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地方財政ダッシュボード

長野県山ノ内町の財政状況(2020年度)

長野県山ノ内町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

山ノ内町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は前年より0.01減の0.42となった。類似団体より上回っているが、人口の減少や固定資産税の評価替え等により税収の増加が見込めないため、税の徴収強化をし歳入確保に努めるとともに、歳出抑制を行い財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

前年より2.6%増の81.3%となったのは、会計年度任用職員制度の開始により期末手当等人件費が増となったことが主な要因である。類似団体より下回っているが、公共施設の長寿命化事業等による起債の借入が増えており、今後公債費が増加していくため経常経費は増加する見込みであり、事務事業の見直しを行い、優先度の低い事業については計画的に廃止・縮小を進め経費の削減に努めていく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年対比で37,149円増となったが、主に会計年度任用職員制度開始による人件費増及び新型コロナウイルス感染症対策に伴う物件費の増が要因となっている。今後は公共施設総合管理計画に基づく公共施設の適正管理や事務業務の効率化等により、より一層コストの削減を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

経験年数階層内における職員の分布が変わり、その平均給料月額が減少したこと等により、前年対比で0.1減少し95.3となった。類似団体平均より低い数値になったが、今後も類似団体等の指数と均衡を保つよう、適正な配置・職員管理を行うとともに給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は前年に対して1名増となり、町内の人口も減少したことで10,00人当たりの職員数0.63人増加している。近年、福祉や子育て支援の充実、生活基盤の整備、防災安全対策等、行政に求められている業務が増加してきている中で、職員をこれ以上削減することが非常に難しい状況になってきている。今後は事務事業の見直しやシステム化、民間事業者への委託等により事業の削減を図って職員の削減や適正配置に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

前年と比較して、過疎債等の起債償還金額が増となったが、公営企業の償還に係る繰入金の減や普通交付税の算入公債費の増などにより、公債費の実負担額が21百万円減となったことで、実質公債費比率が0.2%減の8.2%となり、類似団体平均より下回っている。今後については地方債の償還等が上昇し、実質公債費比率が増加していく傾向にあるため、大規模な事業計画の見直し・縮小を行っていき、新規地方債発行の抑制を図る。

将来負担比率の分析欄

前年度より16.5%減少し64.0%となった。主な要因として、将来負担額で公営企業等繰出見込額の内、公共下水道事業及び農業集落排水事業が令和2年度から公営企業会計(法適化)へ移行し、繰出基準の率が変更となったことで前年比371百万円減となった。また、充当可能基金が、財政調整基金やふるさと基金の積立増により前年比で134百万円増となった。今後については、地方債現在高の増や基金取崩しによる充当可能基金の減により将来負担比率は上昇傾向にあるため、新規起債発行の抑制や、事業の見直しによる経費縮減を進め、財政健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

職員数が前年度退職者7人に対し、新規採用職員11名と4人増となったことや、会計年度任用職員制度が開始しにより、賃金(物件費)が報酬(人件費)なったことで153百万円増となった。類似団体と比較して3.7%高い水準になっているが、主に職員数が多いことが要因で、保育所が5か所あり、地域性や距離等を考慮すると集約化が難しいのが現状である。今後は行財政改革や民間等の活用も取入れて人件費の削減を目指す。

物件費の分析欄

物件費の経常収支比率が前年比で0.3減少したことについては、主にふるさと納税(寄附金)に対する返礼品関連等の経費が増となったが、会計年度任用職員制度の開始により、臨時職員の賃金(物件費)が報酬(人件費)に移行したことで、全体で6百万円減少したことが要因である。行政改革の計画目標(令和3年度)である6.3%にまで減少できるよう更なる経費削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費は前年より2百万円減となったが、主な要因として新型コロナウイルス感染症による病院等受診控えや介護施設の利用減等があっ他ためである。経常収支比率は前年から0.3%減少し、類似団体平均より大きく下回っている。今後も国県補助金等の活用に重点を置くことにより、財政運営に支障をきたさないよう努めていく。

その他の分析欄

前年対比で4.1%減の15.2%となった主な要因は、補助費と同様で公共下水道事業及び農業集落排水事業が、令和2年度から公営企業会計(法適化)へ移行したことにより、性質別歳出の区分が繰出金から補助金及び出資金に振り分けられたため、繰出金全体で前年比258百万円減となったためである。類似団体平均より1.6%上回っており、今以上に経費の削減を図っていく必要がある。

