経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について綾瀬市では令和2年度から地方公営企業法の一部適用を開始し、公営企業会計となりました。①経常収支比率については116%であり、類似団体平均値を上回りました。②該当ありません。③流動比率については、類似団体平均値を下回っております。これは1年以内(令和6年度)に償還する企業債の金額が大きいためです。なお、今後は企業債償還金の額は減少していく見込みです。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値を下回り、減少傾向となっております。⑤経費回収率については、100%を上回り、類似団体平均値を上回りました。これは流域下水道事業費負担金が減額されたことなどによるためです。⑥汚水処理原価については、類似団体平均値を下回りました。これは流域下水道事業費負担金が減額されたことによるためです。⑦施設利用率については、ほぼ類似団体平均値と同様になりました。⑧水洗化率については99%を超えており、類似団体平均値を上回りました。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について綾瀬市の公共下水道は供用開始から約37年が経過しており、管きょ・終末処理場共に更新時期が近づいている状況です。そのため、ストックマネジメント計画に基づき、順次、改築・更新を進めております。①②有形固定資産減価償却率及び管渠老朽化率については数値上は低くなっておりますが、徐々に老朽化が進んでいる状況です。③管渠改善率については、令和5年度は0%となりました。ストックマネジメント計画に基づき必要に応じて今後も管渠の更新を実施していきます。
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全体総括令和5年度の経費回収率は約102%であり、経費回収率の目標値である100%を超える結果となりました。引き続き経費の削減に努めるとともに、下水道使用料の適正化を図ってまいります。また、今後老朽化が進んだ管渠の更新費用が発生する見込です。経営戦略及びストックマネジメント計画に基づき、更新に必要な資金を確保していくことが課題となっております。
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