末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は100%を超え黒字であり、欠損金は発生していない。流動比率は100%を超え1年以内の支払能力はあるが、料金回収率は74%と低く、給水収益だけでは財源を賄い切れず一般会計からの補助金で事業費を確保している。企業債残高対給水収益比率は、平成30年度より計画的に資本的な施設投資を行っており、年々企業債の残高と比率が増加している。1㎥当たりの費用である給水原価が315円で、実際の1㎥当たりの水道料金よりも高い水準で推移し費用の効率性が悪い。施設利用率は78%を超え施設稼働はほぼ安定しており、有収率は91%を超え施設を効率的に利用しているが、料金回収率が低く給水収益は伸びていない。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について施設全体の減価償却率が61%となっており、年々、耐用年数に近づく中、管路経年では一部の管路が耐用年数に達したものもある。管路更新は、令和6年度以降浜中町水道ビジョンに基づいた計画的な更新事業等を実施している。 |
全体総括給水人口の継続的な減少に伴い給水収益も減少していくことが推測される中で施設の更新時期を迎えることになり、多額の資金が必要になる。施設投資の主な財源は企業債になるが、その企業債の償還財源は水道料金を原資とするため料金回収率を高める。また経費削減に努め費用の効率性を改善する。事業計画の策定と併せて令和6年度に料金改定を実施しており収支の改善に努めている。今後も令和11年度の料金改定を視野に入れつつ安定した事業運営に取り組んでいく。 |
出典:
経営比較分析表
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