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地方財政ダッシュボード

広島県広島市の財政状況(2017年度)

🏠広島市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2017年度)

財政力指数の分析欄

平成28年度から大きな変動要因はなく横ばいの0.84となっている。なお、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴い、財政規模は大きくなったが、基準財政需要額においてはその他教育費が増加する一方で、個人市民税所得割相当額が県からの交付金として措置され、基準財政収入額が増加したことなどにより、影響はなかった。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行しながら財政の健全化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

平成28年度の98.6%と比べ0.4ポイント改善して98.2%となっており、類似団体平均を上回っている。これは、公債費、物件費及び補助費等が類似団体と比べて高い水準にあることが主な要因となっている。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行しながら財政の健全化に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成28年度の115,973円と比べ40,666円増加して156,639円となっており、類似団体平均を上回っている。これは、人件費の人口1人当たりの金額が類似団体よりも高いことが主な要因となっている。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた人件費の削減について、職員数等の検討を行い、取組を進めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

給与制度の総合的見直しにおいて、本市は給料月額と地域手当の合計額について現給保障を行っているため、相対的に給料月額の水準が下がり、類似団体平均を下回っている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人当たりの職員数が類似団体平均を上回っている主な要因は、正規職員の育児休業に伴う代替要員を正規職員により措置していることである。

実質公債費比率の分析欄

平成28年度の14.7%と比べ0.9ポイント改善して13.8%となっているが、類似団体平均を上回っている。実質公債費比率が改善した主な要因は、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴い標準財政規模が増加したことである。実質公債費比率が類似団体平均を上回っている主な要因は、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどである。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制や、低利の5年債の発行等による金利負担の軽減に努めていく。

将来負担比率の分析欄

平成28年度の222.8%と比べ23.2ポイント改善して199.6%となっているが、類似団体平均を上回っている。将来負担比率が改善した主な要因は、算定する際の分母となる標準財政規模が、県費負担教職員制度の包括的な権限移譲に伴い増加したことである。将来負担比率が類似団体平均を上回っている主な要因は、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどである。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制を図るなど、財政の健全化に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費の分析欄

平成28年度の25.8%と比べ7.9ポイント悪化して33.7%となっており、類似団体平均を上回っている。これは、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲などが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行しながら、義務的経費等の増加の抑制に努めていく。

物件費の分析欄

平成28年度の15.5%と比べ1.4ポイント改善して14.1%となっているが、類似団体平均を上回っている。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた内部管理経費の節減などの方策を着実に実行しながら、物件費の節減に努めていく。

扶助費の分析欄

平成28年度の14.7%と比べ1.7ポイント改善して13.0%となっており、類似団体平均を下回っている。これは、生活保護の保護率が類似他団体平均に比べて低いことなどが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行しながら、義務的経費等の増加の抑制に努めていく。

その他の分析欄

平成28年度の8.4%と比べ0.5ポイント改善して7.9%となっており、類似団体平均を下回っている。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行し、コスト縮減等に努めていく。

補助費等の分析欄

平成28年度の10.6%と比べ1.3ポイント改善して9.3%となっているが、類似団体平均を上回っている。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に基づき、下水道事業の業務の効率化など一層のコスト縮減等に努めていく。

公債費の分析欄

平成28年度の23.6%と比べ3.4ポイント改善して20.2%となっているが、類似団体平均を上回っている。これは、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制や、低利の5年債の発行等による金利負担の軽減に努めていく。

公債費以外の分析欄

平成28年度の75.0%と比べ3.0ポイント悪化して78.0%となっており、類似団体平均を上回っている。扶助費は類似団体平均を下回っている一方で、物件費及び補助費等が類似団体平均を上回っており、その結果類似団体平均とほぼ同水準で推移している。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に基づき、経費の節減など一層のコスト縮減等に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

