東京都品川区の財政状況(2022年度)
東京都品川区の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2022年度)
財政比較分析表(2022年度)
財政力指数の分析欄
前年と比べプラス0.01ポイントの増となった。類似団体との比較では、0.01ポイント下回り、毎年度ほぼ平均値で推移している。引き続き、歳出の見直しと確実な歳入確保により、財政基盤の強化に努めていく。
経常収支比率の分析欄
人件費等が増加したものの、区民税および地方消費税交付金の増により前年と同ポイントとなった。類似団体平均からは1.9%下回り、健全財政が維持されている。今後も経常的な経費の見直しと縮減に努めていく。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たりの人件費・物件費は対前年4,564円増の165,710円となった。増要因としては、人件費は会計年度任用職員(フルタイム)の増等で対前年1.1%の増、物件費は子育て世帯サポート事業等の増で対前年4.7%の増となった。
ラスパイレス指数の分析欄
職員の給与水準は23区の民間従業員の給与水準と均等させることを基本とし、特別区人事委員会の勧告に基づき決定している。本年度は99.1となり、対前年0.3%の減となった。引き続き適正な給与水準を維持していく。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口1,000人当たりの職員数は6.49人で対前年比同となった。引き続き職員配置の見直しを通じて、事務効率化などの内部努力を重ね、適切な定員管理に努めていく。
実質公債費比率の分析欄
過去の起債の償還が進んでいる一方、新規に教育債等を発行した結果、年度末残高が対前年836,781千円増となり、-4.2%となった。類似団体と比較しても1.1%下回っており、今後も起債の必要性を精査するとともに、健全な財政運営に努めていく。
将来負担比率の分析欄
基金等の財源が将来負担を上回っている。引き続き財政の健全性を維持していく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)
人件費の分析欄
会計年度任用職員の増等により人件費は増となったが、特別区民税等の一般財源の増額により、人件費にかかる経常収支比率は19.8%と対前年0.2%の減となった。今後も住民サービスの向上を図りつつ、民間活力の向上や先端技術の導入を推進し、職員定数の適正化に努めていく。
物件費の分析欄
物件費では24.8%、対前年0.7%の増となった。主な増要因は、学校維持管理費や新規施設の環境学習交流施設管理運営費などの増によるものである。類似団体との比較では3.1%も上回っている。今後も各事務や業務の見直しを図り、適正な委託のあり方を検討し、引き続き適正支出に努めていく。
扶助費の分析欄
扶助費にかかる経常収支比率は、15.7%となった。生活保護費の減等とあわせて、特別区民税特別区民税等の一般財源の増額により、対前年比0.5%の減となった。類似団体との比較では2.8%下回っているため、引き続き適正な財政運営に努めていく。
その他の分析欄
国民健康保険事業会計への操出金の増により対前年0.3%の増となった。類似団体との比較では、0.8%下回っており、引き続き健全な財政運営に努めていく。
補助費等の分析欄
区内私立保育園経費等の減により、補助費等は4.9%と対前年0.2%の減となった。類似団体との比較では0.4%高くなっているため、毎年度執行している補助金の内容と効果の見直しを図り、事業経費の適正化を徹底していく。
公債費の分析欄
経常収支比率は0.9%と対前年0.1%の減となった。類似団体との比較では1.0%下回っており、今後も、起債発行においては将来負担を考慮しつつ、財政の健全化に努めていく。
公債費以外の分析欄
公債費を除いた経費の経常収支比率は、73.9%と対前年0.1%の増となった。類似団体との比較では、0.9%下回っている。今後も経済情勢に注視しつつ、事務事業の見直しや、効率化の一層の推進を図りながら、良好な財政状況の維持に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
目的別歳出の分析欄
総務費は、65,971円となり、基金積立金等の減により、対前年959円、1.5%の減となった。民生費は、236,856円となり、高齢者福祉施設整備費や児童相談所移管推進事業等により、対前年10,583円、4.7%の増となった。衛生費は、46,920円となり、環境学習交流施設建築費の皆減等により、対前年1,726円、3.6%の減となった。商工費は、8,988円となり、共通商品券普及促進事業等により、対前年341円、3.9%の増となった。土木費は、32,961円となり、排水施設建設事業等の減により、対前年3,498円、9.6%の減となった。教育費は、63,983円となり、義務教育施設整備基金積立金により、対前年703円、1.1%の増となった。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり467,448円で対前年5,571円、1.2%の増となった。主な増要因は、補助費等が41,468円で対前年7,206円の増、普通建設事業費が76,576円で対前年10,376円の増などである。補助費等はコロナワクチンなどの予防接種事業や住民税非課税世帯等臨時特別給付金の増などにより、21%の増となった。普通建設事業費は、高齢者等施設整備にかかる国有地の取得費や学校改築経費、総合区民会館改築等により15.6%の増となり、類似団体との比較でも、26,911円上回っている。
実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)
分析欄
特別区民税の増等により、財政調整基金は23.3億円の積立を行ったため対前年1.87%の増となった。実質収支額は前年度比0.73%の減となったが、23区平均は1.47%下回っている。実質単年度収支額は、1,649,898千円で対前年7,438,603円の減で、単年度収支額の減と財政調整基金積立金の減により、対前年比が6.93%減少した。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)
