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地方財政ダッシュボード

神奈川県横浜市の財政状況(2023年度)

神奈川県横浜市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

算定対象から除外される令和2年度単年度数値と、今回算入される令和5年度単年度数値を比較すると、分子の構成要素である基準財政収入額が、地方消費税交付金や固定資産税の増額算定等により増となったものの、分母の構成要素である基準財政需要額が、測定単位である国勢調査人口の増加等により、基準財政収入額以上に増となったため、令和5年度の財政力指数は「0.94」となりました。財政力指数は前年度比で減となっていますが、引き続き類似団体と比較して高い水準で推移しています。

経常収支比率の分析欄

本市の経常収支比率は、類似団体と同様の傾向で推移しており、令和3年度は、基準財政需要額の増等により地方交付税や臨時財政対策債の発行額が増加したことで低下、令和4年度及び5年度は、分子である経常経費充当一般財源のうち、原油価格・物価高騰への対応や社会保障経費の増等に伴い、物件費や扶助費などが増加したため比率が上昇しており、類似団体との比較でも依然として高くなっています。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

近年、市人事委員会勧告等に伴う給与水準引き上げ(会計年度任用職員含む)の影響等により、人件費が増加傾向にあるほか、新型コロナウイルス感染症関連事業費の影響により人口1人当たり決算額が増減する傾向にあります。令和3年度は、新型コロナウイルスワクチン接種業務委託に伴う物件費の増等により上昇、令和4年度は、給与改定等による人件費の増や、原油価格・物価高騰への対応等に伴う物件費の増のため上昇しました。令和5年度は、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種費用の減等に伴い物件費が減少したこと等により、引き続き、類似団体内では最少となっています。

ラスパイレス指数の分析欄

令和3年度(令和3年4月1日現在)及び令和4年度(令和4年4月1日現在)は、それぞれの年度の採用者・退職者の影響により、前年度と比較して令和3年度は0.2低下、令和4年度は0.2上昇しました。令和5年度(令和5年4月1日現在)は、当該年度の採用者・退職者の影響により、前年度と比較して0.1低下しました。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

「横浜市中期計画(2022~2025)」において、行政に求められる多様なニーズに、スピード感を持って市民目線で対応するとともに、政策課題に即応できる組織体制を構築し、限られた経営資源の中で最大限の効果を発揮できる効率的・効果的な執行体制を構築するという目標を掲げ、執行体制づくりを進めました。人口1,000人当たりの職員数は、類似団体の平均を大きく下回っています。今後も、新規事業や重点施策へ対応するための人員は既存事業の見直しにより捻出するという考え方を基本として、既存施策・事業のあり方、仕事の進め方を見直すことにより、効率的・効果的な執行体制づくりを行っていきます。

実質公債費比率の分析欄

経済事情の変動による公債費の財源不足に伴い減債基金の一部を活用し、算定上の積立不足額が生じていることなどから、類似団体の中では高い水準となっています。令和5年度は、算定対象から除外される令和2年度単年度数値と比較して、令和5年度単年度数値における分母の構成要素である標準財政規模の増により、比率が改善しています。

将来負担比率の分析欄

企業会計・外郭団体の借入金等の返済を進めてきたことにより、年々減少傾向にあります。過去5年間において減少幅が最も大きい令和3年度は、臨時財政対策債償還基金費(臨時財政対策債の償還等に要する経費に対し交付されるもの)等の追加交付に伴う再算定により基準財政需要額が増加したため、分母の構成要素である標準財政規模が増加したことにより7.5ポイント減少し、令和4年度は、横浜北西線の立替施行に伴う後年度支払など返済が進捗したことにより、債務負担行為に基づく支出予定額が減少したため、分子である将来負担額が減少したことなどから、0.7ポイント減少しました。令和5年度は、交付税額の当初算定における標準税収入額等が増加したため、標準財政規模が増加したことにより、2ポイント減少しましたが、依然として類似団体の中で高い水準となっています。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

近年、市人事委員会勧告等に伴う給与水準引き上げ(会計年度任用職員含む)の影響等により、人件費総額は増加傾向にあるものの、引き続き類似団体平均を下回っており、概ね同水準で推移しています。令和3年度は、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下、令和4年度は給与改定等の影響により増加しましたが、令和5年度は定年延長等の影響により減少しました。

物件費の分析欄

コロナ禍以前は、委託費の増減による変動が主な要因となっていましたが、近年は、原油価格・物価高騰等による委託費や需用費などの変動が主な要因となっています。令和3年度は、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下したものの、令和4年度以降は、原油価格・物価高騰への対応に伴い需用費が増加したこと等により上昇しました。

扶助費の分析欄

待機児童対策などの子育て支援施策の増、障害者支援施設の増加や施設利用者数の増などにより、扶助費は上昇傾向にあり、他都市より高い水準にあります。令和3年度は、障害者支援施設数及び施設利用者数の増加等による増があったものの、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下、令和4年度は、保育・教育施設の対象児童数や障害者支援施設数及び施設利用者数の増加等により上昇しました。令和5年度は、保育・教育施設の対象児童数や障害者支援施設利用者数の増及び小児医療費制度の拡充の影響等により上昇しました。

