東京都品川区の財政状況(2021年度)
東京都品川区の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2021年度)
財政比較分析表(2021年度)
財政力指数の分析欄
前年と比べプラス0.01ポイントの増となった。類似団体との比較では、0.01ポイント下回り、毎年度ほぼ平均値で推移している。引き続き、歳出の見直しと確実な歳入確保により、財政基盤の強化に努めていく。
経常収支比率の分析欄
人件費等が増加したものの、区民税および財調交付金の増により一般財源が8.2%の増となったことから、対前年3.0%の減となった。類似団体平均から4.0%下回り、健全財政が維持されている。今後も経常的な経費の見直しと縮減に努めていく。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たりの人件費・物件費は対前年14,278円増の161,146円となった。増要因としては、人件費は会計年度任用職員の増等で対前年0.9%の増、物件費は新型コロナウイルス感染症ワクチン接種経費等の増で対前年15.9%の増となった。
ラスパイレス指数の分析欄
職員の給与水準は23区の民間従業員の給与水準と均等させることを基本とし、特別区人事委員会の勧告に基づき決定している。対前年比同の99.4であった。引き続き適正な給与水準を維持していく。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口1,000人当たりの職員数は6.49人で対前年0.04人の増となった。引き続き職員配置の見直しを通じて、事務効率化などの内部努力を重ね、適切な定員管理に努めていく。
実質公債費比率の分析欄
過去の起債の償還が進んでいる一方、新規に教育債を発行した結果、年度末残高が対前年486,876千円増となり、-4.4%となった。類似団体と比較しても1.2%下回っており、今後も起債の必要性を精査するとともに、健全な財政運営に努めていく。
将来負担比率の分析欄
基金等の財源が将来負担を上回っている。引き続き財政の健全性を維持していく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)
人件費の分析欄
会計年度任用職員の増等により人件費は増となったが、特別区民税等の一般財源の増額により、経常収支比率は20.0%と対前年1.3%の減となった。今後も住民サービスの向上を図りつつ、民間活力の向上や先端技術の導入を推進し、職員定数の適正化に努めていく。
物件費の分析欄
物件費では24.1%、対前年0.3%の減となったが、類似団体との比較では2.7%も上回っている。今後は各事務や業務の見直しを図り、物件費の適正支出に努めていく。
扶助費の分析欄
区内私立保育園経費等の増により扶助費は増となったが、特別区民税等の一般財源の増額により、経常収支比率は16.2%と対前年0.5%の減となった。類似団体との比較では3.0%下回っているため、引き続き適正な財政運営に努めていく。
その他の分析欄
維持補修費として路面維持管理費の減、後期高齢者医療事業会計への操出金の減により対前年0.9%の減となった。類似団体との比較では、1.3%下回っており、引き続き健全な財政運営に努めていく。
補助費等の分析欄
区内私立保育園経費等の増により、補助費等は5.1%と対前年0.2%の増となった。類似団体との比較では0.8%高くなっているため、毎年度執行している補助金の内容と効果の見直しを図り、事業経費の適正化を徹底していく。
公債費の分析欄
経常収支比率は1.0%と対前年0.2%の減となった。類似団体との比較では1.4%下回っており、今後も、起債発行においては将来負担を考慮しつつ、財政の健全化に努めていく。
公債費以外の分析欄
公債費を除いた経費の経常収支比率は73.8%と対前年2.8%の減となった。主な減要因は特別区民税等一般財源の増である。類似団体との比較では、2.6%下回っている。今後は、経済情勢に注視しつつ、事務事業の見直しや効率化の一層の推進を図りながら、良好な財政状況の維持に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)
目的別歳出の分析欄
総務費は、66,930円となり、令和2年度に実施した特別定額給付金等の皆減により、対前年122,329円、64.6%の減となった。民生費は、226,273円となり、区内私立保育園経費等により、対前年14,097円、6.6%の増となった。衛生費は、48,646円となり、新型コロナウイルスワクチン接種等により、対前年12,884円、36.0%の増となった。商工費は、8,647円となり、中小企業事業資金融資あっせん等の減により、対前年1,811円、17.3%の減となった。土木費は、36,459円となり、武蔵小山駅周辺地区再開発事業等の減により、対前年10,977円、23.1%の減となった。教育費は、63,280円となり、学校改築推進経費等の減により、対前年11,266円、15.1%の減となった。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり461,877円で対前年118,588円、20.4%の減となった。主な減要因は、補助費等が34,262円で対前年132,154円減したためであり、令和2年度の実施した特別定額給付金およびしながわ活力応援給付金が皆減となったためである。また、扶助費では、131,100円と対前年21,858円の増であるが、類似団体との比較では、25,773円下回っている。
実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)
分析欄
特別区民税の増や予算執行段階での精査により財政調整基金は56.5億円を積立を行ったため対前年4.68%の増となった。実質収支額は前年度比3.00%の増となったが、23区平均は2.2%下回っている。実質単年度収支は単年度収支の増および財政調整基金の取り崩しを行わなかったため、対前年19.39%の増となった。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)
