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地方財政ダッシュボード

東京都豊島区の財政状況(2019年度)

東京都豊島区の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

豊島区

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

平成27年度以降ほぼ横ばいで推移している。類似団体内順位も同様である。特別区では、都区財政調整制度における基準財政収入額と基準財政需要額における収支の状況に各区間で大きな変化が見られないことから、今後も横ばいで推移すると考えられる。

経常収支比率の分析欄

直近は徐々に経常収支比率が悪化してきていたが、令和元年度は前年度比で0.3ポイント改善し、80.9%となった。分子である物件費や扶助費などに充当する一般財源が増加したものの、分母である経常的一般財源のうち特別区民税等の増加が分子の増加率を上回ったことにより指標が改善したものである。ただ、依然として類似団体平均を上回る状況ではあるため、引き続き事務事業の見直しなどを徹底し、スリムで効率的な行政運営を目指していく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成27年度以降14万円前後で推移してきたが、令和元年度は前年度比6.5%増となる約15万円となった。人件費は前年度から減少しているものの、物件費において令和元年度から新規開設となった大型施設の維持管理経費が加わったことなどにより、一人当たりの決算額も増加したものと考える。

ラスパイレス指数の分析欄

本区のラスパイレス指数は、グラフにある平成27年度以降一貫して、類似団体平均値より低くなっている。指数の主な変動要因としては、平均年齢の低下による職員構成の変動が挙げられる。今後も一定数の退職者が見込まれているため、職員の新陳代謝が進むことが見込まれるが、給与勧告の動向なども踏まえながら引き続き、給与水準の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成5年4月のピーク時の職員数3,098人から令和元年4月には1,992人と、職員定数の適正化により1,106人を削減してきたものの、人口1,000人当たりの職員数は依然として類似団体平均を上回っている。類似団体の人口が6万人から90万人と幅が大きく、その中で29万人の本区は平均値より若干高い数値となっている。今後も職員の年齢構成バランス等に留意しながら計画的に採用を行うともに、規模に見合った職員数の適正管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

令和元年度も数値はマイナスとなっているが、直近3年では年々指標が悪化している。分子となる準元利償還金のうち、公債費に準ずる債務負担行為の額(土地開発公社が取得した用地の償還経費)が増加したことなどにより、指標が悪化した。令和元年度は投資的経費のピークとなったことから、令和2年度以降も公債費償還の増加が見込まれており、指標は悪化することが予測される。今後の投資的経費への対応については、基金を効果的に活用し、地方債残高が膨らむのを抑制し、基金と起債のバランスを念頭に身の丈にあった再生運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

新規の起債を必要最小限に抑制しつつ、返済は計画的に償還していることから、本指標では平成20年度から一貫して0%となっている。今後も将来世代の負担が過度なものとならないよう、起債の抑制と計画的な償還を進めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

職員定数の適正化が進んだこともあり、令和元年度の人件費の経常収支比率は直近5年間で一番低い数字となった。類似団体平均値よりは毎年度高い数値となっているが、これは類似団体の人口・財政規模が影響していると考えられる。今度は会計年度任用職員制度の導入により、期末手当等の人件費が増加することが見込まれているため、引き続き人件費を適正な水準で管理していく必要がある。

物件費の分析欄

物件費はここ4年増加傾向にある。これは主に、指定管理者制度の活用など外部委託化の流れに沿い委託料が増えていることが要因であり、令和元年度も新規開設の区民センターや区立芸術文化劇場の委託料が新たに加わっている。今後は、臨時職員の賃金が会計年度任用職員制度により物件費から人件費に移行するため、物件費についてはマイナス要因となるものの、委託料の今後の増加傾向は続くと考える。

扶助費の分析欄

グラフのとおり直近5年間、類似団体の平均値をいずれも下回っているものの、令和元年度の数値は前年度より0.6ポイント上昇した。この要因としては、待機児童対策として進める私立保育所への助成経費等が増加したことが挙げられる。今後も待機児童対策として私立保育所の誘致を進めていくため、扶助費の経常収支比率は逓増傾向が続くと考えられる。

その他の分析欄

ここ数年、その他の経費に係る割合は、類似団体の平均値と同じ傾向を示していていたが、令和元年度は前年度と比較して基金積立金が大きく減少したことに伴い、相対的にその他の経費が占める割合が増加したものと考えられる。

補助費等の分析欄

補助費等の経常収支比率は、直近の4年間で微増し続けている。ここ数年は、待機児童対策として、私立保育所の誘致を進めており、これに伴う運営事業者への補助が増加している。こうした傾向は今後も続くと予想される。

公債費の分析欄

本区では平成30年度に減債基金へ前倒しで積立てを行っており、令和元年度はこの分が減少したことにより、公債費の経常収支比率も前年度比で1.8ポイント改善している。公債費については、計画的な償還を進めるとともに、特定目的基金の活用も視野に起債の抑制を図り、将来負担の軽減に努めていく。

公債費以外の分析欄

ここ数年、起債発行の抑制を行ってきた効果が現れており、公債費の割合が減る一方、公債費以外の占める割合が相対的に高くなっている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

令和元年度の実質収支比率は、この間の堅調な住民税収入等の増加を受け実質収支額が増加したことにより、前年度より指標が改善している。また、本区では条例により、決算剰余金の全額を財政調整基金に直接編入していることに伴い、実質単年度収支がマイナスになる年度が多いが、令和元年度は単年度収支が前年度から大幅に改善したため、実質単年度収支もプラスに転換している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

各会計とも実質収支は毎年度黒字であり、したがって連結実質収支も毎年度黒字となっている。特別会計においては高齢化の進行等により今後も保険給付費の増加が見込まれていることから、引き続き身の丈にあった財政運営を堅持し、健全財政に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

