収益等の状況について
収益的収支比率・売上高GOP比率・EBITDAのいずれの値も類似施設の平均値を上回っており、収益性は高い。また、他会計補助金比率・駐車台数一台当たりの他会計補助金額についても、類似施設の平均値を上回っているが、これは隣接する市役所の来庁者への無料補填の財源である一般会計繰入金が、収入の大部分を占めていることが要因である。引き続き、来庁者以外の方の利用促進を図り、更なる収益の確保を図りたい。
資産等の状況について
本施設は、市役所本庁舎に隣接する中央公園地下に建設した駐車場であり、敷地の地価は、市内においては上位に位置する。また、供用開始からは約40年が経過しており、施設の老朽化が進む中、メーカー交換推奨を超過している受変電設備の更新を令和3年度から令和4年度にかけて実施している。また、今後、火災報知設備や非常放送設備の更新を計画している。
利用の状況について
市役所及び都市公園に隣接又は一体となっている駐車場であり、市役所に来庁される方の短時間利用が主たる部分を占めていることから、年度末の転出転入の多い時期や、選挙における期日前投票期間など、利用が集中する際には満車となるものの、休日の利用が低調であることから、公園内でのイベントの増加等、休日向けの利用促進策を講じる必要がある。
全体総括
本駐車場は、市役所の来庁者及び多様に開催される公園内のイベントによる利用者も多く、都市施設としての必要性は非常に高いことから、今後必要となる多額の設備投資を計画的に行っていくため、平成27年に「高松市立駐車場中期経営計画」(平成27年度~令和6年度)を策定した。更に、本計画の改正を令和3年10月に行い、施設の現況や点検結果等を考慮し、修繕計画の見直しを図った。今後とも、安心安全な施設の維持、経営の効率化、収支の健全化に努めてまいりたい。