浜田市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

地理的条件等によって建設改良費が割高となっているため、他市町村に比較して企業債残高が多く、給水原価にも影響し、収益的収支比率も類似団体や全国平均から11%程度低くなっている。また、水道料金は市町村合併時に統一が行われず、上水道との統合が計画されたこともあって改定が先延ばしとなり、このたび、平成30年10月に料金改定予定であるが、前述の状況と相まって料金回収率も低い状況となっている。しかし、このような厳しい経営環境の中でも高料金対策に係る国からの地方財政措置や市の一般会計からの繰入金等により事業運営が成り立っている。平成19年に簡易水道事業に対する国庫補助制度が限定・見直され、統合が推進されたことから、当市は平成21年に上水道との統合を決定し、平成29年度末統合予定として、現在、各施設の中央監視による一元管理や統廃合による合理化・効率化を進める等、経営基盤の強化に取り組んでいる。

老朽化の状況について

40年経過した管路割合は3.3%(H27)となっており、アセット・マネジメント(資産管理)に基づく延命化を管路20年とし投資額を平準化する予定。上水道との統合後5年間は管路経年化率の高い上水道の管路更新を優先し、簡易水道も計画的に更新を行う予定。なお、管路更新率において、平成28年度数値が前年度並みに推移しているのは、現在取り組んでいる簡易水道統合整備事業における各工事が竣工し、管路の新設が増えたためである。

全体総括

平成30年度から予定の上水道との事業統合により、維持管理体制を集中・強化し、組織体制面の合理化によるコスト削減を図るとともに、計画的な老朽管路更新計画に基づく適正な料金設定を行う等、経営の健全・効率化を図ることとしている。

類似団体【D1】

一関市 栗原市 由利本荘市 大仙市 北秋田市 美郷町 南会津町 沼田市 渋川市 十日町市 村上市 越前町 都留市 北杜市 甲州市 身延町 中津川市 恵那市 郡上市 下呂市 揖斐川町 浜松市 豊田市 新城市 福知山市 京丹後市 南丹市 京丹波町 与謝野町 養父市 佐用町 宇陀市 鳥取市 八頭町 松江市 浜田市 出雲市 奥出雲町 高梁市 新見市 真庭市 美咲町 三次市 周防大島町 三好市 香美市 四万十町 対馬市 壱岐市 五島市 西海市 雲仙市 南島原市 新上五島町 天草市 佐伯市 宇佐市 豊後大野市 小林市 南さつま市 南九州市 長島町 屋久島町