主な構成項目である民生費は、住民一人当たり169,301円となっており、類似他団体平均と比較して、生活保護の保護率が低いことなどにより民生費全体も低い状況となっている。また、衛生費については、住民一人当たり56,559円となっており、原爆被爆者施策を実施していることなどにより、類似団体平均と比較して高い状況となっている。なお、平成29年度における土木費については、広島駅南口B・Cブロック市街地再開発事業の終了により、前年度と比較して減少している。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行し、コスト縮減等に努めていく。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり508,360円となっている。主な構成項目である扶助費については、原爆被爆者施策を実施していることなどから、類似団体平均と比較して高い水準で推移している。また、県費負担教職員制度に係る包括的な権限移譲に伴い人件費が増加している。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に掲げた方策を着実に実行し、コスト縮減等に努めていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

実質収支額は黒字で推移しており、平成29年度は24億円(標準財政規模費0.77%)の黒字となった。また、平成29年度末における財政調整基金残高は、42億円(前年度比5億円減)となっており、標準財政規模比では1.28%となっている。なお、実質単年度収支がマイナスとなっているのは、社会保障費や公債費といった義務的経費の増加などに対応するため、財政調整基金を取り崩したことが主な要因となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

指標を算定している平成19年度以降、連結実質赤字は生じていない。平成29年度の連結実質赤字比率に係る黒字は207億円となっており、標準財政規模比では6.31%となっている。なお、病院事業を地方独立行政法人化したことに伴い、平成26年度以降の標準財政規模比が大きく減少している。

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成29年度の実質公債費比率の分子は、前年度を11億円上回っている。これは、基準財政需要額に算入される公債費が減少したことが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制や、低利の5年債の発行等による金利負担の軽減に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成29年度の将来負担比率の分子は、前年度を327億円上回っている。これは、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴い、退職手当支給予定額が増加したことが主な要因となっている。財政運営方針(平成28年度~平成31年度)において、臨時財政対策債の残高及び減債基金積立累計額を除いた市債残高を、4年間で1割程度減少させることを目標として掲げ、引き続きこの方針に沿って財政の健全化に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金全体

社会保障関係経費等の増に伴い、財政調整基金の残高が減となったことなどにより、基金全体の残高は、2億4,300万円の減となった。引き続き、各基金の設置目的に照らし、適切に運用していく。

財政調整基金

社会保障関係経費等の増に伴い、取崩額が積立額を上回ったため基金残高が減少した。引き続き、社会経済情勢の急変等にも柔軟に対応できるよう、基金残高の確保に努める。

減債基金

本市では、満期一括償還方式で借り入れた地方債を対象として、計画的に償還財源の積立を行っている。地方財政状況調査(決算統計)においては、満期一括償還地方債の償還財源に充てるため、減債基金に積み立てた額は公債費に計上し、減債基金には計上しない取扱いとされていることから、本市では対象となる積立はなく、増減もない。今後も満期一括償還地方債について計画的に必要な償還財源の積立てを行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)広島市民球場基金広島市民球場の修繕、改良その他の管理運営のための資金に充てるもの。旧広島市民球場跡地等整備事業基金旧広島市民球場の跡地整備に係る事業を円滑かつ効率的に行うための資金に充てるもの。ひろしま国際協力基金アジア等の諸地域が抱える都市問題の解決に向けた支援その他の国際協力に関する事業を円滑かつ効率的に行うための資金に充てるもの。広島市環境保全事業基金市民に対する地域の環境保全に関する知識の普及、地域の環境保全のための実践活動の支援等地域の環境保全活動の振興を図るための事業を円滑かつ効率的に行うための資金に充てるもの。広島市原爆ドーム保存事業等基金被爆の惨禍を後世に伝え、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を訴える原爆ドームを永久に保存する事業、その他の被爆建物を保存する事業その他被爆の実相を伝える事業を円滑かつ効率的に行うための資金に充てるもの。(増減理由)広島市民球場基金は、命名権収入等を基金に積み立てることにより、積立額が取崩額を上回ったため基金残高が増加した。広島市原爆ドーム保存事業等基金は、平和記念資料館観覧料増額相当分等を基金に積み立てることにより、積立額が取崩額を上回ったため、基金残高が増加した。(今後の方針)各基金の設置目的に照らし、適切に運用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

