白浜町：農業集落排水施設

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率(％)比率は70～80%台で推移している。総収益に占める一般会計繰入金の割合が高く繰入金に依存した状況ではあるが、過去の年度と比較して、改善されている。④企業債残高対事業規模比率(％)比率は類似団体平均値や全国平均値より低い状況である。現状において大規模工事等の予定もないことから、今後も減少することが見込まれる。⑤経費回収率(％)使用料で回収する経費の割合はが39.85%と低く、不足部分については、一般会計からの繰入金で賄っている。⑥汚水処理原価(円)汚水処理原価は、全国平均値より高い状況であるが、類似団体平均値よりは、若干低くなっている。更にコストの削減を図り、汚水処理原価の低下に取り組んでいきたい。⑦施設利用率(％)1日の処理能力は152㎥であるが、平成26年度の処理量1日の平均が47.65㎥、利用率は32.89％にとどまっている。⑧水洗化率(％)新たな加入者が増えても、学生の転出などによる減少もあるため、ほぼ横ばい状態が続いている。

老朽化の状況について

③管渠改善率(％)当施設の管渠は耐用年数が経過しておらず現在のところ更新は行っておりません。

全体総括

新たな加入者が増えても、学生の転出などによる減少もあるため、水洗化率及び施設利用率は、ほぼ横ばい状態が続いている。施設の効率性、地域の水洗化率の向上を図るとともに、さらなる経営健全化に努めるため、未接続者への加入促進に、より一層取り組んでいく必要がある。