経営の健全性・効率性について
収益的収支比率および経費回収率が100%未満であり、一般会計繰入金により賄われている現状にある。水洗化率の向上により、経費回収率の向上および汚水処理原価が減少している。企業債残高比率は、分流式下水道経費算定方法を見直しすべて公費負担しているため、当該数値は0となる。水洗化については類似団体全国平均を下回っており、水洗化率向上による料金収入の確保に努め、安定した事業運営を図る。
老朽化の状況について
供用開始が一番早い(平成10年)管渠は20年経過しており、標準耐用年数50年経過している管渠は無い。施設の長寿命化を図り計画的な修繕や設備更新を行うことで、経費削減を目指す。
全体総括
事業規模が小さいことから経費回収は難しいが、経費を抑制しつつ、効率的な維持管理に取り組む。経営戦略:策定済