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類似団体を下回り,0.66となっている。「自治体経営の指針及び実施計画」の中でも税収の確保に向けた取組みを推進することとしており,具体的な取組みとして,悪質・高額納税者への滞納処分の強化,納付相談の充実,夜間・休日催告の強化及び口座振替促進の取組みにより,自主財源の確保を図る。(市税収納率目標:現年度分98%以上,滞納繰越分22%以上,合計で92.55%以上)
経常充当一般財源が微減し,歳入においては,地方交付税が対前年比2.1%,臨時財政対策債が同8.0%増加したことにより,経常収支比率は前年度比2.6ポイント減となった。平成4年度~10年度に行った大規模施設の整備,区画整理等の都市計画事業への充当債に係る償還が毎年減少はしているものの,充当一般財源が140億円を超え依然として高い水準にあること,及び少子高齢化による扶助費の増加が経常収支比率を押し上げていることから,定員適正化計画に基づく人件費の抑制は行っているものの,経常収支比率は90%を超える水準となっている。「自治体経営の指針及び実施計画」において,市債の新規発行額を予算総額の8%以内(臨時財政対策債を除く)かつ元金償還額以内とし,将来の公債費の縮減を図ることとしている。
退職手当の増があったものの人件費は対前年度比0.3%減,緊急雇用関連事業や道路除排雪事業等の増による物件費は対前年度比7.5%の増により1人当たり対前年度比1,101円の増となったものの,類似団体平均をやや下回っている状況にある。引き続き,定員適正化計画及び行政評価による事務事業見直し等により人件費及び物件費の抑制に努めることとする。
過去に行った管理職職員の給与カット等により,類似団体より低い状況ではあるが,指数が100を超えている状況であり,今後もより一層の給与の適正化に努めることとする。
これまでの定員適正化計画の着実な実行により類似団体より職員数は少ない状況である。今後においても,平成23~27年度までの第四次定員適正化計画の取組期間で165人程度削減することとしている。
実質公債費比率は対前年度比0.3ポイントの減となった。平成4~10年度に行った大規模施設の建設,区画整理等の都市計画事業債の償還はピークを過ぎたものの,元利償還金充当一般財源が依然として高い水準にあるため,類似団体平均を上回っている。
年々数値は改善状況にあるが,平成4~10年度に行った大規模施設の建設,区画整理等の都市計画事業への充当債の償還に係る充当一般財源が150億円規模であることが将来負担比率を高める要因となっており,類似団体を上回っている状況にある。「自治体経営の指針及び実施計画」において,市債の新規発行額を予算総額の8%以内(臨時財政対策債を除く)かつ元金償還額以内とし,将来の公債費の縮減を図ることとしている。
定数適正化計画の着実な取り組みなどにより,類似団体と比較すると低い状況であるが,退職手当の増があったものの対前年度比0.3ポイントとなった。第四次定員適正化計画(平成23~27)に基づき,引き続き人件費の削減に努めることとする。
緊急雇用関連事業や道路除排雪事業等の増があったものの対前年度比0.1ポイント減となり,類似団体を下回った。引き続き行政評価を活用した事務事業の徹底した見直しを推進し,物件費の抑制に努めることとする。
生活保護,子どものための手当,介護給付受給者の増などにより,類似団体と比較すると低い状況であるが,対前年度比0.2ポイント増となった。保護受給者に対する就職支援の推進や介護予防サービスの実施などにより,急激な上昇傾向を抑制するよう努める。
類似団体と比較すると低い水準ではあるが,今後,国保療養費,後期高齢者医療費,介護給付費の増が見込まれるため,医療費及び介護給付費の適正化を推進することにより,急激な上昇傾向を抑制するよう努めることとする。
一部事務組合及び企業会計への負担金が大半を占めており,類似団体と比較し高い水準となっている。平成23年度は震災関連経費等の増により一時的に増となったものの,24年度は22年度と同水準になっている。引き続き,適正な額の精査に努めることとする。
類似団体と比較すると高い状況にあるが,平成4~10年度に行った大規模施設の建設,区画整理等の都市計画事業への充当債に係る償還が平成16年度をピークに若干減ってはいるものの,充当一般財源が140億円を超えていることが経常収支比率を高める要因となっている。そのため,「自治体経営の指針及び実施計画」に基づき,予算編成に当たっては「毎年度の新規発行額を予算総額の8%以内(臨時財政対策債を除く)かつ元金償還額内」に抑制し,残高縮減に努めることとする。
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