収益等の状況について
①収益的収支比率については、H24~H27までは収支が均衡し、H28は黒字となっているため、今後も更なる費用削減等に努め、健全な経営を続けていく。②他会計補助金比率については、類似施設と比較しても低い水準を保っており、一般会計からの繰入金等に対する依存度が低いといえる。③駐車台数一台当たりの他会計補助金額についても、②同様、一般会計からの繰入金等に対する依存度が低いといえる。④売上高GOP比率について、H24~H27においては類似団体に比べ低い水準であったが、H28は類似団体に近い指標となっているため、引き続き費用削減等や収益確保に努め、経営改善を図っていく。⑤EBITDAについては、④と同様の指標の動きをしているため、引き続き費用削減等や収益確保に努め、経営改善を図っていく。
資産等の状況について
分析対象数値なし
利用の状況について
稼働率について、類似施設と比較しても指標が高いため、当該施設の需用が高いといえる。
全体総括
他会計補助金比率などの数値が低く、一般会計からの繰入金等に対する依存度が低い一方、売上高GOP比率やEBITDAについては、類似施設と比較しても低い水準となっている。また、28年度においては、収支が黒字となっているが、これは、光熱水費、委託料等が減となり、使用料収入が増収となった結果であると考えられる。今後の見通しとしては、システムの修繕工事や機器の入替えなどにより、単年度に大きな支出がなければ、28年度決算時のように黒字化が見込めるため、引き続き、費用削減等や収益確保に努め、経営改善を図っていく。