熊谷市:農業集落排水施設

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率前年度と比較し、機能保全対策事業の委託料が減額となり総費用は減少した。一方、地域整備交付金も減額となり総収入も減少し、その結果、前年比2.00ポイントの低下となった。引き続き、経費削減や使用料の増収に努めていく。⑤経費回収率汚水処理維持管理費が減額となり、前年度より2.77ポイント改善したが、汚水処理費を使用料のみでは賄えていない状況である。⑥汚水処理原価汚水処理維持管理費は減額となったが、年間汚水排出量も減少したため2.1円の上昇となった。今後も引き続き経費削減に努めていく。⑦施設利用率汚水排出量の減少により前年度より3.64ポイント低下した。類似団体平均より高い水準を維持しているが、処理能力的には余裕があるため未接続世帯の早期接続を推進していく。⑧水洗化率接続促進により接続戸数が増加した一方で、地域人口減による使用人口減少で前年度より0.39ポイント低下した。水洗化率の低下は使用料の減収につながるため、未接続世帯の早期接続を推進していく。

老朽化の状況について

管渠改善率については、一般的な管渠の耐用年数である50年に達していないことから、更新は発生していない状況から数値化はされてはいないが、本年度策定した最適整備構想及び機能診断結果に基づき、処理施設及び管路施設の計画的な更新検討が必要となってくる。

全体総括

前年度と比較し、総費用は減少したが、地域整備交付金の減額及び使用料収入の伸び悩み等により総収入も減少し、全体的な指標は若干低下している。依然として汚水処理費を使用料では賄いきれず、基準外繰入金により補填している状況であり、効率的な事業運営が求められている。今後、本年度策定した最適整備構想及び機能診断結果に基づき、処理施設の統合及び公共下水道への接続など維持管理費削減に有効な対策を検討し機能保全対策をまとめ、計画的な修繕により支出を削減し効率的な事業運営をおこなっていく。また、公営企業会計の適用に取り組み、大規模改修時の財源や投資額を的確に把握し、使用料収入による持続的な運営を目指していく。

類似団体【F1】

岩見沢市 士別市 雨竜町 北竜町 日高町 士幌町 芽室町 鶴居村 五所川原市 つがる市 西目屋村 五戸町 奥州市 矢巾町 登米市 山元町 秋田市 横手市 由利本荘市 北秋田市 美郷町 鶴岡市 酒田市 新庄市 上山市 中山町 朝日町 大石田町 金山町 庄内町 白河市 喜多方市 南相馬市 伊達市 泉崎村 中島村 筑西市 美浦村 八千代町 真岡市 芳賀町 前橋市 伊勢崎市 熊谷市 深谷市 越生町 香取市 新潟市 長岡市 柏崎市 新発田市 小千谷市 十日町市 村上市 上越市 阿賀野市 魚沼市 富山市 高岡市 砺波市 南砺市 射水市 金沢市 かほく市 白山市 能美市 川北町 宝達志水町 福井市 小浜市 南越前町 越前町 美浜町 おおい町 中央市 駒ヶ根市 東御市 宮田村 小布施町 高山村 関市 伊豆市 常滑市 豊明市 田原市 みよし市 長久手市 伊賀市 長浜市 甲賀市 高島市 東近江市 福知山市 京丹波町 神戸市 姫路市 豊岡市 朝来市 たつの市 奈良市 五條市 鳥取市 湯梨浜町 大山町 松江市 出雲市 雲南市 総社市 三原市 安芸高田市 周南市 阿南市 さぬき市 松山市 今治市 菊池市 佐伯市 宮崎市 都城市 延岡市 美郷町 伊是名村