分子となる準元利償還金のうち、債務負担行為に基づく支出額(土地開発公社が取得した用地の償還経費)が増加したことなどにより、実質公債費比率も前年度から指標が悪化した。令和元年度は投資的経費のピークとなったことから、令和2年度以降も公債費償還の増加が見込まれており、指標は悪化することが予測される。今後の投資的経費への対応については、基金を効果的に活用し、地方債残高が膨らむのを抑制し、基金と起債のバランスを念頭に身の丈にあった再生運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、限度額に近い起債をしたことにより地方債残高が増加する一方で、充当可能基金残高では義務教育施設整備基金や公共施設再構築基金などの特定目的基金への元本の積立てを取りやめたことにより、将来負担比率の分子は、前年度から状況が悪化している。今なお、新型コロナウイルスによる財政的な影響は拡大しているが、そうした中でも引き続き起債の抑制と計画的な基金の積立てに取り組み、将来負担の軽減を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)令和元年度は、区民センターや区立芸術文化劇場の整備がピークを迎えたことにより、これら施設整備への公共施設再構築基金の充当額が大幅に増えたこと、新型コロナウイルスによる財政的な影響を見据え、公共施設再構築基金や義務教育施設整備基金への元本積立を取りやめたことに伴い、特定目的基金の残高が前年度比で減少した。代わりに、財政調整基金ではこれら特定目的基金へ積立て予定だった金額に決算剰余金を加えた38億円を積み立てたことにより、前年度比で基金残高が増加した。(今後の方針)新型コロナウイルスの影響により今後、財政調整基金の取崩しが増えることが見込まれており、基金残高と起債残高のバランスが悪化することが懸念されている。将来の行政需要に的確に対応できる安定的な財政基盤を堅持するため、基金と起債のバランスを早期に改善すべく、基金の運用と起債の発行に当たっては、この点に留意し財政運営を行っていく。

財政調整基金

(増減理由)新型コロナウイルスによる財政的な影響を見据え、公共施設再構築基金や義務教育施設整備基金への元本積立を取りやめた代わりに、財政調整基金ではこれら特定目的基金へ積立て予定だった金額に決算剰余金を加えた38億円を積み立てたことにより、前年度比で基金残高が増加した。(今後の方針)新型コロナウイルスの影響により基幹歳入の大幅な減収が見込まれるものの、これまで計画的に積み立ててきた財政調整基金を最大限に活用することで、過度に起債に依存しないよう、起債の発行額をできる限り抑制していく。

減債基金

(増減理由)基金の運用益などを財源に21百万円を積み立てた一方、取崩しは行わなかった。(今後の方針)将来の償還需要に備えて、満期一括債等で償還年度までに必要な金額を着実に積み立てていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設再構築基金:公共施設の改築又は改修に要する経費及び公共施設又はその用地に係る債務の返済に充当する。・義務教育施設整備基金:小・中学校の統合に伴う施設整備や建替え、年次計画に基づく義務教育施設の大規模改修に充当する。・保健福祉基盤整備支援基金:豊島区内に保健福祉基盤の整備に資する施設建設等を行う者に対する財政支援に充当する。・道路整備基金:池袋副都心地区の重要な幹線道路の維持補修及び大規模経費に充当する。・住宅基金:区営・区立住宅の大規模改修経費及び高齢者やファミリー世帯への住替え家賃助成に充当する。(増減理由)令和元年度は、区民センターや区立芸術文化劇場の整備がピークを迎えたことにより、これら施設整備への公共施設再構築基金の充当額が大幅に増えたこと、新型コロナウイルスによる財政的な影響を見据え、公共施設再構築基金や義務教育施設整備基金への元本積立を取りやめたことに伴い、特定目的基金の残高が前年度比で減少した。(今後の方針)公共施設や義務教育施設以外にも、道路や橋梁といったインフラ関連の老朽化も進んでおり、今後、将来にわたり多額の資金が必要になる。本区では、毎年度、今後10年間の基金計画を作成し、計画的な運用に取り組んでいる。将来需要に対し計画的な整備を図るため、歳入環境が好調な時には、可能な限り基金への積立て行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本区の数値は、類似団体よりも18.1ポイント低い38.2%である。本区は、平成28年3月に豊島区公共施設等総合管理計画を策定し、将来負担の軽減を図るため、公共施設等の延床面積を10%程度削減することを課題として検討するとしている。令和元年度に文化施設などが竣工したが、引き続き、施設の集約化・多機能化を図ることにより、利用者の利便性の向上とランニングコストの削減に努めるとともに、基金などを活用し、施設の更新を計画的に行っていく。

債務償還比率の分析欄

本区の数値は45.4%で類似団体中では下位であるが、全国平均はかなり下回っており、将来的な負担を十分返済する能力を備えている。今後も、起債については慎重な発行を行うとともに基金への計画的な積立てにより、基金残高が起債残高を上回るようバランスの確保に努め、安定した財政基盤を維持していく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

起債の発行抑制及び職員数の削減に取り組んできた結果、本区の将来負担比率は「-」となっている。また、有形固定資産減価償却率は、施設の計画的な更新を行ってきたため、38.2%と類似団体より18.1ポイント低くなっている。今後も学校改築等が控えているが、施設更新期に、確実に施設の改修・改築が行えるように、基金に必要な額を計画的に積み立てていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本区の将来負担比率は「-」、実質公債費比率は「△1.8%」で、いずれも財政の健全性を維持している。本区は、令和元年度に投資のピークを迎えたが、一時的なものを除き、起債の発行抑制と基金繰入額の縮減に努め、起債残高が基金残高を上回ることのないよう、常に両者のバランスを注視し、財政の持続性・安定性の確保に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

東京都豊島区の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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