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広島県北広島町:北広島町豊平病院の経営状況(2016年度)

🏠北広島町

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収録データの年度

📅2018年度📅2017年度📅2016年度

経営比較分析表(2016年度)

地域において担っている役割

豊平地域唯一の医療機関であり、地域住民のかかりつけ医としての役割がある。豊平地域の高齢化率は48.3%(H29.3月末)であることからも、受診する患者層の多くが高齢者であり、整形外科的治療に加え、リハビリ機能を充実させることで寝たきり予防、介護予防に取り組んでいる。また、公共交通(バス)の乗継拠点であることや受診に際し近隣で買い物等を行えるなど生活を支える拠点となっている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

常勤医師の確保ができていた平成25年度以前は、病床利用率は高く、職員給与費や材料費比率も平均値又はそれ以上のレベルで推移していた。しかし、平成26年度以降は、常勤医師の減少に伴い、患者数が減り病床利用率を始め軒並み平均値を下回る結果となり経営状況が悪化し、一般会計からの繰り出しが増加している。平成28年度から指定管理者制度を導入し病院運営を行い、経営改善に取り組んだが、予測していた以上には収益が増えず経営状況は厳しい状況にある。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

グラフ的には平均値よりも老朽化が進んでいないように見受けられるが、平成13年度に新築移転し、すでに15年が経過している。施設設備の不具合が多発し、今後は保守管理計画により長寿命化を図りながら、徐々に更新を進めなければならない。

全体総括

指定管理者制度導入1年目であり、経営改善に向け指定管理者の専門分野の整形外科を中心に収益増を目指した。入院外来患者数は前年度に比べ増加し、病床利用率も上向いては来ている。しかし、常勤内科医師の確保には至らず、入院・外来一日当たり収益は横ばい状態であり、引き続き経営改善が求められる。今後は、内科医師の確保に努めるとともに、医療機器及び、施設・設備の計画的な整備・更新により経費削減に取り組む。

出典: 経営比較分析表,

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