経常収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について経常収支比率は100%以上を維持しており、経営状態は健全といえます。流動比率は、100%以上となり、1年以内に支払うべき債務に対して、支払うことができる現金等があることを示しています。今後も企業債の償還が減少していく見込みであり、流動比率は高くなっていくと考えられます。経費回収率は、使用料で回収すべき経費を全て使用料で賄えているかを示しています。令和4年度が100%を下回っていますが、これは2ヶ月分の使用料減免を行い、使用料収入が減ったためです。使用料減免分は国から補助金でもらっており、その補助金を使用料として計算しますと100%を上回ります。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について平成30年度より、汚水管の改築工事を行い、老朽管の更新を行っています。管渠老朽化率は、類似団体平均値よりは低い数値とはなっているものの、耐用年数に達する管が、今後増えてくるため、改築を計画的に行っていきます。
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全体総括本市では公共下水道と特定環境保全公共下水道事業を含む下水道事業として経営を行っています。また、流域下水道に接続しているため、流域下水道の負担金単価が増加した場合、経営に大きな影響を及ぼします。そのため、今後も引き続き、流域下水道の効率的な運用と負担金単価の引き下げを求め、経費削減に努めていきます。さらに、一般会計と協議のうえ、繰入基準に基づいた一般会計繰入金を確保し、健全経営を維持していきます。
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