経営の健全性・効率性について
・収益的収支比率は約50%で推移してきており、使用料以外の収入に依存している状況にる。・起業債残高対事業規模比率は、現在も下水道整備を行っており毎年の整備に投資しているため急激には減りにくい状況である。・経費回収率は約60%であり類似団体と比較する低い割合である。これは使用料単価が類似団体より低いことが要因として考えられる。・水洗化率は徐々に上がっている。
老朽化の状況について
昭和61年に供用開始し、近年では管渠のカメラ調査を行っているが老朽箇所は発見されていない。
全体総括
・下水道使用料の増収により収益的収支比率、経費回収率を向上させることが課題である。・引き続き施設整備と併せて下水道への接続推進を図り水洗化率を上げ経営健全化を図って行く必要がある。・長期的なシミュレーションを策定し適正な料金に改定する必要がある。