補助費等の分析欄

補助費では前年度より3.0%増の16.3%となった。主に公共下水道事業及び農業集落排水事業が、令和2年度から公営企業会計(法適化)へ移行し、性質別歳出の区分が繰出金から補助金及び出資金なったことで、類似団体平均と比べ0.2%低い値になった。今後は、高齢化対策や子育て支援等により補助費が増えていくため、必要性の低い補助金の見直しや廃止を進めていく。

公債費の分析欄

前年度より1.6%増加(+88百万円)となり、今後も過疎債、臨財債等の償還金の増加が見込まれることや大型事業に係る地方債の借入も増えてきているため、増加傾向にある。普通建設事業の見直し・縮小を図り、地方債の新規発行の抑制をしていく必要がある。

公債費以外の分析欄

前年度と比較して1.0%増の66.8%となった。主に維持補修費の除雪費の増によるものが大きな要因である。類似団体平均より5.0%下回っているが、今後さらに経費節減に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う各種事業により臨時財政需要が増加となったが、その多くの財源は国庫支出金等によるものやコロナの影響で各種事業・イベント等が中止となり、一般財源の支出が抑制されたことで、単年度収支は2.51と黒字になった。今後も事務事業の見直し・統廃合等により、行財政改革を推進し健全な財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

一般会計は、新型コロナウイルス感染症対策により各種事業を行ったことで歳出総額は増加しているが、黒字額については6.53%と前年比で0.05%減少にとどまった。令和2年度から公共下水道事業及び農業集落排水事業の公営企業会計(法適化)となったことで、前年比較はできないが、一般会計、特別会計、公営企業会計ともに黒字であり、引き続き健全な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

過疎債や臨財債の償還額が増加したことや平成29年度に実施の防災無線デジタル化事業の元金償還が始まり、元利償還金が増加したが、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が公共下水道事業及び農業集落排水事業の公営企業会計(法適化)になったことで、繰入割合が大幅に減となったことや算入公債費等の増により、実質公債費比率は前年度より0.2%減となった。今後は新東部浄水場建設事業等の大型事業が控えており、実質公債費比率は上昇傾向にあるため、事業の見直しや廃止等により新たな地方債発行の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担額では、一般会計等に係る地方債の現在高は前年より21百万円増加したが、公営企業等繰出見込額が公共下水道事業及び農業集落排水事業の公営企業会計(法適化)に伴い、前年より371百万円と大幅に減少したことで総額12,929百万円(前年比-431百万円)となった。充当可能財源では、財政調整基金100百万円の積立やふるさと基金151百万円の積立等により充当可能基金が134百万円増になったことで、総額10,393百万円(前年比+42百万円)となり、充当可能財源が増加したことで、将来負担比率が16.5%減の64.0%となった。今後も公共施設の長寿命化や統廃合、設備改修等により地方債発行や基金の取崩しが見込まれ、地方債残高の増加及び充当可能基金が減少していく傾向にある。地方債の抑制を図るため、事業の見直しや廃止等に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金100百万円、ふるさと基金151百万円、森林経営管理基金14百万円、新型コロナ感染症拡大防止基金16百万円の積立を行った一方、財政調整ふるさと基金68百万円、新型コロナ感染症拡大防止基金7百万円、観光施設整備等基金7百万円、有線放送電話事業特別会計基金59百万円の取崩しを行ったことで、基金全体で145百万円の増となった。(今後の方針)有線放送電話事業特別会計基金については、平成30年度で有線放送電話事業が終了し、令和元年度から有線施設の撤去費用に基金を活用し取崩しを行っている。有線放送電話事業特別会計は令和3年度で事業終了となり、残った基金については一般会計へ繰出し、一般会計財政調整基金に積立を行う予定。ふるさと基金については、ふるさと納税のPRを行い寄付金の増加を図り、その寄附金で積立てた基金を翌年の事業に充当し、地域の活性化や教育、子育て・福祉事業等への財源として活用して行く。

財政調整基金

(増減理由)歳入では、地方税は新型コロナの影響により大幅に減となったが、普通交付税、寄附金等が増となったことや新型コロナウイルス感染症対策関連の国庫支出金が大幅に増となった。歳出では新型コロナウイルス感染症により各種事業・イベント等が中止、縮小となり経費が抑えられたことと、新型コロナウイルス感染症対策事業として支出した経費の多くは国庫支出金を充当したことで、一般財源が抑制できたことにより決算見込みで翌年度繰越金が大幅に増加すると見込まれたため、財政調整基金100百万円の積立を行った。(今後の方針)財政調整基金の残高は基準財政規模の18%から19%の範囲内となるよう努めるが、今後大型事業が見込まれており、補助金や地方債を活用して行きながら、不足分は財政調整基金を充当する。

