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地方財政ダッシュボード

千葉県市川市の財政状況(2020年度)

千葉県市川市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

市川市病院事業リハビリテーション病院下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

本市においては、個人市民税をはじめとする市税収入が、歳入全体に占める割合として高く、近年は、市税収入の増に伴い、財政力指数は上昇傾向にあり、前年度比でも0.01ポイントの増となった。今後は、社会福祉費や生活保護費など社会保障関係経費の増大も想定されることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響を注視しつつ、引き続き財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

本市の経常収支比率は、前年度と比較すると0.8ポイント改善し、類似団体平均値を下回った。これは、歳入面では、市税収入において、給与所得者数の増加による個人市民税の増収などにより12億7,172万円の増加となったほか、地方消費税交付金において、令和元年10月の消費税率の引き上げにより18億5,092万円の増加となったことから、経常一般財源総額では、対前年度29億2611万円の増加となり、経常収支比率を3.2ポイント改善させる要因となった。一方で、歳出面では、人件費において、正規職員については減となったものの、非常勤職員が会計年度任用職員に移行したことで、人件費全体では22億5,356万円の増となるなど、経常経費充当一般財源では対前年度19億2,342万円の増加となり、経常収支比率を2.1ポイント上昇させる要因となった。今後は、高齢化の進展や待機児童対策等にかかる扶助費の増加傾向が続くと予想されることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による景気の低迷が見込まれる。これらの社会情勢による経常収支比率の悪化を食い止めるためにも、人件費削減や事務事業の見直しといった行財政改革を推進するとともに、市税収入をはじめとする自主財源の確保に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費において、非常勤職員の賃金(物件費)が会計年度任用職員制度に移行したことにより前年度を上回ったが、維持補修費においては前年度をわずかに下回り、物件費においては、放課後保育クラブのクラス数の増に伴う指定管理料の増加や学校給食調理業務の委託化を進めていることなどにより、一人当たりの合計額は7,558円の増加となった。今後は、人事給与制度改革の効果や定員管理の適正化等により人件費が減少する見込みであるが、物件費等の経費については今後も毎年度の労務単価の上昇が見込まれるため、委託内容の精査や民営化等を更に進め経費の削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

本市のラスパイレス指数が恒常的に高い要因が、独自の給料表や昇格制度など、本市特有の要因であったことから、平成26年度に国家公務員の俸給表を基本とした新給料表に移行し、併せて、昇給や昇格基準においても国の制度を基本とした制度に変更することを柱とした「人事給与制度改革」を実施した。この「人事給与制度改革」を実施したことにより、新給料表がこれまでの独自給料表と比較して「昇給間差が小さい」こと、「昇格に伴うメリット分が低額である」こと、「ほとんどの級で最高号級の設定が低い」ことなど、給料表の圧縮の効果等により、平成27年度からその効果が表れはじめており、ラスパイレス指数は適正化が図られている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本市では、平成26年度に策定した市川市定員管理方針に基づき、業務量に応じた職員数の管理を行っていることから、類似団体平均に近い適正な職員数を維持している。なお、年度によっては、本市の職員数が類似団体平均を上回るもしくは下回ることもあるが、これは、施設の民営化や業務のアウトソーシングを段階的に進めていることに起因する。今後もデジタルを活用した業務の効率化を進めるなど、引き続き適正な職員数の維持に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

元利償還金等について、債務負担行為に基づく支出額が増加したものの、市債の年次進行による減少等により市債の元利償還金が約4億8千万円減、都市計画税など特定財源の額も減となったことなどから、算入公債費等額が減となったことにより、単年度の実質公債費比率は0.3ポイント増加した。しかしながら、3ヵ年平均では類似団体を下回る1.7%と良好な水準を維持している。今後は公共施設の更新を控えているが、債務費用が過度に財政を圧迫することのない範囲で数値の保持を図っていく。

将来負担比率の分析欄

算定の分子において、債務負担行為に基づく支出予定額、退職手当負担見込額は減少したものの、庁舎整備事業などの市債の発行額が大きかったため、地方債現在高が増加したほか、公営企業債等繰入見込額が増加したことにより、将来負担額が48億9千万円の増となった。また、充当可能特定歳入が増となり、前年同様、将来負担比率は将来負担を充当可能財源で充当しきれる結果となり、引き続き良好な水準を維持している。今後も財政運営が圧迫されることのないよう、各種債務の的確な把握に努めるとともに、充当可能財源等の確保に努め将来負担額の抑制を図っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、類似団体平均に比べて高い水準となっているが、この主な要因は、本市の給料表や昇格基準において国と差異が生じていたことにある。そこで、平成26年度に「人事給与制度改革」を実施し、国の制度を基本とした給料表や昇格基準に改めたことにより、本市の給料の水準は年々減少してきており、今後もこの傾向は続くものと見込んでいる。一方で、令和2年度決算では1.5ポイント悪化しているが、これは非常勤職員の賃金(物件費)が会計年度任用職員制度に移行したことによるものである。