その他の分析欄

その他のうち主なものは繰出金(9.0%)となっています。本市は、高齢化に伴い、介護保険事業費会計や後期高齢者医療事業費会計に対する繰出金が増加傾向にあります。令和3年度は、給付費の増等により介護保険事業費会計に対する繰出金の増加はあったものの、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下しました。令和4年度及び5年度は、給付費の増等に伴い、後期高齢者医療事業費会計に対する繰出金が増加したものの、地方税及び県税の増等に伴う経常一般財源総額の増によりほぼ横ばいとなりました。

補助費等の分析欄

本市は、地下鉄、病院、下水道等の公営企業会計への繰出しが多額になっており、類似団体の中で最大となっています。令和3年度は、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下、令和4年度は、下水道事業会計への繰出金の増等により上昇しました。令和5年度は、事業充当している特定財源の増に伴う一般財源負担の減等により減少しました。

公債費の分析欄

令和3年度は、用地先行取得債取得土地に係る元金償還額が減少したほか、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下、令和4年度は、土地売払収入などの特定財源の増に伴い、公債費充当一般財源が減少したことにより低下しました。令和5年度は、定時償還分の元金償還額が減少したこと等により低下しました。

公債費以外の分析欄

令和3年度は、障害者支援施設数及び施設利用者数の増加による扶助費の増等があったものの、地方交付税及び臨時財政対策債の増等に伴う経常一般財源総額の増により低下、令和4年度は、給与改定等の影響による人件費の増、保育・教育施設の対象児童数や障害者支援施設数及び施設利用者数の増加などにより上昇しました。令和5年度は、対象者・児童数の増及び小児医療費制度の拡充の影響等による扶助費の増等によりわずかに上昇しました。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

令和5年度は、「歳入歳出差引」が減少し、「翌年度に繰り越すべき財源」が増加したため、「単年度収支」は赤字となったものの、財政調整基金の積立額が多かったため、「実質単年度収支」は増加し、3年連続で黒字となりました。なお、財政調整基金については、毎年度、決算剰余金の1/2の積立てに加え、近年、効率的・効果的な執行により捻出した財源を一旦積み立て、翌年度の財源として活用(財源の年度間調整※)しています。(令和5年度:170億円、令和4年度:120億円、令和3年度:70億円)これに伴う各年度の積立額と取崩額の変動は、実質単年度収支に大きな影響を与えています。※財源の年度間調整分等を除いた場合、表中の基金残高は、R元:0.79%、R2:0.62%、R3:0.92%(*)、R4:1.51%、R5:2.25%となります。(*)R3については、年度間調整分の他に、R4以降に活用予定の財源(151億円)を除いています。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和5年度は、引き続き全会計が黒字のため、連結実質赤字比率は発生していません。前年度比での増減幅が大きい会計について見てみると、下水道事業会計は、前年度に比べ企業債発行による現金収入が増加したこと及び企業債償還による現金流出が減少したことを主要因として現金・預金などの流動資産が増加し、資金剰余額が増加しました。国民健康保険事業費会計は、保険給付費等交付金が減少したため比率が減少しました。一般会計は、物価高騰等を踏まえた低所得者世帯等に対する臨時特別給付金事業などの影響により比率が減少しました。今後は、企業会計を中心に施設やインフラ設備の老朽化による保全・更新経費等の上昇が見込まれますが、経営計画等により、計画的な財政運営を行っていきます。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度は前年度に比べて、元利償還金は減少したものの、減債基金積立不足算定額や満期一括償還地方債に係る年度割相当額、公営企業債の元利償還金に対する繰入金等が増加となった結果、元利償還金等(A)が増加しました。また、特定財源の減等に伴い算入公債費等(B)は減少となった結果、実質公債費比率の分子(A)-(B)は増加となりました。実質公債費比率は、令和4年6月に策定した「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」において、本市の財政の持続性を総合的に評価する「持続性評価指標」として設定しており、計画期間ごとにモニタリングを行い、持続可能な財政運営を進めていきます。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

平成初期に、計画に基づき行った公共投資のために、多くの市債を発行しました。これにより、一般会計等に係る地方債の現在高および公営企業債等繰入見込額が高い割合を示しています。これまで、企業会計・外郭団体の借入金等の返済を進めてきたことにより、比率は年々減少傾向にあります。令和5年度は、交付税の当初算定における標準税収入額等の増加に伴い、「充当可能財源等(B)」が増加したこと等により、将来負担比率が減少しました。将来負担比率は、令和4年6月に策定した「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」において、本市の財政の持続性を総合的に評価する「持続性評価指標」として設定しており、計画期間ごとにモニタリングを行い、持続可能な財政運営を進めていきます。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)後年度の事業充当のために一時的に令和3年度に積み立てた財政調整基金を取崩したものの、決算編入額及び財源の年度間調整額の増等により、積立額が取崩額より大きかったことから、財政調整基金の残高が増加し、結果として、基金全体で215億円増加しました。(今後の方針)本市は、「横浜市将来にわたる責任ある財政運営の推進に関する条例」に基づき、施策の推進と財政の健全性の維持の両立に取り組んでおり、施策の推進に必要な財源を確保する観点から、基金の積立・取崩を行う際にも、各基金の設置目的や残高の状況等、中・長期的な視点に基づき対応を行っています。財政調整基金残高は、令和4年6月に策定した「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」において、本市の財政の持続性を総合的に評価する「持続性評価指標」として設定しており、他都市との比較や本市の過去の水準等の複数の視点から評価しながら、計画期間ごとにモニタリングを行うこととしています。引き続き、基金全体の適正管理を行い、持続可能な財政運営を進めていきます。