高度経済成長期にあたる昭和40年代から政令指定都市移行前後の昭和50年代にかけ集中整備した公共施設が耐用年数を迎えつつあることから、平成28年度の有形固定資産減価償却率が全国平均や類似団体より高い水準にある。こうした状況を踏まえ、「広島市公共施設等総合管理計画」を策定した。その中で、インフラ資産については、施設の特性に応じた計画的な更新・維持保全等を進めることとしており、ハコモノ資産については、この計画期間内に耐用年数を迎える施設を中心に、複合・集約化等を進めるとともに、予防的な保全に取り組むこととしている。

債務償還可能年数の分析欄

債務償還可能年数は類似団体平均を上回っている。これは、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制を図るなど、財政の健全化に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに、類似団体平均より高い水準にある。将来負担比率は、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどが、また、有形固定資産減価償却率は、高度経済成長期にあたる昭和40年代から政令指定都市移行前後の昭和50年代にかけ集中整備した公共施設が耐用年数を迎えつつあることが主な要因である。財政運営方針(平成28年度~平成31年度)において、臨時財政対策債の残高及び減債基金積立累計額を除いた市債残高について、4年間で1割程度減少させることを目標として掲げており、この方針に沿って財政の健全化に努めていくこととしている。また、平成29年2月に策定した「広島市公共施設等総合管理計画」の中で、インフラ資産については、各施設の特性に応じた計画的な更新・維持保全等を進め、ハコモノ資産については、近隣の施設との複合・集約化を進めるとともに、予防的な保全に取り組むこととしている。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに、類似団体内平均より高い水準にある。これは、都市基盤の整備を積極的に進め、多額の市債を発行してきたことなどが主な要因である。引き続き、財政運営方針(平成28年度~平成31年度)に沿って、市債残高の抑制や、低利の5年債の発行等による金利負担の軽減に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

高度経済成長期に当たる昭和40年代から、政令指定都市移行前後の昭和50年代に集中して公共施設を整備しており、それらの施設が耐用年数を迎えつつあることから、平成28年度の有形固定資産減価償却率が全国平均や類似団体より高い水準にあるが、この中でも特に有形固定資産減価償却率が高く65%を超えているものは、橋りょう・トンネル、公営住宅、認定こども園・幼稚園・保育所となっている。このうち橋りょう・トンネルについては、いずれも個別施設計画を策定済であり、計画的な維持保全に取り組むことで、維持保全費用の縮減と長寿命化に努めている。公営住宅については、平成28年12月に策定した「広島市市営住宅マネジメント計画・推進プラン編」に基づき、計画的に再編・集約化や維持保全を進めていく。認定こども園・幼稚園・保育所については、将来的に少子化に伴って保育需要の減少が見込まれることを踏まえ、地域ごとに定員のあり方を検討していくこととしており、当面は現在の施設を継続的に修繕しながら適切に管理していく。

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

高度経済成長期に当たる昭和40年代から、政令指定都市移行前後の昭和50年代に集中して公共施設を整備しており、それらの施設が耐用年数を迎えつつあることから、平成28年度の有形固定資産減価償却率が全国平均や類似団体より高い水準にある。政令指定都市移行後、行政区単位でスポーツセンターと図書館を順次整備してきたことから、これらを含む体育館・プール、図書館の有形固定資産減価償却率も全国団体や類似団体より高い水準になっているが、予防的に修繕や改修を行うことにより、施設の機能を適正に維持することとしている。一般廃棄物処理施設については、その約半数を平成7年以降に新設や更新(建替)しているため、有形固定資産減価償却率が全国平均や類似団体より低い水準にある。

