入善町：農業集落排水施設【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2014年度）

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率、④企業債残高対事業規模比率、⑤経費回収率は非常にきびしい状態であり、今後改善の検討が必要である。⑥汚水処理原価については、年々維持管理費が増加していることから増加している。⑦施設利用率については、類似団体と比較して高い状況にあるが今後も引き続き継続していく必要がある。⑧水洗化率は新規整備区域を除く既整備区域の水洗化率は約８５％であり、類似団体と比較して高い状況であるが、今後も広報等により接続促進に努めていきたいと考えている。

老朽化の状況について

本町の下水道事業の供用開始は平成１２年であり、供用開始から１５年あまりが経過している。しかし管渠の耐用年数は５０年であることから、当面大規模な施設更新は見込んでいない。なお、下水道の処理場については適切な維持管理を行っていく予定である。

全体総括

本町の農業集落排水事業については、整備が完了している。ただし事業債の償還が今後ピークを迎えることから経営状況の悪化が見込まれる。また、下水道水洗化率は平成２６年度末で約８５％であり、今後は水洗化率の向上に力を入れていく必要がある。

入善町：農業集落排水施設

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