分析欄
一般会計、国民健康保険事業会計をはじめ全ての特別会計において実質収支は継続して黒字になっている。財政健全性は良好に維持されており、今後も適切な財政運営努めていく。
実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄
元利償還金は過去に発行した起債の償還が進んだことにより、対前年85百万円の減となり、着実に減少している。実質公債費率の分子は対前年323百万円の増となったが、健全性は保たれている。
将来負担比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄
将来負担額(A)のうち地方債の現在高は、教育債等の発行により対前年837百万円の増となった。また、充当可能財源等(B)については、基金積立により、充当可能基金が対前年4,937百万円の増となり、将来負担額を上回る状態が維持されている。今後とも、起債においては必要性を見極めつつ発行することとし、引き続き健全な財政運営に努めていく。
基金残高に係る経年分析(2022年度)
基金全体
(増減理由)・特別区民税の増や歳出不用額等を積み立てた結果、財政調整基金に23.3億円を積立てた。また、新庁舎整備に向け、庁舎整備基金を設置し30億円を積立てた結果、基金全体で45.2億円の増となった。(今後の方針)・老朽化した公共施設の更新経費や新庁舎整備、学校改築計画に基づき、計画的に施設整備基金等への積立てを行っていく。・今後の景気変動による特別区民税、財政調整交付金の動向、ふるさと納税による減収の影響を考慮しつつ、将来の行政需要に対応できるよう計画的に積立てを行っていく。
財政調整基金
(増減理由)・特別区民税の増や歳出不用額等を積み立てた結果、財政調整基金に23.3億円を積立てた。(今後の方針)・今後の将来的な景気変動や経済状況の変化に機敏に対応できるよう計画的な積立てを行っていく。
減債基金
(増減理由)・運用益0.1億円の積み立て、償還のため3.3億円を取り崩した結果、3.2億円の減。(今後の方針)・減税補填債の償還は令和8年度で完了する予定。当面、運用益のみの積立てを行っていく。
その他特定目的基金
(基金の使途)・公共施設整備基金:区立施設の整備に要する経費・義務教育施設整備基金:義務教育施設整備の整備に要する経費・庁舎整備基金:庁舎の整備資金に要する経費・地球環境基金:環境保全、リサイクル活動の推進、みどりの保全等に要する経費・災害復旧基金:災害発生時における救助、災害の復旧・復興に要する経費(増減理由)・公共施設整備基金:総合区民会館大規模改修や児童相談所新築に伴い、54億円取り崩した一方、特別区民税の増額分や歳出不用額等38億円を積立てたことにより、対前年16億円の減となった。・義務教育施設整備基金:学校施設改築等に伴い、5億円取り崩した一方、今後の改築等経費を計画的に15億円積み立てたことにより、対前年10億円の増となった。・庁舎整備基金:新庁舎整備に向け、30億円を積立てたことにより、対前年30億円の増となった。(今後の方針)・老朽化した公共施設の更新経費や新庁舎整備、学校改築計画に基づき、計画的に施設整備基金等への積立てを行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和4年度の情報は整備中
債務償還比率の分析欄
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和4年度の情報は整備中
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は、地方債現在高や退職手当等の将来負担見込額に対して、充当可能な財源が上回っているため、「-」(負の値)となっており、健全な財政を維持できている。実質公債費比率については、新たに学校施設整備費等として18.2億円の起債を発行したため地方債の年度末現在高は8.4億円の増となったが、4年度における標準財政規模が対前年1.7%増となったため、3ヶ年平均値となる本比率は対前年0.2ポイント減にとどまった。類似団体の平均値と比較すると1.1ポイント上回っているため、今後も引き続き地方債の計画的な償還を行い、健全な財政運営に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
施設情報の分析欄
令和4年度の情報は整備中
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
施設情報の分析欄
令和4年度の情報は整備中
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2022年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から18,744百万円の増加(+0.80%)、負債総額が100百万円の増加(+0.37%)となった。資産総額のうち、金額の変動が大きいものは事業用資産とインフラ資産であり、事業用資産は鮫浜小学校校舎改築、区立児童相談所の新築等による資産の取得額が、減価償却による資産の減少を上回ったこと等から10,588百万円増加し、インフラ資産は道路敷地の無償取得等により5,216百万円増加した。負債総額のうち、金額の変動が大きいものは地方債であり、地方債は学校改築および学校用地取得に係る特別区債の発行により、地方債(固定負債)が855百万円増加した。東京二十三区清掃一部事務組合、品川区土地開発公社等を加えた連結では、資産総額は前年度末から20,198百万円増加(+0.86%)し、負債総額も前年度末から281百万円増加(+0.88%)した。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は164,679百万円となり、前年度比2,185百万円の増加(+1.34%)となった。これは、子育て世帯サポート事業費、学校維持管理費等により、物件費等が昨年度より2,197百万円増加し、予防接種事業費(国庫支出金返還金)等によりその他業務費用が2,273百万円増加したためである。なお社会保障給付については子育て世帯への臨時特例給付事業費等の減により、4,215百万円減少している。