簡易水道事業
北広島町豊平病院
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
電気事業
地域において担っている役割豊平地域唯一の医療機関であり、地域住民のかかりつけ医としての役割がある。豊平地域の高齢化率は49.8%(H31.3月末)であることからも、受診する患者層の多くが高齢者であり、整形外科的治療に加え、リハビリ機能を充実させることで寝たきり予防、介護予防に取り組んだ。また、公共交通(バス)の乗継拠点であることや受診に際し買い物等を行うなど生活を支える拠点となっている。併せて、近隣に特別養護老人ホームや歯科医療機関があり、医療介護の連携も求められている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について指定管理料で赤字補てんをしているため経常収支比率は100%を超えている。平成30年12月に平成31年4月から診療所への経営形態転換の方向性を出し、1月から計画的に入院患者数を制限し3月には完全閉鎖した。そのため、医業収支比率は病棟閉鎖の影響もあり平成29年度の60.8%から51.9%に低下した。病床利用率は、病棟廃止が決まり51.1%にとどまり、5年連続で70%を下回った。地域医療を守るため指定管理者制度を平成28年度から導入し、管理者とともに健全経営を目指したが、経営の健全化には至らなかった。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成14年の開院から17年が経過しており、今後、建物や空調設備、ガス設備などに大規模な修繕・更新が必要である。また、医療機器備品についても、更新が必要となる。 |
全体総括医業収益以上に、人件費や経費などの費用が増え、一般会計からの多額な繰入れは必要なままで、効率的な経営とはならなかった。翌年度以降の経営の健全化に向けた経営計画を立てられないことや、今後の町の財政状況や人口減少も踏まえ、平成31年4月1日から無床診療所に変更することとした。広島圏域北西部地域の医療機関との連携と機能分化により、地域完結型医療の中で、豊平地域の医療を将来にわたり確保する。 |
出典:
経営比較分析表
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