簡易水道事業(法適用) 公共下水道 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設 個別排水処理施設
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平成29年度は地方消費税交付金が減少したが、納税義務者数の増により個人市町村民税が増収となったため、財政力指数は微増した。類似団体平均を若干上回っているが、引き続き、改革プランに基づく投資的経から費抑制により財政基盤の強化に努める。
昨年度と比較すると5ポイント増となり、類似団体平均を上回っている。これは、経常一般財源の減が主な要因である。今後において新規地方債発行の抑制による公債費の低減等、更なる行財政改革の推進と効率的な予算執行により、経常収支比率の抑制を図る。
類似団体平均と比較して、人件費・物件費が高くなっているのは主に物件費が要因となっている。これは広域焼却処理に向けたごみ処理体制の推進などによるものである。今後、民間でも実施可能な部分についてアウトソーシング等の取り組みを進めるとともに、更なる組織のスリム化を図る等、コスト低減を図る。
前年同様類似団体平均を若干上回っているため、特別職給与の削減、管理職手当、通勤手当など各種手当の削減を継続する。今後は人事評価の導入など、組織の効果的なマネジメントによる業務能率の向上を図り、時間外手当などの抑制に努める。注)平成29年度は未公表のため平成28年度の数値を引用している。
退職者不補充及び勧奨退職制度の導入や新規採用の抑制、指定管理者制度の導入、アウトソーシングの実施などにより類似団体平均を0.31人下回っている。今後も継続して職員数の適正化を図る。
類似団体平均を上回っているが、昨年度と比較すると1.9ポイント改善している。平成26年度分の実質公債費比率が算入対象外となったことが主な要因である。近年は新規地方債の発行を抑制するために計画的に事業を実施してきたことにより、元利償還金増加の抑制を計っている。元利償還金は平成18年度から平成21年度のピークを境に減少していくため、今後、継続して改善されることが見込まれるが、引き続き地方債の新規発行の抑制に努める。
類似団体平均を上回っているが、昨年度と比較すると7ポイント減少している。地方債現在高及び退職手当負担見込額の減が主な要因となっている。平成18年度から平成21年度にピークを迎えた元利償還金は減少しており、引き続き後世への負担を少しでも軽減するよう、特定財源の安定的な確保や新規事業の実施等について総点検を図り、財政の健全化に努める。
人件費、経常一般財源共に減少したため比率は昨年と横ばいであり、昨年同様類似団体平均を上回っている。今後、改革プランに掲げた改革項目である職員数及び組織機構の見直し、指定管理者制度の導入、アウトソーシング等を着実に遂行し、行財政改革への取組みを通じて引き続き人件費の増加抑制に努める。
類似団体平均と比較すると、3.0ポイント上回っている。主な要因として、一般廃棄物処理において、広域処理組合での焼却施設建設までの間(平成36年度稼働予定)、可燃ごみの焼却処理を外部委託する方針であることから、その処理経費が増えたこと、また、指定管理者制度を導入したことが考えられる。すべての事務事業を総点検し、前例にとらわれることなく徹底した見直しを図るとともに、職員の意識改革を促進しつつ、簡素・効率化を進め、経費の削減に努める。また、委託費は、随意契約から一般競争入札へ順次見直しを行い、削減に努める。
昨年度と比較すると0.3ポイントの増となっており、類似団体平均より0.3ポイント下回っている。今後も少子高齢化の進展により社会保障費の増加が見込まれるため、公的扶助のあり方を見直し、引き続き扶助費の抑制を図る。
類似団体平均を0.6ポイント下回っているが、昨年度と比較して0.7ポイントの増となっている。これは、道路・橋梁の維持補修費の増が主な要因である。繰出金に関しては前年比減であり、今後も改革プランに基づき、地方債の新規発行の抑制や事業債借換による公債費償還の平準化等により、繰出金の抑制を図る。
昨年度と比較すると2.4ポイントの増であり、類似団体平均を1.2ポイント上回っている。主な要因として、消防組合負担金及び保育所入所負担金・運営費補助金の増加がある。今後、公平でかつ適正な補助金等の整理や見直しを進め、適正な補助金等の交付に努める。
昨年度と比較すると0.4ポイントの増、類似団体平均を0.7ポイント上回っている。この要因は、国の景気・経済対策に呼応し、地方債を財源とした大型公共事業を実施したことによるものであり、町財政の圧迫と財政構造の硬直化が最大の要因となっている。元利償還金は、平成18年度から平成21年度にピークを迎えたことから、今後も継続して改善されることが見込まれるが、引き続き地方債の新規発行を抑制し、計画的な財政運営に努める。
昨年度と比較すると4.6ポイントの増であり、類似団体平均を4.8ポイント上回っている。主な要因は補助費の増加によるものである。今後も改革プランに掲げた改革項目である職員数及び組織機構の見直し、指定管理者制度の導入、アウトソーシング等を着実に遂行し、行財政改革への取組みを通じて人件費等の削減に努める。
(増減理由)寄附金の積立や、町有財産売払収入を原資とした新たな基金(ふるさと福祉基金)を設置したことなどにより、増となった。(今後の方針)特定目的基金を積極的に活用し、今後減少傾向と見込まれる財政調整基金の減少幅を抑制していく。
(増減理由)まちづくりへの寄附金や余剰財源の積立の継続により、基金残高は増となった。(今後の方針)総合計画において予定している投資的事業の実施や景気上昇、消費税増などに伴う経常経費の増加による財源不足が見込まれることから、一定程度の取り崩しはやむを得ないが、災害等の不測の事態に備え、ある程度の基金の保持を目標とする。
(増減理由)土地開発公社の解散に係る地方債(第三セクター等改革推進債)の償還に備え、不動産売払収入の一部を積み立てしたことにより増となった。(今後の方針)財政調整基金残高を見ながら、宅地造成販売事業などに係る地方債償還財源として、繰入する予定である。
(基金の使途)新たに設置した、ふるさと福祉基金は、基金設置の原資となった町有財産の寄附者の意向を尊重し、障害者福祉の推進に寄与する民間団体、民間事業の活動を支援するもので、今後4か年程度で計画的に処分する予定。ふるさと応援基金は、当該年度のふるさと応援寄附金を基金に積立しており、次年度以降の寄附者の指定使途等により、事業財源として活用している。(増減理由)町有財産売払収入を原資とした新たな基金(ふるさと福祉基金)を設置したことなどにより、総体では、増となった。ふるさと応援基金は、ふるさと応援寄附の実績に伴い、平成28と比較し積立額が減少となったことから、基金残高も減となった。(今後の方針)今後予定しているまちづくりの指針である第6次総合計画後期実施計画の策定に向け、財政推計見直しとともに、近年活用されていない文化振興基金をはじめとした特定目的基金の活用を検討を進め、財政調整基金の保持を図る。
平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を20%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均よりも低い水準にあるが、全体的に老朽化が進んでいるため、今後策定する個別施設計画に基づき施設の維持管理、更新、除却等を検討する必要がある。
地方債現在高及び退職手当負担見込額が減少したため、将来負担比率が低下しているが、類似団体平均と比較して高い状態である。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均よりも低い水準にあるが、全体的に老朽化が進んでいるため、今後策定する個別施設計画に基づき施設の維持管理、更新、除却等を検討する必要がある。
将来負担比率、実質公債費比率共に低下しているが、類似団体平均と比較して高い状態である。過去の投資に係る町債償還圧もほぼ終わりが見えてきているため、今後の町債発行については、交付税措置率が高い有利な地方債の活用等により、必要な投資を行いながら実質公債費比率等をコントロールする必要がある。
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