財政調整基金

(増減理由)後年度の事業充当のために一時的に令和3年度に積み立てた財政調整基金を取崩したものの、決算編入額及び財源の年度間調整額の増等により、積立額が取崩額より大きかったことから、残高が増加しました。※効率的・効果的な執行により翌年度予算に活用する財源として積み立てた額(年度間調整分等)を除いた場合の残高令和3年度:9,212百万円(*)、令和4年度:14,840百万円、令和5年度:22,492百万円(*)令和3年度については、年度間調整分の他に、令和4年度以降に活用予定の財源(151億円)を除いています。(今後の方針)財政調整基金残高は、令和4年6月に策定した「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」において、本市の財政の持続性を総合的に評価する「持続性評価指標」として設定しています。他都市との比較や本市の過去の水準等の複数の視点から評価しながら、計画期間ごとにモニタリングを行い、持続可能な財政運営を進めていきます。

減債基金

(増減理由)増減なし(今後の方針)将来の市債償還に支障のないよう、適正に管理していきます。

その他特定目的基金

(基金の使途)文化基金:横浜美術館に収蔵する作品の購入等に活用墓地運営等基金:墓地の健全な運営及び整備の促進に活用災害救助基金:大規模災害時の救助費用の財源に活用みどり基金:緑の保全及び創造に資する事業の充実を図るために活用学校施設整備基金:学校施設整備等に活用(増減理由)納税者数の増による横浜みどり税の増に伴うみどり基金の増など(今後の方針)上記のうち、墓地運営等基金は施設使用料等の歳入により残高が増加する見込みですが、令和8年度に工事完了予定の(仮称)舞岡墓園の使用者募集終了後は残高が減少する見込みです。また、学校施設整備基金のうち森林環境譲与税積立額については、その使途を市立小中学校建替の内装等のほか、公園などの市民利用施設にも拡大することで、後年度に活用し、国産木材の利用をさらに進めていきます。基金の設置目的や残高の状況等を勘案しながら、適正に管理していきます。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市の有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して、低い水準となっています。この中で類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている施設には、【一般廃棄物処理施設】、【図書館】などがあり、低くなっている施設には、【庁舎】、【道路】、【橋りょう・トンネル】等があります。本市では、施設の老朽化の進行に対しては、「公共施設等総合管理計画」や、施設ごとの「個別施設計画」に沿って、長寿命化を基本とした計画的かつ効果的な保全更新を着実に進めています。また、公共施設が提供する機能・サービスの持続的な維持・向上のため、施設の規模・数量、質、保全更新コスト等の適正化を進めていきます。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体と比較して高い水準となっています。これは、近年に地方債を発行しながら公共施設の整備などをすすめた結果、類似団体と比較して将来負担額が高いことなどが考えられます。また、令和5年度は4年度と比較して、地方債残高が減少する一方で、充当可能財源が微増したことに伴い分子である実質的な債務が減少したことや、分母である経常一般財源等が増加したこと等により、比率が微減しました。今後も、債務償還比率などの財政指標について、他都市との比較を行いつつ、「施策の推進と財政の健全性の維持」の両立の観点から、計画的な市債活用や借入金残高の管理など、持続可能な財政運営を進めていきます。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

類似団体と比較すると、将来負担比率は高い水準にある一方、有形固定資産減価償却率は、道路、庁舎、橋りょう・トンネルの整備などを進めたこと等により、低い水準となっています。本市の経年比較では、将来負担比率は、市債発行額の減少や借入金等の返済を進めてきたことにより、減少傾向にあります。有形固定資産減価償却率は、令和2年度に市庁舎などの資産取得により一時的に低下しましたが、減価償却が進んだことにより令和3年度以降は前年度と比較して増加しています。今後も、将来負担比率と有形固定資産減価償却率の推移などに留意しながら、「施策の推進と財政の健全性の維持」の両立の観点から、計画的な市債活用や借入金残高の管理など、持続可能な財政運営を進めていきます。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率は、類似団体と比較して高くなっています。本市の経年比較では、将来負担比率は、市債発行額の減少や借入金等の返済を進めてきたことにより、減少傾向にあります。実質公債費比率については、令和2・3年度は、分子の構成要素である元利償還金等から減算する特定財源が減少したことにより比率がやや上昇しました。令和4・5年度は、分母の構成要素である標準財政規模の増加に加え、分子の構成要素である元利償還金等が減少したことにより比率は減少しました。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

神奈川県横浜市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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