財務書類に関する情報①(2017年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産は、下水道事業などへの出資金の増等に伴い投資・出資金が増加したが、減価償却に伴う事業用資産の減や、減債基金残高の減等に伴う長期貸付金基金の減などにより、54億円減少している。負債は、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴う退職給付引当金の増などにより、424億円増加している。これらにより、純資産は478億円の減となった。全体では、資産は、減価償却に伴う企業会計の事業用資産の減や長期貸付金基金の減などにより、290億円減少している。負債は、142億円の増となっているが、企業会計の企業債残高の減等に伴う地方債の減などにより、一般会計等ベースより増加額が減少している。これらにより、純資産は432億円の減となった。連結では、資産は、全体ベースと同様に、事業用資産や長期貸付金基金の減などにより、164億円減少している。負債は、未払金未払費用の増などにより、237億円増加している。これらにより、純資産は401億円の減となった。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴い人件費(職員給与費、賞与等引当金繰入額、退職手当引当金繰入額)が増加したことなどにより、800億円の増となっている。経常収益は、宝くじ収入の減などにより、4億円の減となっている。その結果、純経常行政コストは804億円の増、純行政コストは787億円の増となった。全体では、経常費用は、795億円の増となっており、一般会計等ベースでの要因などによるものである。一方で、補助金等は、国民健康保険事業に係る保険給付費の減等により、122億円の減となっている。経常収益は、9億円の減となっている。その結果、純経常行政コストは804億円の増、純行政コストは788億円の増となった。連結では、経常費用は、一般会計等ベースでの要因などに加え、後期高齢者医療広域連合の後期高齢者医療事業に係る保険給付費が増加(補助金等)したことにより、878億円の増となっている。経常収益は、市立病院機構の医業収益の増などにより、31億円の増となっている。その結果、純経常行政コストは847億円の増、純行政コストは851億円の増となった。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

その主な要因は、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴う人件費(職員給与費、賞与等引当金繰入額、退職手当引当金繰入額)の影響などにより経常費用が800億円増加したことによるものである。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2017年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

有形固定資産減価償却率については、類似団体平均と比較して僅かに高い傾向にある。その理由としては昭和60年以前に整備された資産が多く、更新時期を迎えていることなどが挙げられる。また、これらの公共施設等の老朽化に伴い、前年度より1.2%増加している。今後は、「広島市公共施設等総合管理計画」に基づき、インフラ資産とハコモノ資産のそれぞれの特性に応じて、更新、維持保全等を計画的に行うことで、財政負担の軽減・平準化を図りながら市民ニーズに対応した自立的な行財政運営を推進していく。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

(社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す)将来世代負担比率は、類似団体平均を上回っているが、開始時点と比べて1.2%減少している。財政部門計画として、令和2年2月に策定した「財政運営方「針」に基づき、将来の公債費を抑制するため、新規の市債発行を伴う公共事業について、長期的な視点に立って事業の着手時期や進度の調整を行っていく。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たりの行政コストは類似団体平均と同程度であるが、前年度から増加(+6.5万円)している。この主な要因は、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴い人件費(職員給与費、賞与等引当金繰入額、退職手当引当金繰入額)が増加したことによるものである

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は、前年度から3.5万円増加している。これは、地方交付税の不足を補うために臨時財政対策債を34,870百万円発行したこと等により、地方債の発行額が償還額を上回ったためである。なお、本市では、平成28年2月に策定した「財政運営方針」において、臨時財政対策債の残高及び減債基金積立金累計額を除いた実質的な市債残高の抑制を図ることを目標として掲げており、平成29年度末の実質的な市債残高は6,621億円で、計画額(6,770億円)を約149億円下回っている。令和2年2月に策定した「財政運営方針」に基づき、地方債残高の縮小に努める。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。また、前年度から減少しており、特に、県費負担教職員制度に係る包括的な権限の移譲に伴う人件費(職員給与費、賞与等引当金繰入額、退職手当引当金繰入額)の影響などにより経常費用が前年度から800億円増加した。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,