収益等の状況について
①収益的収支比率は228.9であり単年度収支は大幅な黒字となっている。類似施設平均の146.5を大きく上回っている。また、④売上高GOP(営業総利益)比率は、類似施設平均が△25.9%から△24.6%とやや改善傾向にある中、当該施設値は新型コロナウイルス感染症の影響によりやや減少傾向であるものの、56.3%と類似施設平均を大きく上回っている。【②他会計補助金比率】【③駐車台数一台当たりの他会計補助金額】特別会計を設置しておらず他会計繰入れがない。そのため、②他会計補助金比率は0%、③駐車台数1台当たりの他会計補助金額も0円となっている。
資産等の状況について
【⑥有形固定資産減価償却率】法非適用企業であるため、算出していない。【⑨累積欠損金比率】法非適用企業であるため、算出していない。【⑩企業債残高対料金収入比率】企業債残高(地方債残高)は存在しない。
利用の状況について
⑪稼働率は、概ね横ばい傾向にある。また、稼働率が平均より低くなっている理由として、以下のような立地や営業時間の条件がある。ア)商業施設や駅に隣接していない。イ)公営住宅との併設となっている。ウ)地下式構造のため車高などの制限がある。エ)駐車場出入口が高架橋側道に面している。オ)営業時間が限られている。稼働率は、立地が不利なことや、近隣駐車場の動向(開場、廃止)により影響を受けている。また令和2年度から新型コロナウイルスの影響により、一時的に利用者が減少しているが、料金設定の工夫(時間貸・一泊)・定期利用(昼間・夜間・全日)の促進などにより稼働率を維持している。
全体総括
三田地区駐車場は、指定管理者(代行制)により運営している。施設稼働率は類似施設平均の5割程度にとどまっているが、経常損益(収益的収支比率)は類似施設平均の1.5倍以上となっている。これらの指標は、公営企業としての独立採算性を保ち、効率的かつ安定した高収益の経営を行っていることを示している。今後も安定的な運営を維持し、持続的な経営のために、近隣駐車場の動向を踏まえながら適切な料金設定と新規定期利用者獲得など経営努力を行っていく。