分析欄
一般会計、国民健康保険事業会計をはじめ全ての特別会計において実質収支は継続して黒字になっている。財政健全性は良好に維持されており、今後も適切な財政運営努めていく。
実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)
分析欄
元利償還金は過去に発行した起債の償還が進んだことにより、対前年58百万円の減となり、着実に減少している。実質公債費率の分子は対前年150百万円の増となったが、健全性は保たれている。
将来負担比率(分子)の構造(2021年度)
分析欄
将来負担額(A)のうち地方債の現在高は、教育債の発行により対前年487百万円の増となった。また、充当可能財源等(B)については、基金積立により、充当可能基金が対前年9,337百万円の増となり、将来負担額を上回る状態が維持されている。今後とも、起債においては必要性を見極めつつ発行することとし、引き続き健全な財政運営に努めていく。
基金残高に係る経年分析(2021年度)
基金全体
(増減理由)・特別区民税の増や予算執行段階での精査により積立財源を確保し、財政調整基金に56.5億円を積立てた。また、新庁舎整備に向け、庁舎整備基金を設置し30億円を積立てた結果、基金全体で92.7億円の増となった。(今後の方針)・老朽化した公共施設の更新経費や新庁舎整備、学校改築計画に基づき、計画的に施設整備基金等への積立てを行っていく。・今後の景気変動による特別区民税、財政調整交付金の動向、ふるさと納税による減収の影響を考慮しつつ、将来の行政需要に対応できるよう計画的に積立てを行っていく。
財政調整基金
(増減理由)特別区民税の増や予算執行段階での精査により積立財源を確保し、財政調整基金に56.5億円を積立てた。(今後の方針)・今後の将来的な景気変動や経済状況の変化に機敏に対応できるよう計画的な積立てを行っていく。
減債基金
(増減理由)・取り崩しをせず、運用益を0.1億円積立てたことによる増。(今後の方針)・減税補填債の償還は令和8年度で完了する予定。当面、運用益のみの積立てを行っていく。
その他特定目的基金
(基金の使途)・公共施設整備基金:区立施設の整備に要する経費・義務教育施設整備基金:義務教育施設整備の整備に要する経費・庁舎整備基金:庁舎の整備資金に要する経費・地球環境基金:環境保全、リサイクル活動の推進、みどりの保全等に要する経費・災害復旧基金:災害発生時における救助、災害の復旧・復興に要する経費(増減理由)・公共施設整備基金:総合区民会館大規模改修等に伴い、25億円取り崩した一方、特別区民税の増や予算執行段階での精査により積立財源を確保し、40億円を積立てたことにより、対前年15億円の増となった。・庁舎整備基金:新庁舎整備に向け、新たに基金を設置し30億円を積立てた。(今後の方針)・老朽化した公共施設の更新経費や新庁舎整備、学校改築計画に基づき、計画的に施設整備基金等への積立てを行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和3年度の情報は整備中
債務償還比率の分析欄
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和3年度の情報は整備中
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は、地方債現在高や退職手当等の将来負担見込額に対して、充当可能な財源が上回っているため、「-」(負の値)となっており、健全な財政を維持できている。実質公債費比率については、新たに学校施設整備費として15.4億円の起債を発行したため地方債の年度末現在高は4.9億円の増となったが、3年度における標準財政規模が対前年5.7%増となったため、3ヶ年平均値となる本比率は対前年0.1ポイント減にとどまった。類似団体の平均値と比較すると1.2ポイント上回っているため、今後も引き続き地方債の計画的な償還を行い、健全な財政運営に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)
施設情報の分析欄
令和3年度の情報は整備中
施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)
施設情報の分析欄
令和3年度の情報は整備中
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から18,000百万円の増加(0.78%)、負債総額が264百万円の増加(0.98%)となった。資産総額のうち、金額の変動が大きいものは事業用資産と現金預金および基金であり、事業用資産はエコルとごし建設、鮫浜小学校等校舎改築、延山小学校および源氏前小学校用地取得、公園用地取得等による資産の取得額が、減価償却による資産の減少を上回ったこと等から5,993百万円増加し、現金預金および基金は財政調整交付金や財政調整基金の増加により、現金が3,346百万円、基金(財政調整基金)も5,650百万円増加した。負債総額のうち、金額の変動が大きいものは地方債であり、地方債は学校改築および学校用地取得に係る特別区債の発行により、地方債(固定負債)が566百万円増加した。東京二十三区清掃一部事務組合、品川区土地開発公社等を加えた連結では、資産総額は前年度末から18,101百万円増加(0.77%)し、負債総額も前年度末から264百万円増加(0.83%)した。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は162,494百万円となり、前年度比40,526百万円の減少(-19.96%)となった。これは、令和2年度に実施した特別定額給付金やしながわ活力応援給付金が単年度事業だったことにより、補助金等が昨年度より55,735百万円減少したためである。なお、金額の変動が大きいものとして、物件費等は主に新型コロナワクチン予防接種事業費および学校ICT経費の増により9,366百万円増加しており、社会保障給付も5,072百万円増加している。社会保障給付は今後も増加が続くとともに、施設の整備等に係る経費も増えることが見込まれるため、経常的な歳出の見直し等により、経費の抑制に努めていく。全体では、一般会計等に比べて、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が56,834百万円多くなり、純行政コストは60,114百万円多くなっている。連結では、全体に比べて、補助金等の増加により、純行政コストは30,981百万円多くなっている
