の見直し、計画的な管路更新を継続して行うなど積極的な経営改善を行うべきであると考える。将来にわたり、近隣町村との情報共有を進め、広域連携など検討しながら当町の実情にあった経営の追究を行うとともに、経費削減に努め、健全性の高い事業運営にあたりたい。
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2021年度