経営の健全性・効率性について
類似団体と比較すると経費回収率は高い水準であるが汚水処理原価が高い為、収益的収支比率が伸びない状況となっている。水洗化率は類似団体と比較すると低い値だが、集合処理である農集と違い個々に設置する浄化槽の汚水処理原価は高くなっており、健全性・効率性が難しい状況である。
老朽化の状況について
平成7年度より事業を実施しており、法定耐用年数以上の浄化槽は無いが、適切な維持管理(保守点検)を実施し長寿命化を図っていく。
全体総括
当町は平成18~20年度の3ヵ年で料金改定を行い総収益の増収を行ってきたが、依然として一般会計からの繰入により運営している状況である。汚水処理原価が高いので費用の効率性を検討していきたいと思う。