物件費の分析欄

物件費に係る比率は、近年の経常一般財源の増加により減少傾向にあるものの、20.1%と類似団体平均値に比べ、依然として高い水準となっている。これは放課後保育クラブのクラス数の増に伴う指定管理料の増や、学校給食調理業務の委託化を進めていること、GIGAスクール構想に伴い校内LANシステム装置やタブレットを整備したことなどによるものである。今後毎年度の労務単価の上昇が見込まれるため、一層の委託内容の精査や民営化等を進め、費用の削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、16.5%と類似団体平均値を上回る状況が続いている。これは主に、私立保育園等の新規開設による私立保育園等保育委託料の増及び、障がい者の自立支援給付サービスの利用者数の増等が要因となっている。私立保育園等の新規整備は、待機児童の解消により今後数年で落ち着くものと予測するものの、新型コロナによる経済状況の悪化や高齢化に伴う生活保護世帯の増加などによる扶助費の増加傾向は継続していくものと分析している。私立保育園等の整備については、需要を見極め供給過剰とならないよう努め、生活保護については、生活保護に至る前段階での相談支援のほか生活保護世帯への就労支援など自立を支援し、福祉の低下に繋がらないよう見極めつつも生活保護の適正実施を進め、過度に財政を圧迫することがないよう努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、10.3%と類似団体平均値に比べ低い水準となっている。これは、国保会計や介護保険会計等に対する繰出額が、給付費の適正化や地域的な特性等により類似団体に比べ低い水準となっていることが主な要因である。特別会計については、独立採算が原則であることから、今後も引き続き普通会計による負担額の適正化に努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、公立保育園の民営化に伴う保育園指定管理料の皆減により減となったものの、待機児童対策による私立保育園等の新規整備や保育士に対する処遇改善施策により、補助費等は増加傾向にあることから、扶助費と同様、供給過剰とならないよう適正支出に努めていく。

公債費の分析欄

前年度比較では、市債の年次進行等に伴う減により、公債費における経常経費充当一般財源は4億7千万円の減となり、分母の経常一般財源が増となったことから、前年度と比較して0.8ポイント減となっている。また、類似団体平均値との比較でも4.6ポイント下回っている。今後も緊急度、住民ニーズを判断した事業選択に留意し、債務費用が過度に財政を圧迫することのない範囲で数値の保持を図っていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は類似団体平均値に比べ、高い水準になっている。要因として、人件費、物件費、扶助費が高水準であることが挙げられる。人件費、物件費については、給料表の見直し等により、近年は減少傾向にあったが、会計年度任用職員制度の影響などにより増となったもの。また、扶助費については、高齢化に伴う生活保護世帯の増加などに加えて、新型コロナウイルスの影響による経済状況の悪化等により、今後も増加傾向が続くと予測される。以上のことからも引き続き、経常収支比率を改善し、健全な財政運営ができるよう、事業・施設の統廃合といった行財政改革をさらに推進するとともに、市税収入をはじめとする自主財源の確保に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度は元年度と比較し、歳出において、新型コロナウイルス感染症対策として、特別定額給付金や事業者緊急支援臨時給付金を支給したことにより補助費が大きく増となったが、歳入において、新型コロナウイルス感染症対策に応じた国庫支出金や県支出金が大きく増となったため、実質収支額は増となり、実質収支比率も1.2ポイント増となった。財政調整基金残高については、元年度決算剰余金の2分の1相当額を積み立てたことで約14億円の増となったが、新型コロナウイルス感染症対策として、減収対策緊急支援金の支給や感染対策を講じたことなどから、5億円を取り崩したことにより、標準財政規模比は25.98%となったもの。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和2年度については各会計とも黒字となったため、連結赤字比率の構成もすべて黒字となっている。今後とも各会計が健全な財政運営を図ることにより、赤字を生じさせないよう努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金等について、債務負担行為に基づく支出額が増加したものの、市債の年次進行による減少等により市債の元利償還金が約4億8千万円減、都市計画税など特定財源の額も減となったことなどから、算入公債費等額が減となったことにより、単年度の実質公債費比率は0.3ポイント増加した。しかしながら、3ヵ年平均では類似団体を下回る1.7%と良好な水準を維持している。今後は公共施設の更新を控えているが、債務費用が過度に財政を圧迫することのない範囲で数値の保持を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担額については、債務負担行為に基づく支出予定額、退職手当負担見込額は減少したものの、庁舎整備事業などの市債の発行額が大きかったため、地方債現在高が約40億9千万円増加したほか、公営企業債等繰入見込額が約19億7千万円増加したことにより、約48億9千万円の増となった。また、臨時財政対策債の償還進行などにより、基準財政需要額算入見込額が減となったものの、充当可能特定歳入が増となったため、約34億5千万円の増となった。以上により、将来負担比率は将来負担を充当可能財源で充当しきれる結果となり、引き続き良好な水準を維持している。今後も財政運営が圧迫されることのないよう、各種債務の的確な把握に努めるとともに、充当可能財源等のさらなる確保に努め実質的な将来負担額の抑制を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)・令和2年度末の基金残高は、普通会計で約354億円となっており、前年度から約8億円の増加となっている。・これは、財政調整基金で5億円、文化振興基金で4.5億円、庁舎整備基金で約2億円を取り崩した一方で、財政調整基金において元年度の決算剰余金を14億円、文化振興基金で5億円を積み立てたことなどが主な要因である。・この他の基金においては、例年同様、一部の基金を除いて運用益を積み立てているもの。(今後の方針)・財政調整基金については、新型コロナウイルス対応を含む災害対応経費の財源であることから、取崩しによる減が見込まれるが、決算剰余金の1/2以上の積立てを引き続き行うことにより、相応の残高維持を図っていくもの。・特定目的基金については、各基金の目的に沿って積立・取崩しをしていくことから、各施設の計画・整備進捗に応じて増減していくことが見込まれる。