減債基金

(増減理由)減債基金の満期利子分265万円の積立を行ったことによる増。(今後の方針)過疎債や臨財債の償還額が今後増加していくため、必要に応じて金利の低い地方債への借換えや繰上償還等に充当する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・観光施設整備等基金:観光施設の充実及び観光産業の振興を推進し、観光商工業の活性化を図る。・ふるさと基金:ふるさと納税(寄附金)によって積立てられた基金で、地域の活性化や福祉、教育、子育て支援対策等に活用して行く。・保険医療福祉基金:高齢者等の保健、医療及び福祉施設整備並びに在宅福祉の向上、健康づくり、民間活動の活発化等を図る。・森林経営管理基金:森林環境譲与税を財源とした基金。森林経営管理法に基づく森林整備及び木材利用推進に活用して行く。・新型コロナ感染症拡大防止基金:新型コロナの影響を受けた中小企業者の経営の安定を図るための資金借入れに対して行う利子補給金。(増減理由)・ふるさと基金はふるさと納税の増による151百万円の積立を行った一方、63百万円の取崩しを行い各種事業へ充当した。・有線放送電話事業特別会計基金は事業廃止に伴う有線施設撤去費用等に59百万円の取崩しを行った。・新型コロナ感染症拡大防止基金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に16百万円積立てを行い、令和2年度にコロナ対策で借入した中小企業者への利子補給金として7百万円取崩しを行った。(今後の方針)・ふるさと基金:観光・農業・環境・福祉・子育て・教育分野の事業推進のため、100百万円程度を今後も積立て予定。・観光施設整備等基金:老朽化する観光施設の改修事業を行うため、今後も積立て予定。・有線放送電話事業特別会計基金:令和3年度までに有線施設(有線柱等)の撤去費用等に基金の充当するため取崩しを予定。令和3年度で有線放送電話事業特別会計を清算し事業終了するため、基金の残金は一般会計の財政調整基金に積立を行う方針・森林経営管理基金は森林環境譲与税を財源に積立を行い、森林整備や木材利用推進等に活用して行く。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当町では、平成29年策定(令和3年度改定)の公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を15%という目標を掲げており、老朽化した施設等は計画に基づき集約や複合化、除却を進めている。有形固定資産減価償却率は上昇傾向にあるものの、類似団体と比較すると低い水準にあるため、引き続き、施設の適切な管理に努め、上昇を抑えていく。

債務償還比率の分析欄

基金の積立金増などにより将来負担額が減少し、債務償還比率は減少傾向にあったが、類似団体と比べると高くなっている。職員数及び人件費が類似団体と比べて高い傾向にあるが、山村地域で集落間が離れており保育園等施設の統合は難しいため、職員数の縮減は難しい。事業を精査し、新規債の発行抑制と平準化により、引き続き、債務償還比率の減少に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は低下傾向にあるが、引き続き類似団体と比べて高い水準にある。一方で、有形固定資産減価償却率は上昇傾向にあるものの、類似団体よりも低い水準を維持している。中学校の長寿命化工事(総事業費850百万円)やそのた施設の耐震化工事等に伴う借入金増により将来負担比率は高い水準となっているが、施設の改修、更新などの必要な投資を進めてきたことで、有形固定資産減価償却率の上昇は抑えられている。基金の積立増などにより将来負担比率が改善傾向にあることから、起債額及び償還額を見極めながら、公共施設の集約や複合、除却を推進していく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は低下傾向にあり、類似団体と比較して低い水準にある。これは長野オリンピック施設の起債償還の完了等により元利償還金額の減少が主な要因である。将来負担比率が低下傾向にあるため、実質公債費比率も直近では低下すると想定されるが、今後、浄水場更新工事による一般会計出資債の発行や小学校の統廃合に伴う新校舎建設が計画されており、将来負担比率・実質公債比率ともに将来的には上昇していくことが見込まれる。引き続き、事業の精査・見直しを行うとともに、歳出抑制を図り、公債費の適正化に努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

長野県山ノ内町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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