日高市:公共下水道

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①下水道使用料は堅調に微増傾向にありますが、基準内で繰り入れている一般会計補助金が微減していることから、比率が前年度と比較して横ばいになっています。黒字ではありますが、将来の施設更新等に備えるべく、維持管理費の更なる縮減に努めていきます。②平成26年から欠損金は発生していません。今後も経営の安定化に努めます。③平成29年度から減少傾向となっており、令和2年度決算においては85.46%と、100%未満であったため、中期的な企業債償還額を念頭に、維持管理費の縮減等、経営の改善に努めていきます。④企業債残高は減少傾向にありますが、今後予定される更新工事等についてストックマネジメント計画及び経営戦略をもとに投資の平準化に努め、経営の安定化を図ります。⑤経費回収率は100%を超えており、汚水処理費に係る費用は使用料で賄えています。今後も維持管理費の縮減に努め、費用削減を図ります。⑥単独処理場で処理しているため、相対的に処理原価が高い傾向にあります。更なる維持管理費の縮減に努めます。⑦平均値よりやや下回っていますが、今後、農業集落排水事業の編入等により、利用率が上昇する見込みです。⑧平均値と比較すると高い水準にありますが、引き続き未接続家屋に普及推進を努めていきます。

老朽化の状況について

①昭和63年の供用開始から30年以上経過し、終末処理場の機械・設備等は法定耐用年数を超えています。ストックマネジメント計画により施設の更新及び延命化を適切に行い、投資の平準化を図っていきます。②法定耐用年数を超えた管渠はありませんが、今後予定されている管渠の更新を見据え、点検等を計画的に行います。③平均値と比較すると高い水準になっていますが、今後も管渠の改築・更新については、費用対効果を検証し効率的な工法により実施していく予定です。

全体総括

令和2年度末における日高市公共下水道事業の経営状況は、経常収支が黒字であること、累積欠損金がないこと、水洗化率が高い水準であることなどから比較的経営は安定していることが伺えます。しかし、老朽化する施設の更新を行うための投資が必要となる一方、少子高齢化や人口減少により下水道使用料の減収が予想されます。今後の経営は更に厳しくなるため、維持管理費の節減はもちろん、ストックマネジメント計画に基づく投資の平準化や経営分析を行い、持続可能な事業経営に努めてまいります。

類似団体【Bc1】

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