昨年度比で減少しているものの、社会保障給付は今後も増加の傾向が続くとともに、施設の整備等に係る経費も増えることが見込まれるため、経常的な歳出の見直し等により、経費の抑制に努めていく。全体では、一般会計等に比べて、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が56,834百万円多くなり、純行政コストは59,119百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上しているため、純行政コストは91,757百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(169,747百万円)が純行政コスト(155,149百万円)を上回ったことから、本年度差額は14,598百万円(前年度比400百万円増)となり、純資産残高は18,644百万円となった。本年度は、特別区税の増加等よりも、子育て世帯臨時特別給付金補助金、住民税非課税世帯等臨時特別給付金補助金等の減により純行政コストが2,185百万減少したため前年度より本年度差額が減少している。全体では、国民健康保険事業会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて財源が59,668百万円多くなっている一方、一般会計等と比べて純行政コストが59,119百万円多くなっていることから、本年度差額は15,147百万円となり、純資産残高は19,211百万円の増加となった。連結では、東京都後期高齢者医療広域連合の税収等、国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が92,389百万円多くなっている一方、一般会計等と比べて純行政コストが91,757百万円多くなっていることから、本年度差額は15,230百万円となり、純資産残高は19,918百万円の増加となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は19,617百万円であったが、投資活動収支については、鮫浜小学校校舎改築、区立児童相談所の新築等を行ったことから、△20,881百万円となった。財務活動収支については、地方債等発行収入が地方債等償還支出を上回ったことから、837百万円の増となっており、本年度末資金残高は前年度から427百万円減少し、6,578百万円となった。しかし、地方債の償還は進んでおり、経常的な活動に係る経費は税収等の収入で賄えている状況である。全体では、国民健康保険事業会計、介護保険特別会計等で、一般会計等と比べて移転費用等の業務支出が増加しているが、国民健康保険料や介護保険料が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より572百万円多い20,189百万円となっている。連結では、東京都後期高齢者医療広域連合で、一般会計等と比べて移転費用等の業務支出が増加しているが、税収等、国県等補助金等が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より1,281百万円多い20,898百万円となっている。財務活動収支は、地方債等発行収入が地方債等償還支出を上回っており、一般会計等と比べて87百万円少なくなっている。
財務書類に関する情報②(2022年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額および歳入額対資産比率は、類似団体平均値を上回っている。これは、統一的な基準においては、昭和59年度以前に取得した道路敷地を備忘価格1円として評価することとされているが、本区は東京都の固定資産台帳整備基本手順および品川区基準に基づき算出した額により計上しているため、類似団体と比較し、道路敷地が高く評価されているためである。なお、住民一人当たり資産額については、前年度より増加しているが、行政財産の増加により資産が増加したことが要因である。歳入額対資産比率については、資産合計より歳入総額の伸び率が高かったため、昨年度に比べて減少している。有形固定資産減価償却率が類似団体平均値を下回っているのは、計画的に施設改修を行っているためである。今後も、既存施設の長寿命化や計画的な改修・改築に努めていく。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均を上回っている。これは、「1.資「産の状況」で分析したように会計基準の相違も一因である。将来世代負担比率が類似団体平均値に比べて低いのは、新たな地方債の抑制を行ってきたためで、今後も人口増加に伴う施設需要や老朽化対策などに対応しながら、将来世代の負担の減少に努めていく。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは、類似団体平均を下回っており、また、昨年度に比べても減少している。子育て世帯への臨時特別給付金事業費および臨時損失の減少等が主な要因である。昨年度比で社会保障給付は減少しているものの、社会保障給付などの移転費用は今後も増加する見込みであり、引き続き計画的な財政運営に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は、類似団体平均値に比べて大幅に下回っている。これは、地方債の新規発行の抑制に務めているからである。基礎的財政収支は、3,383百万円となっており、類似団体平均を下回っており、業務活動収支の減が主な要因となっている。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均値4.9%を上回っている。昨年度に引き続き、令和2年度までの特別定額給付金やコロナ対策関連の補助金等の移転費用の減により経常費用が減少したことで令和2年度比では減少しているが、土木費受託収入の減少等により経常収益が減少したことで昨年度に比べて負担比率は増加した。引き続き、費用と受益者負担のバランスを考慮し、適正化に努めていく。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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