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(174,772百万円)が純行政コスト(157,334百万円)を上回ったことから、本年度差額は17,438百万円(前年度比17,038百万円増)となり、純資産残高は17,736百万円の増加となった。本年度は、国県等補助金の減により税収等財源は18,090百万円減少したものの、特別定額給付金やしながわ活力応援給付金等の減により純行政コストが35,128百万減少したことから、前年度より本年度差額が増加している。全体では、国民健康保険事業会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて財源が59,630百万円多くなっている一方、一般会計等と比べて純行政コストが60,114百万円多くなっていることから、本年度差額は16,954百万円となり、純資産残高は17,949百万円の増加となった。連結では、東京都後期高齢者医療広域連合の税収等、国県等補助金等が財源に含まれることから、全体と比べて財源が30,867百万円多くなっている一方、純行政コストが30,981百万円多くなっていることから、本年度差額は16,840百万円となり、純資産残高は17,837百万円の増加となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は25,850百万円であったが、投資活動収支については、エコルとごし建設、鮫浜小学校等校舎改築、延山小学校および源氏前小学校用地取得、公園用地取得等を行ったことから、△22,994百万円となった。財務活動収支については、地方債等発行収入が地方債等償還支出を上回ったことから、487百万円の増となっており、本年度末資金残高は前年度から3,343百万円増加し、7,005百万円となった。経常的な活動に係る支出は税収等の収入で賄えている状況である。全体では、国民健康保険事業会計、介護保険特別会計等で、一般会計等と比べて移転費用等の業務支出が増加しているが、国民健康保険料や介護保険料が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より202百万円多い26,052百万円となっている。連結では、東京都後期高齢者医療広域連合で、全体と比べて移転費用等の業務支出が増加しているが、税収等、国県等補助金等が業務収入に含まれることから、業務活動収支は全体より9百万円少ない26,043百万円となっている。財務活動収支は、地方債等発行収入が地方債等償還支出を上回ったことから、全体と比べて277百万円多くなっている。
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額および歳入額対資産比率は、類似団体平均値を上回っている。これは、統一的な基準においては、昭和59年度以前に取得した道路敷地を備忘価格1円として評価することとされているが、本区は東京都の固定資産台帳整備基本手順および品川区基準に基づき算出した額により計上しているため、類似団体と比較し、道路敷地が高く評価されているためである。なお、住民一人当たり資産額について、前年度より増加しているが、行政財産の増加により資産が増加したことや、人口が減少したことで一人当たりの金額が増加したことが要因となっている。また、歳入額対資産比率の増加している要因としては、歳入総額が減少したことが大きい。有形固定資産減価償却率が類似団体平均値を下回っているのは、計画的に施設改修を行っているためである。今後も,既存施設の長寿命化や計画的な改修・改築に努めていく。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均を上回っている。これは、「1.資「産の状況」で分析したように資産の評価方法が異なることも一因である。将来世代負担比率が類似団体平均値に比べて低いのは、新たな地方債の抑制を行ってきたためで、今後も人口増加に伴う施設需要や老朽化対策などに対応しながら、将来世代の負担の減少に努めていく。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは、類似団体平均を下回っており、また、昨年度に比べても減少している。これは特別定額給付金やコロナ対策関連の補助金等の減により純行政コストが減少したためである。しかし、社会保障給付などの移転費用は今後も増加する見込みであり、引き続き計画的な財政運営に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は、類似団体平均値に比べて大幅に下回っている。これは、地方債の新規発行の抑制に務めているからである。基礎的財政収支は、12,267百万円となっており、類似団体平均を上回っている。今年度黒字に転じたのは業務活動収支の増が大きかったことに加えて、社会資本整備に対する支出が前年より減少したことが要因となっている。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均値4.2%を上回っており、また、昨年度に比べても上昇している。本年度は特別定額給付金やコロナ対策関連の補助金等の移転費用の減により経常費用が減少したことに加えて、経常収益が増加したことによるものである。引き続き、費用と受益者負担のバランスを考慮し、適正化に努めていく。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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