財政調整基金

(増減理由)・令和2年度末の基金残高は、約238億円となっており、前年度から約9億円の増加となっている。・市税収入の増等の状況により、積立額が取崩額を上回ったため、決算剰余金の1/2以上及び運用益の積立により、約9億円の積立を行うことができたことが要因である。(今後の方針)・新型コロナウイルス対応のための事業遂行により取崩しが見込まれるが、相応の基金残高の維持に努める。

減債基金

(増減理由)(今後の方針)

その他特定目的基金

(基金の使途)・一般廃棄物処理施設建設等基金:一般廃棄物処理施設建設その他整備に要する資金を積み立てるための基金。・職員退職手当基金:市川市職員の退職手当の財源に充てるための基金。・文化振興基金:文化振興に資する事業の財源に充てるための基金。・福祉基金:高齢者、障がいのある者等の福祉の増進を図るための基金。・大畑忞教育基金:交通遺児その他就学困難な児童及び生徒に対する援助事業等を行うための基金。(増減理由)・文化振興基金:文化会館の大規模改修のため、5億円を積立、4.5億円の取崩しにより、5千万円の増となったもの。・福祉基金:指定寄附金等の積立を行ったことから、約8千万円の増となったもの。・大畑忞教育基金:小・中学校教材整備事業等にかかる取崩しを行ったことから、4千万円の減となったもの。(今後の方針)・施設整備に係る基金は、事業計画と財政状況の見合いで取崩し・積立を行っていくほか、その他の基金については、継続的な活用(積立のほか、運用益の事業費充当等)を行っていくもの。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体より高い水準にあるが、投資では、平成27年度に策定した市川市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策と再編によるスリム化を図っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均を大きく下回っており、主な要因としては、債務残高の増加を抑制してきたことに加え、収入面では、経常一般財源等が相対的に良好なものであったことによる。しかしながら、今後は大型の建設事業が控えており、将来負担額の増加は不可避であると見込まれ、また、歳入面においても経済状況の悪化から、不透明な状況が見込まれるため、引き続き同比率等を注視した財政運営に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債の新規発行抑制や繰上げ償還を実施してきた結果、将来負担比率は類似団体と比較して低い傾向にある。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体と比較してやや高く、上昇傾向にある。主な要因としては、昭和40年代~50年代に建設された市営住宅の有形固定資産減価償却率が80%以上であること、昭和50年代~60年代に建設された市立保育園の有形固定資産減価償却率が70%以上であることなどが挙げられる。平成27年度に策定した市川市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策と再編によるスリム化を図っていくこととしており、今後の改善が見込まれます。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本市は将来負担額に対し、充当可能財源等が上回っており、将来負担比率が算定されていない。実質公債費比率は、新庁舎建設の実施により増加傾向にあるものの、良好な水準で推移しており、今後は、クリーンセンターの建替をはじめとした老朽化した公共施設の改修や更新が見込まれるため、債務償還費用が過度に財政を圧迫することのないよう、計画的な財政運営を行っていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

千葉県市川市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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