香川県：香川県番町地下駐車場

収益等の状況について

・収益的収支比率類似施設の平均値に比べやや低いものの、H26年度以降、単年度収支は黒字である。建設後25年を経過し、設備更新等は計画的に行っているが、今後、修繕等の経費は増加する見込みである。・他会計補助金比率類似施設の平均値よりも低く、平均値の約半分の比率となっていることから、経営については、独立性が図られている。・売上高GOP比率年度により上下変動があることから、今後の動向を注視する。・EBITDAH30は、類似施設の平均値と同程度の値となっている。

資産等の状況について

・設備投資見込額建設後25年が経過していることから、今後、設備更新が見込まれる。

利用の状況について

類似施設の平均と比べ、稼働率は低く、70％から80％程度で推移している。近隣施設のイベント、工事等の影響が大きいことから、通勤者や近隣商業施設の定期的利用者の増加を促進することで、安定した利用者の増加を図っている。

全体総括

H16.6から指定管理者による管理を行っており、料金収入の増加及び管理経費の節減を図っている。また、駐車場の利用時間の延長や利用者のサービス向上のため、商店街共通駐車場サービス券や電子マネーの導入等を行っている。今後も健全な経営を続けながら、計画的に設備の更新等を進めるとともに、引き続き安定した経営が可能となるように努めてまいりたい。