経営の健全性・効率性について
経常収支比率、流動比率は良好である。企業債残高対事業規模比率は、類似団体の平均値より高くなっているが、企業債の償還が進んでおり、年々減少傾向にある。汚水処理原価は、令和2年度以降、高資本対策経費に係る一般会計繰入金が終了したことに伴い類似団体の平均値より高くなっているが、糸島市独自の繰入基準により一般会計繰入金を受け入れているため、実質的な汚水処理原価は150円程度となっている。令和5年度に、汚水処理構想の見直しと併せ経営戦略の改定を行い、経営の改善を図っていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は平均値を上回っているが、管渠老朽化率は0であり、現時点では老朽化については特に問題ない。
全体総括
糸島市では、将来人口や汚水流入量の予測に基づく汚水処理構想を概ね5年に1度見直し、市全域の整備手法について検討を行うとともに、建設事業費や維持管理費を含めた中長期的な財政計画を策定している。この計画に基づき収支計画を策定し、今後も財源の確保と適切な維持管理を行っていく。