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地方財政ダッシュボード

東京都練馬区の財政状況(2013年度)

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地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

前年度比0.01ポイント減少した。平成22年度以降低下していた基準財政収入額が4年振りに増加したものの、基準財政需要額が大きく増加したことによるものである。基準財政収入額の増加は、特別区民税の増加が主な要因であり、基準財政需要額の増加は民生費の増加が主な要因である。引き続き、健全な財政運営に取り組んでいく。

経常収支比率の分析欄

前年度比3.6ポイントの減となり、平成18年度以来7年振りに減少に転じた。分母である歳入経常一般財源が、特別区財政調整交付金の増等により増加し、分子である経常経費充当一般財源が、人件費や公債費の減等により微減となったことによるものである。行政改革推進プランに掲げる職員削減などに取り組み、今後も義務的経費の縮減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度との比較では、人件費は減少、物件費・維持補修費は増加となり、トータルでは791円の減である。人件費については、職員数の削減により経費の削減に努めている。一方、物件費は委託化の推進により増加傾向にある。今後も適正な支出と経費の削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、前年度比8.5ポイント減少している。主な原因は、給与改定特例法による国家公務員給与の減額がなくなったことによるものである。今後も、一層の給与の適正化に取り組んでいく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人当たり職員数は、前年度比0.02人減少している。練馬区行政改革推進プランに基づき、平成25年度に18名の職員削減を行った結果による。引き続き、行政サービスの向上を図るとともに、適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

地方債発行の抑制と着実な公債償還により地方債現在高は年々減少し、地方債元利償還金も8.2億円減少し、実質公債費比率も0.6ポイント減となった。今後も、世代間の負担の公平性を図る適正な起債発行など公債費管理の適正化に努めていく。

将来負担比率の分析欄

地方債発行の抑制と着実な公債償還による地方債残高の縮減や、決算剰余金の基金繰入などによる財政調整基金の積立により、将来負担の軽減と充当可能一般財源の確保に努めてきた。将来負担比率は、前年度と同様「-%」であるが、地方債現在高の減少(前年度比43.7億円減)等により、将来負担額はさらに減少している。法人住民税の一部国税化の影響等が見込まれる中、持続可能な財政運営により財政の健全性の維持・向上を目指す。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は前年度比1.9ポイント減少しており、類似団体平均も0.8ポイント下回っている。職員数削減による職員給の減および退職者数の減による退職金の減により、人件費全体が減少したものである。引き続き行政改革を進め、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は前年度比0.2ポイント増加しており、類似団体平均は0.7ポイント下回っているものの、その差は年々縮小している。事業の委託化の推進により、物件費の占める割合が高まっている。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は前年度比0.1ポイント増加し、類似団体平均を3.2ポイント上回っている。扶助費の伸びは、私立保育所運営経費や生活保護などの増が主な原因である。生活保護費の伸びは鈍化しつつあり、今後も適正な管理に努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は前年度比0.1ポイント増加し、類似団体平均を1.4ポイント上回っている。その他経費の増は、介護保険事業会計への繰出金が増加したことによるものである。今後も適正な執行管理に取り組む。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は前年度比0.2ポイント減少し、類似団体平均も0.2ポイント下回っている。今後も、定期的な補助金見直しなどにより、適正な執行管理に取り組む。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は前年度比1.9ポイント減少しているが、類似団体平均は0.5ポイント上回っている。公債の償還を着実に進め、公債費の適正管理に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は前年度比1.7ポイント減少したが、類似団体平均を2.9ポイント上回っている。これは、扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っていることによるものである。今後も、適正な執行管理による経費節減を目指す。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

財政調整基金残高の標準財政規模比は、前年度比1.07ポイント増加した。標準財政規模が0.3%の増加であるのに対し、財政調整基金残高が6.1%増加したことによるものである。実質収支額の標準財政規模比は、前年度比0.38ポイント減少した。実質収支額が11.5%減少したことによるものである。実質単年度収支額の標準財政規模比は1.19ポイント増加しプラスに転じた。学校教育施設等整備事業債等の繰上償還を実施したことにより、実質単年度収支額が大幅に増加したことによるものである。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

連結実質赤字比率に係る黒字額の標準財政規模比は3.41%であり、前年度比0.31ポイント減少した。前年度に比べ、連結実質赤字比率に係る黒字額が減少し、標準財政規模が増加したことによるものである。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

実質公債費比率の分子の額は、前年度比524百万円減少した。これは、債務負担行為に基づく支出額が増加したものの、元利償還金が減少し算入公債費等の額が増加したことによるものである。今後も適正な地方債発行と公債費管理に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

将来負担比率の分子の額は前年度比1.4%減少した。基準財政需要額算入見込額などの充当可能財源等が減少したものの、地方債現在高などの将来負担額がより多く減少したことによるものである。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,